昨日も中古マンションの査定依頼で訪問しておりました。
他社の査定もあるようでしたが、弊社の正直査定を提案してきました。
先日、査定依頼があった物件で売主様が他社に依頼されることがありました。
売り出し価格を見ていると弊社の査定額(3000万円台後半)よりも
500万円以上高かったので、高値査定が原因かなと思っております。
仲介業者としては、売り物件獲得が目的でありますが、
売主様の目的は、まず売れること、次にできるだけ高い価格で
という順番だと思います。
ですから弊社は売り出しから3ヶ月以内に成約できる上限価格を
査定額として提案します。
査定額で売れなければ、査定の意味がないと思っているからです。
高値で出して売れるかもしれませんが、売れない場合は結局
値下げすることになり、当初の査定額以下の値下げは矛盾しますので
仲介業者から提案できなくなると思います。
先日もなかなか売れないので困っているという売主様から
相談いただき、弊社の査定額と顧客動向、競合物件の状況を説明して
相場まで下げていただいた物件がありました。
その後、弊社の顧客ですぐに購入申込書を頂きましたが、
売主様がセカンドオピニオンとして弊社に相談をしなければ、
元々査定をした仲介業者から新たな提案もなく、
物件に問題ないのに売れずに残っていた可能性もあります。
25年以上、池田市の住宅市場を見ておりますので、
市場動向や顧客動向は把握しております。
今後も私は正直な査定をして、結果、売却依頼が獲得できなくても
いいと思っています。
地元で地域密着という看板で長年営業していますので、
まずは3ヶ月以内に成約できる上限価格を知ってもらい、
売主様の判断で高値チャレンジされるか、相場で出されるかを
決めていただいております。
今年は特に中東情勢や金利上昇、建築費高騰などで先行き不透明感が
強まっております。急いで高値でも買うお客様は少なくなり、
慎重に考えて決断するお客様が増えております。
お客様も買いたいエリアの相場や物件動向はある程度把握されています。
お客様から「この物件は適正価格と思いますか」と聞かれたときに
回答に困るような物件は、お客様に紹介しにくいです。
折角受託した売り物件を積極的にお客様に紹介できないのは
避けたいことですし、売主と買主の双方が納得して売買できる仲介を
したいと思っています。
きれい事ですが、それが仲介業の創始の原点だと思います。