生まれて42日目で退院した息子と過ごして

前回の続き。

田中伸一『赤ちゃんがダウン症と告げられた妻』

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はじめまして。私の人生を導いてくれた天使のような息子

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息子の誕生・少し焦った

  息子が生まれてからの物語12話目

８月に入ると

息子の病状も落ち着き、

血液の状態も安心できるレベルになった。

ダウン症の正式な診断を告げられて2週間後。

8月9日、

生まれて42日目にして

ついに退院。

息子は初めての自宅へ。

ここから

家族4人の暮らしが始まる。

子どもは2人目なので、

お風呂やオムツも慣れたもんだ。

息子にはお姉ちゃんがいる。

2歳になる娘も

生まれたばかりの赤ちゃんがかわいくて

いつもそばにいる

やさしいお姉ちゃんだ。

赤ちゃんの息子と２歳の娘

妻は息子と暮らし始めて

精神的にも落ち着きいてきた。

ダウン症といっても、

私たちの子としては

何も変わらない。

実際、まだ、生まれて１か月半では、

見た目も普通の子と変わらない。

むしろ、

これまで一緒にいられなかった分だけ

かわいさが増しているような気がした。

ダウン症で息子の将来が

どうなっていくかはわからないが、

今、一緒に過ごせるこの時間を

大切にしようと思った。

続く。

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