ようやく走れるようになって
少しトレイルに入ってみました
まだ多少痛みがありますが、瞬間的には80%くらいの力は出せる感じです、ただ長時間はまだまだ無理ですね
月末の奥久慈が迫ってきましたが焦らないで調整していきます
さて、レースレポートもようやくゴールが見えてきました
では、いってみましょう
U9富士吉田 142.4km
in
24時間02分55秒
到着してすぐにおもてなし食である吉田うどんに向かう
とてもお腹がすいていたのだ!
冗談で
"大盛お願いしますぅ~"
と言うと、麺を2玉入れてくれた
うどん、汁物最高~
バナナ、その他もいただき完食、最後のラスボス霜山に向けてしっかりエネルギー補給
僕はUTMFに参加された方のブログなどを色々と読みましたが、この吉田うどんをぶちまけたりこぼしたりという事案が結構あったようです
僕のお隣さんも派手にこぼしていました・・・
みな疲れています
もう、あとひとつ山を越えればゴールだという気持ちで少し安心してしまったのか、エイドには随分長く滞在してしまった
結局ここでの長めの休憩が目標達成に後々大きく響きます
夕方だが強めの日差しが残る
U9 富士吉田 142.4km
out
24時間26分51秒
滞在時間23分56秒
エイドを出発して市街地をゆく
ペースは遅いが、まだまだ走れている
エイドで先を越されたランナーをかわしながら進む
途中、誘導している方に139番だよと言われてビックリ
そんなに前の方にいるとは思わなかった
住宅街を抜けていよいよトレイルの入り口、そこにはストラバののぼりが立っていた
"UTMF2022 THE LUST CLIMB"
最後のひとやま誰が1番速く登れるかというイベントだ
コーススペックは
距離3.57km
D+622m
結構きついぞ、これ
この区間は最後まで自分がどこまで頑張れるのかと思い、気持ちのギアを上げてのぞんだ
山頂を目指し、黙々と登る
再び玉のような汗が吹き出すが、まだ登りの脚は残っている
キツいけどなんだか嬉しい
所々見覚えがあり、2014年の記憶が蘇ってきた
あの時は下りでかなり後ろの方だったが、みんな速くてレベル高いなぁと思いながら走った事を思い出す
だいぶ上の方まで来た時、応援の方がいて声をかけられた
ブログでご縁のあったくじらさんでした
またまたはじめましての出会いに嬉しくなる
今回のUTMFは、はじめましての方と本当にたくさん会うことができた
山頂まであと300mちょいと教えてもらい先に進みます
その時、僕は勘違いしていて
あと300mアップだと思っていたけど、実際は山頂までの距離が300mと少し
そんな事で
あれ、もう山頂についた?
みたいな感じで山頂に到着した
さて、タイムはどうだったかと言いますと
1時間01分43秒でした
トップ9はこちらの方々
ランキングはUTMF、KAIのランナーも一緒です
KAI優勝のCrazy Karo こと甲斐君がトップ
UTMF優勝の西村さんの3位はスゴすぎ
9位のずーみん流石です
いよいよゴールに向けて霜山を降ります
しかし、ここからの下りに大苦戦します
レース序盤から
本当に下りが上手く走れず、ここでも同じようにヨチヨチ下るのが精一杯
案の定、後続のランナーにパスされていきますが仕方ありません
一旦ロードに降りる階段の手前で後ろから、ただならぬ気配を感じて振り返ると
猛烈なスピードで迫って来るランナーがいます
KAI69のトップに追い付かれたのです
ランナーは
そう、甲斐君でした
脇に寄った僕の前を彼は疾風のごとく過ぎ去り、あっという間に見えなくなってしまいました
はや~!
ロードを横切り再びトレイル
眼下にはもう街が間近に迫っていますが、中々下界に下ろしてくれません
最後のピーク天上山を超えてハンドライト点灯
そこからの下りが、これまた中々の斜度で下るのに往生します
ようやくトレイルを抜けて街中に降りてきた時には、目標としていた27時間を超えていた
ちょっと残念でしたが、ここまでのレース運びは自分なりにベストを尽くせたので十分満足でした
あとは2キロほどのロードを走りゴールに向かうだけ
そう思いながら走っていると
けっこうな速度差で後ろから来たランナーに抜かされた
ぐんぐん差が広がっていく
特に追いかけるという気持ちも湧かなかったが、何気にうしろを振り返ると
いくつものヘッドライトが近づいて来ていた
さすがにあれだけたくさんのランナーに抜かれたくないと思い、スピードアップして必死で逃げる
最後、陸橋に向かう登り坂がキツい
さっき抜かれたランナーと差は詰まったが追い付く事はできなかった
ようやくフィニッシュ会場に入りスピードを落とす、どうやら後続からは逃げ切ったようだ
短縮、打ち切りと続き、中々ちゃんと走り切れなかったUTMFのゴールまであとわずか
そう思うと喜びと同時にグッと来るものがあった
花道に入り、ゆっくりとゲートに向かい
長いようで、あっという間だった100マイル
楽しかったなぁ~
無事に完走出来たことに感謝の気持ちでいっぱいです
どんな大会でもランナーだけでは大会は成り立ちません
運営、そして多くのボランティアの皆さんの協力があってこその大会です
本当にお疲れ様でした
そしてありがとうございました
UTMFはやはり特別な雰囲気がありお祭りのような大会
これからも皆に愛され、目標となり、末長く続く大会であってほしいです
先日、記録証のダウンロードが開始になりました
総合140位
男子129位
実力以上の結果でした
UTMF2022☆レースレポ
完
これで全て終わりと思いきや、最後にもう一回まとめ、もう少し続く