金融関係の方々と会食がありました。
夏らしい和のお料理を楽しみました。
デザートも、涼しげ。
食事をしながら、日本経済の見通し、少子化の行きつく先、企業のM&A問題など、大変有意義な議論が出来ました。
デザートが出て、もうそろそろお開き、というところで、「ところで、理事長先生は、『虎に翼』が大好きだと伺ってのですが。」と。
さすが、昭和の営業マン。
事前のクライアントの情報収集を怠らない。
「ああ、そうです。私の事、そこまで良く調べてるね。」
「はい、毎日ブログでチェックしてますから。」
「ははは、あんなもの見てるんですか?それはそれは光栄です。」
「あのドラマの中に、家庭裁判所を設立する多岐川判事って出て来るじゃないですか?」
「ああ、滝藤賢一がやってる役ね。ちょび髭の破天荒な人ね。なんか、あれもモデルになった実在の人がいるんでしょ?確か、宇田川さんとか言ったっけな?「日本の家庭裁判所の父」とか呼ばれている人でしょう?しかし、ちゃんとモデルがいるのが凄いよね。」
↑
左が滝藤賢一演じる多岐川幸四郎。
右が日本の家庭裁判所の父と言われる宇田川潤四郎。
「はい。実は、その宇田川潤四郎の孫が、うちの社員でして。我々と、入社年が近いこともので、良く話したりするんです。」
オッたまげた!
これは驚きました。
何故、それを早く言わん!
日本経済よりも、少子化よりも、そっちの方がずっと大事でしょうが!
いきなり、テレビの中の昭和20年代の架空の世界が、令和6年の現実の世界と繋がってしまった。
なんか怖いくらいの偶然に興奮してしまいました。
誰がの礎で、今の世界が成り立っている。
新しいものを作り上げる為に、既存のものを壊さなければならない。
そして産まれた新しい価値観が、脈々と引き継がれて、今では、普通の価値観になっている。
でも、いずれ、それも新しい何かに取って代わられるのかも知れないけども。
でも、どんなに価値観が変わっても、美味いもんは美味い。
ごちそうさまでした。