今日は、定例の医局会が開催されました。
勉強会は、田中大先生が担当して下さいました。
「産後ケア、これからどうなる?~湘南バースケアの経験から~」
というタイトルで講演を賜りました。
なるほど。
産後ケアって「3丁目の夕日」みたいな世界の再現なんですね。
「日本カワウソ状態」って、なんて、エッジの効いたユーモアセンス。
会場は大爆笑でした。
講演では、メディカルパーク湘南が独自に調査したアンケート調査の結果も報告されました。
これは結構衝撃でした。
全部、アンケート回答の原文ママだそうです。
患者さんの悲痛な声が聞こえてくるように思います。
「自治体ごとの格差」ってこんなに酷いんですね。
田中大先生は、「境川の西岸と東岸で、運命がこんなに分かれてしまうなんて、こんなバカバカしいことありますか?」って言ってましたが、私も本当にそう思いました。
最後に、田中大先生は、「産後ケアセンターは『誰でも、気軽に、好きなだけ』、使えなければ意味が無い」と力説していました。それこそが、少子化対策になるのだと。
そして、最後に告知がありました。
2024年3月に、「かながわ産後ケア研究会」という研究会が発足したそうです。
この研究会の事務局の1つがメディカルパーク湘南内に置かれるそうです。
責任重大だ~!
とても勉強になりました。
ここでは出せませんが、産後ケアセンターの経営状況まで報告してくれてました。正直、「ここ、大丈夫か?」って心配になってしまいましたが、田中大先生の事ですから、乾坤一擲の大逆転の秘策を考えているに違いありません。
それで思い付いた事があるのですが。
多分、田中大先生の頭の中では、田口トモロヲの声がエコーしてるんじゃないかしら?
「田中は命じた。『横浜市民も藤沢市民と同等に安くしろ!』と」
「現場が悲鳴を上げた。『院長、このままでは倒産してgします!』と」
「田中は怒鳴った。『そんなの知るか!』と」
もうすぐ、NHKから取材の依頼が来るはずです。