物件確認で思うこと | 池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

毎月、月末には売出し中の物件がまだあるのか、成約したのかを

各社に問い合わせする作業「物件確認」を行っています。

 

最近は、以前に比べて成約したという回答が少なく感じます。

高値販売の物件が多く、総額が3,000万円以下の新規物件が

少ないことも原因だと思います。

 

昨日の物件情報交換会でも大手業者も中小業者もエンドユーザー向けの物件は

あまり売れていないとの話がありました。法人向け物件は相変わらず好調のようです。

土地代や建築費の高騰などで新築戸建も売れ行きはよくないようです。

 

池田市内の住宅を探している方の予算の多くは4,000万円以下です。

中古物件なら3,000万円以下がメインのターゲット層だと思います。

 

しかし、今は中古物件でも4,000万円以上6,000万円未満の売り物件が多く、

ターゲット層が少ない価格帯になっています。

 

なんとなく、今年は昨年よりも池田市内の住宅市場の動きがよくないと

感じています。