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はじめまして。私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

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息子の誕生・少し焦った

 

  息子が生まれてからの物語6話目

 

 

ダウン症といっても個人差があり、

障がいの程度が軽く、

大学まで行く人もいる。

 

 

仕事もして結婚もして

普通の人とほとんど

変わらないくらいの人もいる。

 

 

仮に

この子がダウン症であっても、

きっと障がいの程度は軽く、

 

普通と変わらないだろう。

 

 

そんなに悲観することは

ないかもしれない。

 

 

何の根拠もないが、

そう思うようにした。

 

 

でも、

 

 

「染色体が一本多い」

 

 

と言われると

治療なんてできるわけがない。

 

 

身体中のすべての細胞から

染色体を減らすなんて

不可能だ。

 

 

将来的に医療が進歩しても

全身の染色体を

普通に戻すことが

無理なことは私にもわかる。

 

 

 

息子の将来に希望が持てない

 

と思うと

これまでの人生では

感じたことのない

 

ゾーッとする

 

恐ろしさを感じた。

 

 

その恐ろしさを

感じないために

 

 

この子が

ダウン症であったとしても

障がいの程度は軽いはずだ。

 

 

私には

そう信じるしかなかった。

 

 

続く。

 

 

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