「ペペ」というたこ焼き屋がかつてあった。
webで調べてもらってもわかるように、たこ焼き不毛地帯と呼ばれる広島市において、長年に渡り「美味い」たこ焼きを作るお店として有名なお店であった。
また、ペペには噂や突っ込みどころがたくさんあった。
?絶望的にお店が汚い
壁面は30年近い脂の層で真っ黒 床面も脂でズルズル
お店のカウンターには吹きこぼれた青のりとかつおの削り粉で山に成っていた
?営業時間が極端に短い
お昼は1時間 昼から夕方も、2時間やっているかいないか 店主になぜもっと働かないかと尋ねたら、「パチンコに行く時間がなくなる」とのこと。パチンコが押していたら夕方営業も短くなっていた。
?ご主人がオネエ系
これは常連の人がみんな言っていたのだが、近所では男色の気があるのではと噂になっていた。これまた一度ご主人に聞いてみたのだが、「そんなバカな」と強く否定されていた。お店の中にある油まみれの漫画本も昭和の男番長激画が多かったので、さすがにホ○ってことはないと思う。
以上、普通なら絶対に繁盛する理由のないたこ焼き屋なのだが、これがたこ焼きが超絶に美味く、玉が大きいことから、近隣住民はもちろん、遠方からもお客がやってくる名店だったのだ。外は薄皮、中身はトロットロ。
この技術レベルは大阪の人気店と比べても遜色のない逸品。
油地獄を見て見ぬふりできるほどに、ペペのたこ焼きは市内で群を抜いていた。
そんなペペちゃんたこ焼きを求めて、半年ぶりに旭町のペペまで自転車を走らせてみました。
最近はラーメンやお好み焼きばかり食べていたので、タコラーとしての勘が鈍らないようにと。
が!
閉店・・・・・・・・・・・

何があったんだ?ペペ・・・
もう広島市内で、ぺぺのような美味いたこ焼きを食べることは不可能なのか・・・・・
絶望に打ちひしがれていた矢先。
ひょいと首を振ると、一軒おいた隣に新しいたこ焼き屋がオープンしていました。
ええええええええええええええええ!?

お好み焼・鉄板焼 茶々
定休日 / 水曜日
住所 / 広島市南区旭3丁目2-3
こ、これは嬉しい半面。ある程度のものを出さないと、今は亡きぺぺちゃんとどうしても比べられてしまうゾ!!
田中もぺぺたこ焼きを食べられなかった反動で、ちょいと辛口コメントを残すつもりでその新規店に入ってみました。
お店に入ると、ちゃきちゃきした女将さんがせっせとたこ焼きを焼いております。
お客様は一人、その焼きあがりを待っていました。
「いやあ、一時はぺぺちゃんが無くなってどうしようかと思っていたんだが・・・・・」
運送業の制服に身を包んだおっちゃんが語っています。
「ここのたこ焼きは大阪でも通用するよ。おっかあの作るたこ焼きは最高に美味いもん」
お、お前は俺か?!
なにやら田中に非常に近い感性の持ち主が、いや、たこ焼きマニアが、ペペの消失を嘆き、このお店のたこ焼きをベタ褒めしています。
「ほいじゃ!また」
おっちゃんは3パック分を袋に入れて帰って行きました。
あれは ひとりで全部食べるな・・・・・
同じたこ焼きマニアとして、直感的にそう思えました。
カウンターで焼きあがりを待っていた田中は、女将さんの「何個?」の問いに、
「とりあえず6個、この場で」

このお店の技量がわからないままに、いきなり18個も24個も注文できません。
まずはノーマルで6個。この場で賞味し、美味しければ追加注文すればよいだけの話。
じっくりと、
女将の手際を見ながら観察してみました。
見たところ至って普通の焼き手順。
強いて違う個所と言えば、大粒のたこくらいか・・・
しかし、それも具材にこだわるお店ではよくあるパターン。その巨大具材をどう活かすか・・・そこからはお店側の微妙な焼き加減と仕上げ具合に左右されます。
他に変わった場所・・・
見回せば、店内には鉄板焼き用の鉄板とテーブル席。夜営業では鉄板焼きもやるみたいですな。
お店全体として・・・実に清潔な印象を受けます。
まだ新しいお店だからでしょうか?以前のぺぺちゃんがアレだったもので、余計に綺麗なお店に見えてきます。
だが、
ぺぺを越えることはできるのか?
ぺぺよりも味が下だったら元も子もない話
田中は再び、真に美味いたこ焼きを求めてさすらうだけ
それが広島に生きるタコラーの宿命
「へい、おまっとさん」
女将が皿の上にアツアツの6個を置き、田中に差し出してきました。
ほうほう、見た目は大玉
かなりのボリューム感
これはぺぺにも通じる良い具合の焼きあがり
だが、味のほうはどうか・・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
う、
うまい!!!!!!!!
何という完成度
これはペペに勝るとも劣らない、最高のたこ焼き黄金比率とも言うべき、外側は薄さ1mmのクレープ生地。中身はカスタードクリーム状のトロットロ天国。
皮自体に味が染みているのに対し、ややこげの香味を残して仕上げた名人技。
それだけでも美味しいのに、特筆すべきはたこ!
たこ焼きの心臓部分であるたこ
これはなんと美味しくて歯ごたえのあるたこなのか?!
噛めば噛むほどジューシーなたこ汁が湧き出し続け、弾力のある身がドロリッチな中身と撹拌され、その旨味たるや10分でも20分でも一つのたこを噛み続けられるくらいに。
おそるべし、極上のたこよ
これは、具材からしてちょっと違うぞ、既成店とは

あっと言う間に6個を平らげた田中は、
追加注文でもう12個 お土産用に2パックを注文
女将は一瞬「え?」という顔をしたが、田中がタコラーだという旨を説明したら、笑顔で快諾してくれた。
「女将さん、このお店のたこ、違いますね?」
「ふふ わかる?」
「歯ごたえというか、身の弾き具合というか・・・何か特別なたこを使っているのですか?」
「種類は一緒よ。他のお店のたこと。ただ違うのは、鮮度の問題。うちは刺身用の新鮮なたこを毎朝市場から仕入れているんよ。
他のお店は、ほとんど冷凍の解凍モノじゃないかね」
ははあ、それで合点。
たかだかたこ焼きと言うなかれ
このお店では、関西出身のおかみさん夫婦が理想のたこ焼きを作るために、元ダネの小麦粉からたこまでを吟味し、どの材料をどのタイミングで使えば良いかを徹底研究した、超こだわりのたこ焼きだったのです。
正直、日持ちしない刺身用の大ぶりなたこを仕入れることにはリスクも伴うでしょう。所詮何個売れても原価や人件費を考えると、本当はたこから削りたいものでしょうからね。
しかし、毎朝の魚市場通いも厭わず、本当に美味しいと思えるたこ焼きを、我々広島市民にお届けするという使命感のようなものだけで走り続けている「茶々」
なるほど・・・
先ほどまでのお客の言葉に偽りはないな・・・
田中もこのようなお店にならば、毎日でも通いたいくらい
しかし、もう一点気になることも
「ぺぺさんってご存知ですよね?」
ぺぺの話題を振ってみました。
「知ってますよ。近所では有名な美味しいお店でしたからね。閉店して半年くらいですね。
私たちも前々からたこ焼き屋をやろうとは思っていましたんで、今度は私たちが、ここで勝負させてもらっているんですよ。まだたこ焼きスタートして2か月くらいです」

「へい、ただいま」
このお店のご主人が帰って来ました。
田中はタコラーだと話すと笑顔になって、これまたディープなたこ焼き話に花が咲きました。
その時にご主人は、
「失敗作だから・・・」
と、
鉄板の片隅に放置されていた、焦げ目のついたたこ焼き20個を廃棄しようとしました。
「ちょ、ちょい待ち!まだ食べれそうじゃないですか」
「そうは言ってもお兄さん。これは少し硬く焼きすぎたんだ。これは売り物になんねえよ」
「捨てるくらいなら俺にください。失敗作ってのも興味があるから」
「そうかい?じゃああげるけどさ。変わった人だよアンタ」
自転車のかごいっぱいにたこ焼きを詰めて帰る田中。
合計30個近いたこ焼きを輸送する田中は、さぞかしほくほく喜色満面で、まさにたこ焼きのような顔だったことは想像に難くありません。
最近の田中の顔が丸顔なのも、田中自身がタコラーたるゆえんの職業病みたいなものですから仕方ないのです。
帰宅して、まず真っ先に冷えた失敗作なるものを食べてみました。売り物にならないという失敗作・・・・・・・
う、
うまい!!!!!!!!
これは、下手な広島のたこ焼き屋の9割9分9厘に勝る味。確かに外壁こそ厚手なれど、中身は相変わらずフワトロ。それを外の皮1枚が厚くなったからと言って、失敗作とは・・・・・恐るべし茶々。
また、新発見したのが「美味しいたこ焼きは時間が経っても美味しい」という事実。実際に次の日までたこ焼きを楽しみましたが、冷たかろうと硬かろうと、具材の新鮮たこの旨味は変わらずに、最後の最後まで楽しめました。
ぺぺがなくなって、広島県内のたこ焼きレベルの危惧が叫ばれていましたが、ここ「茶々」があれば、また安心してタコラーは広島でたこ焼きが食べられます。

みなさんも「茶々」に行かれた際は田中のように、
3個は何もつけずに食して、生地に沁み込んだダシ由来の風味を楽しみ。
続く3個はソースをほんのり塗り、外の塩味と中のクリーミーさを交互に噛みしめ。
さらに3個は青のりを降りかけて、磯の香味にスウィングするタコを堪能し。
残った6個は、本能の赴くまま、熱々のうちにかきこむと良いかと思われます。
しかし、それにしても・・・・・
ずいぶん広島県内のたこ焼き屋を食べ歩きましたが、共通しているキーワードがひとつ
美味しいたこ焼き屋の店主は、関西出身者ばかり
お好み焼・鉄板焼 茶々
定休日 / 水曜日
住所 / 広島市南区旭3丁目2-3
TEL・FAX /082-251-8583
(参考サイト)http://asahi-town.net/index1.html
webで調べてもらってもわかるように、たこ焼き不毛地帯と呼ばれる広島市において、長年に渡り「美味い」たこ焼きを作るお店として有名なお店であった。
また、ペペには噂や突っ込みどころがたくさんあった。
?絶望的にお店が汚い
壁面は30年近い脂の層で真っ黒 床面も脂でズルズル
お店のカウンターには吹きこぼれた青のりとかつおの削り粉で山に成っていた
?営業時間が極端に短い
お昼は1時間 昼から夕方も、2時間やっているかいないか 店主になぜもっと働かないかと尋ねたら、「パチンコに行く時間がなくなる」とのこと。パチンコが押していたら夕方営業も短くなっていた。
?ご主人がオネエ系
これは常連の人がみんな言っていたのだが、近所では男色の気があるのではと噂になっていた。これまた一度ご主人に聞いてみたのだが、「そんなバカな」と強く否定されていた。お店の中にある油まみれの漫画本も昭和の男番長激画が多かったので、さすがにホ○ってことはないと思う。
以上、普通なら絶対に繁盛する理由のないたこ焼き屋なのだが、これがたこ焼きが超絶に美味く、玉が大きいことから、近隣住民はもちろん、遠方からもお客がやってくる名店だったのだ。外は薄皮、中身はトロットロ。
この技術レベルは大阪の人気店と比べても遜色のない逸品。
油地獄を見て見ぬふりできるほどに、ペペのたこ焼きは市内で群を抜いていた。
そんなペペちゃんたこ焼きを求めて、半年ぶりに旭町のペペまで自転車を走らせてみました。
最近はラーメンやお好み焼きばかり食べていたので、タコラーとしての勘が鈍らないようにと。
が!
閉店・・・・・・・・・・・

何があったんだ?ペペ・・・
もう広島市内で、ぺぺのような美味いたこ焼きを食べることは不可能なのか・・・・・
絶望に打ちひしがれていた矢先。
ひょいと首を振ると、一軒おいた隣に新しいたこ焼き屋がオープンしていました。
ええええええええええええええええ!?

お好み焼・鉄板焼 茶々
定休日 / 水曜日
住所 / 広島市南区旭3丁目2-3
こ、これは嬉しい半面。ある程度のものを出さないと、今は亡きぺぺちゃんとどうしても比べられてしまうゾ!!
田中もぺぺたこ焼きを食べられなかった反動で、ちょいと辛口コメントを残すつもりでその新規店に入ってみました。
お店に入ると、ちゃきちゃきした女将さんがせっせとたこ焼きを焼いております。
お客様は一人、その焼きあがりを待っていました。
「いやあ、一時はぺぺちゃんが無くなってどうしようかと思っていたんだが・・・・・」
運送業の制服に身を包んだおっちゃんが語っています。
「ここのたこ焼きは大阪でも通用するよ。おっかあの作るたこ焼きは最高に美味いもん」
お、お前は俺か?!
なにやら田中に非常に近い感性の持ち主が、いや、たこ焼きマニアが、ペペの消失を嘆き、このお店のたこ焼きをベタ褒めしています。
「ほいじゃ!また」
おっちゃんは3パック分を袋に入れて帰って行きました。
あれは ひとりで全部食べるな・・・・・
同じたこ焼きマニアとして、直感的にそう思えました。
カウンターで焼きあがりを待っていた田中は、女将さんの「何個?」の問いに、
「とりあえず6個、この場で」

このお店の技量がわからないままに、いきなり18個も24個も注文できません。
まずはノーマルで6個。この場で賞味し、美味しければ追加注文すればよいだけの話。
じっくりと、
女将の手際を見ながら観察してみました。
見たところ至って普通の焼き手順。
強いて違う個所と言えば、大粒のたこくらいか・・・
しかし、それも具材にこだわるお店ではよくあるパターン。その巨大具材をどう活かすか・・・そこからはお店側の微妙な焼き加減と仕上げ具合に左右されます。
他に変わった場所・・・
見回せば、店内には鉄板焼き用の鉄板とテーブル席。夜営業では鉄板焼きもやるみたいですな。
お店全体として・・・実に清潔な印象を受けます。
まだ新しいお店だからでしょうか?以前のぺぺちゃんがアレだったもので、余計に綺麗なお店に見えてきます。
だが、
ぺぺを越えることはできるのか?
ぺぺよりも味が下だったら元も子もない話
田中は再び、真に美味いたこ焼きを求めてさすらうだけ
それが広島に生きるタコラーの宿命
「へい、おまっとさん」
女将が皿の上にアツアツの6個を置き、田中に差し出してきました。
ほうほう、見た目は大玉
かなりのボリューム感
これはぺぺにも通じる良い具合の焼きあがり
だが、味のほうはどうか・・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
う、
うまい!!!!!!!!
何という完成度
これはペペに勝るとも劣らない、最高のたこ焼き黄金比率とも言うべき、外側は薄さ1mmのクレープ生地。中身はカスタードクリーム状のトロットロ天国。
皮自体に味が染みているのに対し、ややこげの香味を残して仕上げた名人技。
それだけでも美味しいのに、特筆すべきはたこ!
たこ焼きの心臓部分であるたこ
これはなんと美味しくて歯ごたえのあるたこなのか?!
噛めば噛むほどジューシーなたこ汁が湧き出し続け、弾力のある身がドロリッチな中身と撹拌され、その旨味たるや10分でも20分でも一つのたこを噛み続けられるくらいに。
おそるべし、極上のたこよ
これは、具材からしてちょっと違うぞ、既成店とは

あっと言う間に6個を平らげた田中は、
追加注文でもう12個 お土産用に2パックを注文
女将は一瞬「え?」という顔をしたが、田中がタコラーだという旨を説明したら、笑顔で快諾してくれた。
「女将さん、このお店のたこ、違いますね?」
「ふふ わかる?」
「歯ごたえというか、身の弾き具合というか・・・何か特別なたこを使っているのですか?」
「種類は一緒よ。他のお店のたこと。ただ違うのは、鮮度の問題。うちは刺身用の新鮮なたこを毎朝市場から仕入れているんよ。
他のお店は、ほとんど冷凍の解凍モノじゃないかね」
ははあ、それで合点。
たかだかたこ焼きと言うなかれ
このお店では、関西出身のおかみさん夫婦が理想のたこ焼きを作るために、元ダネの小麦粉からたこまでを吟味し、どの材料をどのタイミングで使えば良いかを徹底研究した、超こだわりのたこ焼きだったのです。
正直、日持ちしない刺身用の大ぶりなたこを仕入れることにはリスクも伴うでしょう。所詮何個売れても原価や人件費を考えると、本当はたこから削りたいものでしょうからね。
しかし、毎朝の魚市場通いも厭わず、本当に美味しいと思えるたこ焼きを、我々広島市民にお届けするという使命感のようなものだけで走り続けている「茶々」
なるほど・・・
先ほどまでのお客の言葉に偽りはないな・・・
田中もこのようなお店にならば、毎日でも通いたいくらい
しかし、もう一点気になることも
「ぺぺさんってご存知ですよね?」
ぺぺの話題を振ってみました。
「知ってますよ。近所では有名な美味しいお店でしたからね。閉店して半年くらいですね。
私たちも前々からたこ焼き屋をやろうとは思っていましたんで、今度は私たちが、ここで勝負させてもらっているんですよ。まだたこ焼きスタートして2か月くらいです」

「へい、ただいま」
このお店のご主人が帰って来ました。
田中はタコラーだと話すと笑顔になって、これまたディープなたこ焼き話に花が咲きました。
その時にご主人は、
「失敗作だから・・・」
と、
鉄板の片隅に放置されていた、焦げ目のついたたこ焼き20個を廃棄しようとしました。
「ちょ、ちょい待ち!まだ食べれそうじゃないですか」
「そうは言ってもお兄さん。これは少し硬く焼きすぎたんだ。これは売り物になんねえよ」
「捨てるくらいなら俺にください。失敗作ってのも興味があるから」
「そうかい?じゃああげるけどさ。変わった人だよアンタ」
自転車のかごいっぱいにたこ焼きを詰めて帰る田中。
合計30個近いたこ焼きを輸送する田中は、さぞかしほくほく喜色満面で、まさにたこ焼きのような顔だったことは想像に難くありません。
最近の田中の顔が丸顔なのも、田中自身がタコラーたるゆえんの職業病みたいなものですから仕方ないのです。
帰宅して、まず真っ先に冷えた失敗作なるものを食べてみました。売り物にならないという失敗作・・・・・・・
う、
うまい!!!!!!!!
これは、下手な広島のたこ焼き屋の9割9分9厘に勝る味。確かに外壁こそ厚手なれど、中身は相変わらずフワトロ。それを外の皮1枚が厚くなったからと言って、失敗作とは・・・・・恐るべし茶々。
また、新発見したのが「美味しいたこ焼きは時間が経っても美味しい」という事実。実際に次の日までたこ焼きを楽しみましたが、冷たかろうと硬かろうと、具材の新鮮たこの旨味は変わらずに、最後の最後まで楽しめました。
ぺぺがなくなって、広島県内のたこ焼きレベルの危惧が叫ばれていましたが、ここ「茶々」があれば、また安心してタコラーは広島でたこ焼きが食べられます。

みなさんも「茶々」に行かれた際は田中のように、
3個は何もつけずに食して、生地に沁み込んだダシ由来の風味を楽しみ。
続く3個はソースをほんのり塗り、外の塩味と中のクリーミーさを交互に噛みしめ。
さらに3個は青のりを降りかけて、磯の香味にスウィングするタコを堪能し。
残った6個は、本能の赴くまま、熱々のうちにかきこむと良いかと思われます。
しかし、それにしても・・・・・
ずいぶん広島県内のたこ焼き屋を食べ歩きましたが、共通しているキーワードがひとつ
美味しいたこ焼き屋の店主は、関西出身者ばかり
お好み焼・鉄板焼 茶々
定休日 / 水曜日
住所 / 広島市南区旭3丁目2-3
TEL・FAX /082-251-8583
(参考サイト)http://asahi-town.net/index1.html