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はじめまして。私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

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息子の誕生・少し焦った

 

 

  息子が生まれてからの物語23話目

 

 

 

「しばらく様子を見ます」

 

と先生は言った。

 

 

「しばらくって、

 どれくらいですか?」

 

 

「1か月ぐらい

 見ていてください」

 

 

 

息子は入院してから

気管挿管をし、

口をふさがれ

腕も動かせないように

体を固定されていた。

 

 

 

やっと解放されると思っていたのに、

さらにこの状態が1か月続く。

 

 

谷底に突き落とされたように

気持ちが沈んだ。

 

 

息子の体は大丈夫だろうか?

 

 

 

息子の体には

口から肺まで管が入っていて、

放っておくと

その細い管に痰がつまると

呼吸ができなくなってしまう。

 

そこで、

吸引器を使って痰の吸引をする。

 

 

吸引は看護師さんがしてくれるので、

息子の呼吸音を聞きながら、

 

痰が詰まってきているな

 

と思ったらブザーを押し、

看護師さんを呼び出す。

 

 

点滴やミルクを注入しているので、

液やミルクがなくなったり、

異常がないかも見ている。

 

 

続く。

 

 

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