「ガンダムマーカーエアブラシシステム」使ってみた。 | ホビーショップタムタム相模原店のブログ

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プラモデル部です。

 

本日のお題は「ガンダムマーカー」です。

何故、このお題なのかと申しますと・・・・・・

 

本日、店頭にてガンダムマーカーとガンダムマーカーエアブラシシステムをメインに使用した塗装イベントを開催させていただきまして、その様子のご報告と、色々と試してみた事のご報告です。

 

今回使用する塗料のご紹介から

 

缶サフェーサー(1200番)

エアブラシで吹くのも良いのですが・・・・・

 

「使い慣れている物が良い」という訳で

 

一気に吹けて、使い慣れている缶サフの1200番を使用しています。

 

そして

クレオス製 EXカラー「ウィノーブラック」

ガイアノーツ製「スターブライトジュラルミン」

 

ウィノーブラックは下地塗装に、スターブライトジュラルミンはガンダムマーカーのシルバーとの比較対象とする為です。

希釈はブラックはクレオス製「レベリングうすめ液」スターブライトジュラルミンはガイアノーツ製「メタリックマスター」を使用しました。

 

そして、今回のお題にもなっている「ガンダムマーカー」は・・・・・

新商品の「ガンダムメタリックマーカーセット2」を使用します!

凄く綺麗な金属色になるとの評判なので、楽しみです。

 

 

まずは・・・・下地塗装から

最初に缶サフを吹き付けます。

 

サフェーサーを吹いてから、クレオスの「EXカラー ウィノーブラック」を塗装。

 

今回、イベントで塗装したのは

・アカデミー製 1/72 P-51D マスタング

・ハセガワ製 1/35 メカトロウィーゴ

・バンダイ製 ザクヘッド(シャア専用ザク)

です。

 

写真をご覧いただいて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが・・・

ザクヘッドの下地塗装が中途半端な感じにになっておりますが・・・・・

これは、怠けていたのではなく・・・ワザとです。本当ですよ!!

 

光沢のある黒で塗装した下地と、サフを吹いただけの下地でどれくらいの差が出るのか?という事を検証するためにです。

 

黒の塗装が乾燥したら、P-51Dは機体下面半分を「スターブライトジュラルミン」で塗装しています。

 

そして、「ガンダムメタリックマーカーセット2」の塗装となりますが・・・・

今回はエア缶をしようせず、コンプレッサーを使っております。

クレオス製の「Mr.ジョイント3点セット」又はエアテックス製「S-M5チェンジネジ」をご用意頂けば、一般的に模型向けエアブラシ多く使われているSネジのエアホースに接続できますよ。

 

では、最初に確認するのは塗装時の「エア圧」がどれ位が良いのか?という事です。

 

ここで、エア圧を変更しながら紙に吹き付けてみました。

写真の通り、0.1Mpaから0.18Mpaまで6段階に圧力を変更して試し吹きをしてみました。

 

※試し吹き時の共通の条件として、各圧力で吹き付ける前にマーカーをよく振ってから実施しております。

 

ご覧の通り、0.1Mpaでも塗装は可能でしたが、塗料内の金属粒が目立つ箇所もありました。

 

今回試した中で、0.16Mpaが一番きれいに塗装出来たので、本番の塗装はエア圧を0.16Mpaに調整してから行いました。

 

※これは、あくまで個人の感想ですので・・・皆様も色々と試してみて、自分に合ったエア圧を探してみて下さい。

 

では、塗装していきます。

ザクヘッドとメカトロウィーゴのパーツにメタリックピンクを吹き付けます。

台座部分にはメタリックブラックを塗装していますが、綺麗に発色しています。

 

色味については差が無いですが、やはり「ウィノーブラック」を吹いている前半分の方が光沢が出ていて綺麗ですね。

 

メタリック系の塗装時には、下地に光沢のある黒を吹いておくのがオススメですね!

メカトロウィーゴはこんな感じに!

メタリックピンクとシャインシルバーで塗装、フレーム部分はメタリックブラックを使用、カメラ部分はメタリックダークブルー、レンズ部分はメタリックイエローグリーンです。

 

続きまして、P-51Dに「シャインシルバー」を塗装します。

キメの細かい綺麗なシルバーに!

手軽に「綺麗なシルバー」が塗れるのは凄いですね!

写真の左半分が「スターブライトジュラルミン」

右半分が「シャインシルバー」です。

 

違うのは、使っているシルバーの色味の違い位ですね・・・あとは塗装面の耐久性ぐらいです。

 

使用してみての感想としては

 

・塗膜は弱めで、引っ掻いたりしてしまうと剥がれてしまう事も多いので塗装後に可動させて遊ぶのには向かない

 

・塗装は綺麗なので、メッキパーツの切り取り後のリタッチ等スケールモデルの製作時にも活躍する場面は少なくないと思います。

 

・なにより、匂いが少なくて色を変える時に器具の清掃をしなくて済むのは手軽で良いと思います。

 

・エアブラシで塗装する時よりも、周りへの飛び散りは多いのでスプレーブースを使用していても下に古新聞などを敷いて、飛び散り対策をした方が良いかと思います。

 

そして今回、白いプラ板に吹き付けたカラーチップも製作してみました。

準備が出来次第、ガンダムマーカーのコーナー又は、ガンダムマーカーエアブラシシステムのコーナーに展示したいと思います。

 

今回のイベントで塗装したキットも店頭で展示致します、手に取ってみて頂く事も可能ですので、ご希望のお客様はご来店時にプラモデル担当スタッフへお気軽にお申し出ください。

 

今回は以上とさせて頂きます。

皆様のご来店をお待ちしております。