池田で働く不動産屋の日記

池田で働く不動産屋の日記

創業昭和24年の不動産屋3代目として「創業守成」を実感しながら、仕事をしている日々の出来事を綴っています。
また、2010年に社団法人池田青年会議所第48代理事長を務め、生まれ育ったまち「池田市」に愛着を持ち、地域社会貢献活動も積極的に行っています。

本日は、池田市内各所で盆踊り、夏祭りが開催される予定です。

 

石橋まつりは、本日と明日の2日間、石橋駅前公園

細河まつりは、27日のみ旧細河小学校

五月丘夏まつりは、27日のみアルビス五月丘団地集会所

南畑公園盆踊りは、27日のみ南畑公園

 

また、ダイエー池田駅前店では、池田ライオンズクラブが

10時から4時まで献血を実施しております。

 

暑い中ですが、皆様それぞれに夏を楽しんでください。

本日午前中は、古家付土地の決済がありました。

 

土地面積が66㎡と小さく、第1種低層住居専用地域ですので、

プランニングが大変だと思いますが、買主様は新築戸建を

建てる予定です。

 

どのような家ができるのか楽しみです。

最近増えている相続された空き家の売却依頼を頂いておりました。

前面道路が狭い、連棟の住宅でしたので、居住用というよりは

投資用で物件を探している方に向いている物件でした。

 

最近法改正があり、800万円以下の低廉な空き家は最大30万円まで

仲介手数料が認められていますが、売買価格がかなり安かったので

そこまで請求しませんでした。

 

以前から物件情報を提供している家主業をされている買主様に

購入して頂きましたので、リフォーム後、賃貸にされると思います。

契約と決済を同日で行いましたので、どのような家になるのか楽しみです。

 

 

 

毎日暑い日が続いておりますが、今週末にはパリオリンピックが開幕ですね。

まだあまり盛り上がっておりませんが、メダルが何個取れるのか、

感動的な場面が生で見られるのかどうか、色々と期待をしております。

 

さて、弊社の盆休みですが、8月11日日曜日から18日日曜日まで

となりました。長期間となりますが、19日月曜日から営業しますので、

よろしくお願いします。

昨日の日経新聞朝刊1面の記事です。

国土交通省が商業施設やマンションと近隣の空き地を一体開発すれば

容積率の緩和や固定資産税の減免を検討するようです。

 

所有者が明確な空き地について、利活用を促進するためと

ありますが、空き地を敷地とみなして容積率を緩和するとなると

将来、その空き地には建物が建てられないのではないかと思います。

 

相続が発生した場合、空き地を売却したくても建物が建てられないのであれば

誰も買わないと思います。

 

 

また、記事によると売買などの土地取引情報を事前に自治体へ届け出しなければ

ならない仕組みを検討するとあります。

現状も国土法がありますが、自治体が個人の土地取引を制限するような制度は反対です。

 

自治体に土地の活用について判断できる人材はいませんし、空き地対策とは

かけ離れた仕組みを作ろうとしている国土交通省もどうかしていますね。

 

今後、2025年の通常国会に関連法案を提出し、早期の実施を目指すとしていますが、

空き地と一体開発する優遇策も含めて現実的に利用する人は限られていると思います。

不動産取引の現場を知らない人が机上で考えた政策ではないでしょうか。