スワローズ2024(8・1)2-3×中日 | なにわの司法書士の徒然草

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つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

1(遊)長岡、2(右)太田、3(左)宮本、4(三)村上、5(一)オスナ

6(捕)中村、7(二)山田、8(中)岩田、9(投)吉村

 

 

昨日の試合でデッドボールを受けた赤羽は骨折だったということで登録抹消

 

直近4試合で9打数7安打1本塁打と絶好調だった選手が離脱するというのが

 

今季のスワローズの悪い流れを象徴している

 

 

代わりに昇格したのが太田賢吾

 

日本ハムから移籍した初年度は300打席以上の出場機会を得ていたが

 

その後は一軍起用がめっきり減り、3年前のイースタンリーグの首位打者というのも

 

一軍でレギュラーをつかみかけた選手としては不名誉な称号でしかなかった

 

昨季も二軍で3割を超える打率を記録しながら一軍出場は20試合にとどまった

 

もう若手と呼べる年齢でもなく、これがラストチャンスかもしれない

 

 

初回の第1打席できれいな流し打ちのヒットを披露して一応のアピールには成功

 

7回のチャンスにタイムリーヒットでも放っていれば、明日以降のスタメンも確保されたところ

 

まずは確実に1人の野手の枠が減ってしまうサンタナの復帰のタイミングに向けて

 

残り少ないチャンスでどこまで結果を残せるか

 

 

試合の方は、今季のスワローズを象徴しているような負け方

 

清水、田口の不調によって、試合終盤にリードしていながら8.9回に逆転される試合が

 

今季いったいどれくらいになったのか、もはや数えきれないほど

 

清水、田口が打たれただけでなく、仕方なく代わりに起用した投手も

 

他の場面で投げた時には好投するのに、8回9回にマウンドに上がると調子を乱してしまう

 

 

今日の大西や木澤は、8回、9回で好投をした試合もあったが今日はさっぱり

 

大西はこんなに簡単に制球を乱す投手ではないはずなのだが

 

3-1の打者の途中から登板して初球ボールで四球を与えると、次打者の初球にデッドボール

 

2死満塁まではこぎつけたが、ストレートの四球で押し出しの失点を与える大乱調

 

木澤もツーシームの制球が甘く、1死から連打で同点とされてしまい降板

 

 

個人的には、この原因の1つに、クローザーの役割を固定していないことがあると思っている

 

今日の試合で1点リードの9回にマウンドに上がった木澤は

 

オールスター戦前にも2試合連続でセーブシチュエーションの9回に登板しセーブを記録

 

このまま木澤にクローザーの役目を任せるのだろうと思っていたら

 

21日のDeNA戦に救援に失敗すると、次の登板は3点リードの8回で

 

その試合の9回のマウンドにはロドリゲス

 

そして今日は再び9回に登板

 

せめて9回を任せる投手だけは役割を固定して、1度ぐらい失敗があっても

 

使い続けるぐらいの覚悟が必要な気がする

 

 

先発の吉村も、8回途中まで被安打3の無失点ピッチングで

 

プロ初完封もあるのかと思ってみていたのだが、やはりスタミナが課題

 

これまでも好投している試合の7回や8回に制球を乱したり打ち込まれることが多かったが

 

今日は直接的な肩や肉体的なスタミナというよりも準備不足、調整不足というところか

 

8回のマウンドで指がつったようで、急遽マウンドを降りることになった

 

吉村が、そしてスワローズが、実際のどういうトレーニングを行っているのかわからないが

 

一流投手は平気で140~150球を投げても最後まで球威も落ちずに完投しているのを見る

 

もともとブルペンが充実していて先発投手は5回まで抑えてくれればいいというスワローズの

 

伝統のようなものが、素質のある若手投手の芽を摘んでいるのではないかと心配になってしまう