UTMF2023@FUJI☆レポ② | 思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

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トレランとランニングの特に代わり映えしないお話。本当は市民ランナーのグランドスラムをいつかは達成したいと考えているが、遠く及ばない今の現実。しかし一つでもクリア出来たら最高!

レースから1週間、疲労も抜けて体調もすこぶる良好。

しかし、右足のアキレス腱?の痛みが、全然収まりません。

裸足の状態では全く痛みが出ないのですが、シューズを履くと痛みが出る。もう少し詳しく説明しますと、ヒールカップが当たる部分、外側のくるぶしとアキレス腱の間にある窪みを触ると激痛・・・。

これ、アキレス腱炎?
なったことないけど調べるとロクなこと書いてないガーン

来月、奥久慈大丈夫かな・・・
半端ない度が更に増したという話だけど。




レースのリザルトが出ましたね❗
完走率
FUJI70.67%
KAI76.52%
感覚的にFUJIはもう少し高くなると思いましたが、初日の暑さが影響したかな?
出走は2387名(過去最大)でした~

リザルトが出てすぐ、ラン友さんが僕の成績表を光の速さでPDFにして送ってくれました❗


可視化された数字、これを見ればどこでサボったか一目瞭然ww

次回のレースに大いに役立ちますね、ありがとうございますチュー








レポの続きです。

戦いの火蓋は切って落とされました。

スタートして計測マットの通過に5分ほどかかったようです、序盤はマイペースで走りたかったので、ゆっくりと自分の体調などを確認しながらスタートした。

こどもの国、園内を抜けて林道へ。

この林道は全体的に下り基調で走りやすく、スタート直後のハイテンションでついついオーバーペースになりがち。

悪天候の日などは巨大な水たまりなどができて、プチ渋滞が出来たりするが、今年は大丈夫。

大体キロ5:30~6分くらいのラップを刻んでいく事を心がけた。

いっぽくん夫妻
🌳🌳🌳さん。
HALT、加波、いばらき連合
笑顔しかない。

これからはじまる未知なる旅に期待が高まる。

長い長い林道、それなりにアップダウンもあるのでその時は無理にペースにこだわるのではなく、楽に走れる速さでよい。(登りも下りも)

なるべく身体に負荷をかけないように淡々と走る。

15キロ付近から、送電線区間。
コースの状況は一変し、シングルトラックとなり、枯沢や小さな谷を越えるアップダウンが続く。

僕のいたポジションは、第1ウェーブの真ん中よりやや後方辺りだったと思うんだけど、ランナーの列が途切れる事はほとんどなかったが、渋滞などはありませんでした。

前がちょっと詰まったりする時は呼吸を整え、歩きながら体力を温存して、ひたすら前のランナーに付いていくだけ、焦ることはない。

時折、後ろからガンガン来る選手もいたが、ここで前を急いでもたかがしれているし、パスもしづらいので余計な体力を使うだけだ。

2018TORで知り合ったマツノさん
富士宮エイド 23.8km
IN 2:28:16
今回の富士宮エイドは以前の場所から2.5キロほど先になりました、開けていて良い場所。

ちょうどキロ6ペース、20キロ以上ずっと走って来たので多少疲れましが、レースの入りとしては上々。

ここでは天子に備えてバナナ、コーラでしっかり補給、塩ダブを幾つかもらう。

スタート時、水は1リットル携行でしたが、今日の天子では絶対足らないと考えて、空のフラスコを追加持参していた。

そこにはメダリストを入れてもらい、水分は合計1350mlで天子越えに向かいます。
結果これはファインプレー、1Lではヤバかった。

5分ほどでエイドアウト。

途中、民家の前で私設エイド。

ファンタオレンジいただく、ありがたや~照れ

いつもの場所でガンバフンバくん。
♪ガンバフンバ~♪

日もかなり傾いてきて、いよいよ天子にアタック。

前回短縮のロードコース分岐から本格的な登りがはじまる、距離にして約4キロ、D+800

登りはじめてすぐ、少し身体が重いと感じる。

昨日の登山の影響が少しあるようだ。

それでも周りのペースに比べて極端に遅い訳ではないので、むしろ「プッシュする事ない、ゆっくりで良いので落ち着いて登っていこう」という気持ちになり淡々と上を目指した。

天子までの道のりは序盤の傾斜は緩やかだが、山頂が近くになるにつれて急登となる。

僕も次第に息があがってきて、途中で止まって休むランナーも目立ってきた。

何とか停滞することなく天子ヶ岳を通過。

ここからは大小のアップダウンを繰り返しながら天子ヶ岳→長者ヶ岳→天狗岳→熊森山へと縦走路が続く。

少し左内股に違和感がある、無理をすると攣りそうな感覚だ。

芍薬甘草湯を飲み、安全なペースで進む、躓いたりして余計な所に力が入ったら一発で攣ってしまうだろう。

とにかくトラブルは極力避けて天子山地をパスしたい。
どこからともなく、リコーダーの音色~♪

もしや、これは。

ヘッデンの光の向こうに浮かび上がったのは。

パンちゃん🐼だ~(僕が勝手にそう呼んでいる)

やっぱり今年もいたよ~いつも応援ありがとうございます。

毎度、結構山深いところにいるんだよね、暗闇に🐼・・・シュールです。

縦走路のアップダウンはなかなか急峻だけれども、長くはないので、ひとつひとつ確実にクリアしていけばいい、足場の悪い下りは焦ってはいけない、後ろから速いランナーが来たら、「どうぞお先に」くらいの気持ちでちょうどいい。

焦ると、ろくな事がない、ケガのもと。

熊森山直下の登りは中々大変だけれども、これをクリアすれば天子の登りは終了、あとは下るだけ。

🐻熊森山🐻
熊森山からの下りは荒天だと、ズルズル滑り台だが、今年のコンディションはとても良かった。

ただ油断は大敵、躓いてバランスを崩したり、後傾になりすぎると、あっという間に足元を掬われ転げ落ちる。

テケテケと下り、中腹まで来るとロードに出る。

ホッとひと安心だが、エイドまではここからも長い、約10キロ。

ロードに出てほどなくして、道路右側の法面から流水がこぼれ落ちています。

水は足りてますが、ちょっと立ち寄り顔を洗う。

冷たくて気持ちイイ♥️
気分転換、リフレッシュになりました。

里に降りて、しばらく林道とロード、地味にアップダウン。

コース変更となった枯沢を渡渉し、先へ進む。

あと3、4キロかなぁ、何て思っていたら、照明の大きな光が見えた。

まさかと思ったが、麓エイドの光でした。

少々距離を勘違いしていて、まだまだ先だと思っていたエイドが、もうすぐそこでした。

これはラッキー。

F2麓 51.0km 
IN 7:19:05(21時49分)
焼きそば、チョコぱん、コーラ、バナナもらって、エネルギーチャージ。
お菓子とドーナツはザックのポッケへ、粉飴のジェルももらいました。
ひとまず順調、足攣りの兆候もなくなった。

予定では7:23でエイド出発だが、15分ほど遅れそうだ。

まあいい、予定はあくまでもベストの状態でのタイムだから、ここは少しゆっくりしよう。

しっかりと食べ、トイレに寄って、冷える前に出発します。

エイド滞在時間17分

7:36:29
F2麓 OUT

レポ③に続く。