僕の人生の大恩人、栗林倫子さんを偲んで(前編) | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

よみがえりアクティベーターのしげ☆です。

 

 

平成も終わり、令和になりましたが

4/29からちょっとショックを受けてます。

 

何とも言えないブルーな気持ちです。

 

 

 

 

今年の春は、辛い別れが続きました。

 

 

3月は13年間、苦楽をともにし

僕の人生を支えてくれた愛犬サリーが旅立ち…

 

 

そして、

平成最後の日4月30日は

 

 

僕の人生における大恩人の一人、

山口市の栗林倫子さんのお葬式でした。

 

 

栗林さん、僕の本にも体験談が載っている方です。

(「あなたが生まれてきた本当の理由」P176  Y市のKBさん)

※在りし日の栗林さん、笑顔がとっても素敵な方でした。

 

栗林さんは永年、主婦業をしながら

健康食品の代理店として
会社を経営されてきた方でしたが

 

実は三年ほど前から持病の

解離性大動脈瘤がかなり肥大化していて

 

「いつ破裂するかわからない状態」

 

ドクターから”余命宣告”を受けていました。

 

 

手術しても成功する確率はごくわずか。

 

 

もし成功しても半身麻痺は避けられない…

ヘタをすると寝たきりの状態に…

 

だから実質的に手術はムリな状態でした。

 

 

 

栗林さんはその状態のことを皆さんに

正直にカミングアウトされていたので

 

いつかこの日がやってくることは

家族の方も僕たちも

みんなわかっていました…

 

 

でも、日頃から明るく

いつもハツラツと元気にされていたので

 

その症状とはうらはらに

栗林さんのことだからきっと大丈夫!

 

みんな、そう思っていました。

 

 

亡くなる10日前も、

仲間と一緒に我が家に遊びに来て下さり

 

いまリノベ中の空き家再生の話で盛り上がり、

「6月にはお披露目イベントをしようね」って
話をしたばかりでした。

 

 

でも、4/29のうららかな午後

突然、何の前触れもなく…

そのXデーはやってきました。

 

 

 

 

今になって思い返してみると

 

体重40キロ弱で細身で華奢な栗林さんの

大動脈は七〜八センチまで膨れていて

一触即発の状態だったはずです。

 

 

ドクターからは

もう手の施しようがない状態、と言われ

 

いつ、どんなタイミングで、

どんな風に”死”がやってくるのか…

 

 

御本人も、先生も、ご家族も

 

いつ、どこで、どうなるか?

 

だれも、全くわからない状態でした。

 

 

本当は元気に毎日過ごせていること自体、

普通の人では絶対にありえない奇跡…

 

だったのかもしれません。

 

でも僕はその”奇跡”に甘んじていました。

 

 

 

あー、こんなことなら、

 

もっと栗林さんといっぱい話ししておきたかった…

 

今更ながら、大後悔です。

 

本当は一瞬、一瞬が奇跡だったのに…




栗林さんとの出会いは、8年前…
確か2011年の初夏だったと思います。


僕が東京から山口県に出張して

こゝろの暦(当時は和観)をお伝えしてた時

宇部の鈴茂さんからのご紹介で

お目にかかりました。

 

 

当時、栗林さんは

すでに70代に突入されていましたが

とっても明るく、少女のようにチャーミングで

聡明で上品で、そしてユーモアのある方でした。

 

 

 

栗林さんは若いときから

宇宙の真理を極めるべく、

 

究極の悟りを目指して

 

たくさん本も読み

いろんな宗教に入信し、

様々なワークを学び

 

スピリチュアルな世界をディープに

探求されてきた方でした。

 

 

若い頃は、とある宗教の教えにより

薬は一切使わずに

お子さんたちの病気は全部

「手かざし」で直してきたほど…(笑)

 

とっても意志の強い、実践の人でした。

 

 

 

そんなスゴイ経験を持つ方でしたが…

 

 

栗林さんは初めて

こゝろの暦の話を聞いてくださった後、
 

目をキラキラさせながら

笑顔で僕の手を握りしめて

こう話をしてくれたのです。

 

 

「しげさん、私ね、正直いうともう

スピリチュアルな勉強はいいかな?って

思ってたんだけれど、なんかピンときたの。

で、しげさんの話を聞いてたら、

トキメキというか、心が

とってもワクワクするのよ〜♬

だからこゝろの暦教えて〜、私勉強したい〜♪

そしてみんなを元気にしてあげたい!」

 

そう、おっしゃってくださいました。

 

 

栗林さんは山口では

最高齢の受講生の方でしたが

 

その素直さ、持ち前の理解力の速さと

豊富な人生経験からの知識、洞察力、

 

そして優れたコミュニケーション能力で

 

あっという間にメキメキと頭角を表し

 

半年でこゝろの暦の個人セッションが

できるほど、プロ級の腕前になりました。
 

 

その後、栗林さんは仕事仲間を中心に

多くの方に無料で生まれてきた役割を

伝えてくださいました。

 

それからは山口の母(笑)として

栗林さんのセッションは大人気!

 

イベントではいつも長蛇の列ができるほどでした。

※この写真は町中の空き家を再生するイベントを山口県周南市で行った時のもの。

栗林さんのこゝろの暦鑑定コーナーはいつも大人気。人が元気になる姿を観るのが大好きな方でした。

 

その後、栗林さんのお話を聞いた方々が

たくさんこゝろの暦の講座に来てくださり

 

そこからご縁が拡がって

僕は山口に引っ越しすることになりました。

 

 

栗林さんはこゝろの暦をこの八年間

ずっと一緒に育てて下さいました。



栗林さんは残念ながら

もう令和の世にはいらっしゃいませんが

 

栗林さんのことは

どうしても全国の皆さんにお伝えしたいので

僕の本から、栗林さんの体験談を転載します。

 

 

前回お伝えしたご夫婦の方の体験談と同じく

人間関係が不思議にラクになった事例です。

 

 

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「あなたが生まれてきた本当の理由」〜自分の役割がわかると未来が変わる〜(評言社)※Amazonで買って下さいね
お急ぎの方は Kindleでも読めますよ。

 


以下、この本アップの第六章 P176からの抜粋ダウンです。



◎自分の役割を知り、相手の世界観を受けとめると人間関係が好転する


 

本章では自分の役割を知り、相手の世界観を受けとめることができると、不思議に人間関係が好転したという不思議な体験談をご紹介します。

まずはよくある嫁姑の関係を見てみましょう。

 

体験談①嫁と姑の関係〜家出した嫁と孫思いのおばあちゃん

 

※注)本にはお名前は載っていません。

Y市(山口市)に住む73歳の女性経営者KB(栗林)さんの体験です。

”こゝろの暦”歴3年の方です。
栗林さんはとても若々しくて上品な方で、食育やこころとからだの健康改善をテーマに、人のためにいろいろ尽くされている方です。


そんな元気な栗林さんですが、数年前に「解離性大動脈瘤」で緊急入院手術を受けました。 幸運にも血管破裂の場所が心臓近くではなっかたので、奇跡的に一命を取りとめ、退院しましたが、医者からはいつ再発するかわからないと診断されているのです。
(※注 後から詳しく聞いた話によると実際は手術はされなかったみたいです。栗林さんは手術や薬は使わないで自然治癒力で直したい人でした)

 

解離性大動脈瘤は、血管の内膜が突然裂ける病気なので、症状も外からはわからず、血圧を急に上げないようにしたり、日常の生活の中でもいろいろ運動制限があったりするので、 多くの方が引きこもりになったり、不安感や恐怖感からウツになる人もいます。
 

しかし、栗林さんはいつもはつらつと外に出て仕事したり、日舞の稽古をしたり、気圧が変わる飛行機に乗って海外旅行にも出かけています。 

この病気では絶対にあり得ないことをいっぱいやっていらっしゃいます。 

どうしてそんなことが可能なのでしょうか?


栗林さんの役割を生年月日からひも解くと、

 

「ね204  冬の種(表現)  冬の蜂(ベース)  宇宙の波9 脈動」 となっています。
 

 

「冬の蜂」は雪が降っている寒い冬でも花を見つけて蜜をとってくるようなミツバチです。 不可能を可能にする突破口を開く人ですから、たとえ厳しい環境でも楽しく前向きに、花から花へと受粉を繰り返すように人と人を引き合わせ、さまざまなご縁をつないで開花のお手伝いをする役割がベースにあります。

表現の「冬の種」 には目覚め・覚醒を促す役割があります。
私たちがこの世に生まれてきた意味を問い、人生のあり方を探り、一人ひとりが持って生まれた役割や機能が活かされて、開花するよう人々の目覚めをうながし、サポートする役割です。

波は「9の脈動」なのでこころがワクワクすることをやっていると、エネルギーがとっても加速する機能が備わっています。脈動のワクワク感は、たとえるならば修学旅行や初デートの前の日のウキウキ気分のこと。遊びだけでなく、仕事こそ心がワクワク、ウキウキ、ときめくことを選択し続けることがとっても大切です。


そんな栗林さんですから、こゝろの暦を使って、人々の目覚めをうながすために、一人ひとりに備わる役割を伝えることは、まさに水を得た魚のようなもの。みんなの喜ぶ顔を見ることで、こころがジーンと熱くなり、涙がでるくらい嬉しくなったそうです。
このツールにすっかりはまった栗林さんは、仕事での研修会の合宿のときに、みなさんの役割のアドバイスをしてみたところ、不思議に軽やかに元気になる方が続出して、みんながアドバイスを求めて、人気占い師のごとく長蛇の列になってしまったそうです。
本来の役割に合っていることは楽しくて、周りの人も幸せにすることができるのです。

 

さらにこんな不思議なこともありました。

 

 

 

 

こゝろの暦で小学5年生の男の子のお孫さんの役割をみてたら、彼の寂しさが垣間見えてきたそうです。彼は「秋の鷲」をもっていましたが、本来はとても問題解決能力が高く、行動も早く、カリスマ性もあるはずなのに、なぜか影が薄い感じがしたといいます。
彼の話をいろいろ聞いてみたら、ちょっと自信を喪失していたので、「秋の鷲」の役割の話をしたら、それからすごく元気になって、すっかりおばあちゃん子になってしまいました。


”こゝろの暦”は、人との距離を縮めるツールでもあるのです。

ところが、彼のお母さん(栗林さんの息子さんのお嫁さん)は教育の仕事をしているのに、自分の息子がおばあちゃんに懐くのがちょっとつらかったのか、やがて2人の関係は冷えていくことになります。
 

お嫁さんのエネルギーは、
「ね250 夏の犬(表現)  ・冬の星(ベース)」で「宇宙の波3磁力」でした。

 

冬の星はスターなので、脚光を浴びることで生き生きするので、ちょっと寂しかったのかなあ。また、夏の犬は家族愛の役割もあるので、子供との絆が薄れてしまったように感じられたことがいたたまれなかったのかなあ」と栗林さんは思いました。
栗林さんは、それから一ヶ月の間、抱き枕をお嫁さんと思いながら、毎晩抱きしめて、彼 女の本来のエネルギーがプラスに発動するようにお祈りをしていたそうです。


ところが、そんなある日のこと、突然、お嫁さんは家出をしてしまいました。
誰にも行き先もつげずにいなくなってしまい、大騒ぎになったのです。
 

「なんでよ?、あんなにお祈りをしていたのに...」と思って落ち込んでしまった次の日、突然、彼女から連絡があり、東北の被災地に1人で行っていたことが判明したのです。

彼女はなぜか衝動的に被災地に行きたくなり、そこで自分の世界観がグリンとひっくり返ってしまいました。彼女は宇宙の波が「3磁力」なので、本来はとても素直な機能をもっ ています。

「冬の星」の物心両面のバランスがベースになって、「夏の犬」の宇宙の愛を表現する方ですから、被災地でなにか大きな気づきがあったのでしょう。

 

翌日には無事にもどることになったのですが、栗林さんは家で帰りを待っていました。
お嫁さんは、本当は栗林さんに駅まで迎えにきて、誰よりも先にハグしてほしかったそうです。でも、KBさんがいなかったので寂しかったと息子さんから聞いた栗林さんはとってもびっくりしました。そして、すぐに彼女のところに飛んでいきました。
 

いつも抱き枕で一ヶ月練習してたので(笑)、本物の彼女をこころから迎えてハグすることができたのです。 

そのときのなんともいえない彼女の温もりが、日だまりの太陽のように暖かく、2人は何か宇宙の光の中で優しく包まれているような不思議な感覚がありました。
 

その事件から、彼女に対しての愛おしさがさらに募り、いまでは本当の親子のように深い絆を感じているそうです。
 

栗林さんがおっしゃるには、「なんでそうなるのよ!いいかげんにしてよ!」ということが起きた時こそ、相手を裁いたり、自分のやり方を押し付けてコントロールするのをやめて、まずは自分のそのクセに気づいて、あとは瞑想し、お祈りして、宇宙に委ねるのだそうです。

「冬の蜂」はついつい突き詰めて考えてしまうところがあるので、自分の思うように相手を変えようとしないことがドツボにはまらないための秘訣とのことです。

 

「人にはそれぞれ、心地よい世界があり、それを尊重して、その人らしく生きることができるように応援する姿勢が大切」とおっしゃいます。
すべての出来事は自分の写し絵ととらえ、人を裁くのではなく、自分を幸せにする方法をまず考える。

人は自分らしく生きると、なぜか不思議な応援をもらうことができます。
また、周りの人がそれを祈ってくれたり、認めてくれると、さらに力が加速してくるものです。 


<栗林さんの体験と気づきのポイント>

 

①人はみな、それぞれの世界観の中で孤独感をもっています

②自分の正義を相手にわからせるのではなく、相手の正義を受けとめてみる

③偏差をジャッジしないで、その原因が役割のズレから来ている事を観る

④相手の方位磁石の針を無理矢理変えようとコントロールしない

⑤相手の人が本来の役割に沿えるように願うと、針は本来のN極に自然に戻る。

 

 

 

いかがでしたか?栗林さんの体験談。

 

栗林さんはいつもみんなのことを想う、本当に優しい方でした。

一人ひとりの気持ちや役割を大事にし、全てを受け容れてくれた方でした。

毎月の勉強会でも、涙を流しながらみんなの話を聞いてくれ、元気づけてくれました。
 

前述の体験談は5年くらい前の話ですが、

実際に、解離性大動脈瘤が悪化したのは

この後、3年くらい前からです。

 

 

本に載ってる、この体験談もさることながら…

 

栗林さんの本当のスゴさ、素晴らしさは

この後の彼女の生き方、あり方にあります。


次回は、そんな栗林さんのスゴイ生き様…

 

「悟りとはそのまま受けいれること」

 

についてお伝えします。
 

 

 

栗林さん、いまどこで、どうしてるのかなー?

 

きっと、念願の人生の秘密がわかって
ワクワクしてるんだろうなぁ〜♬