スワローズ2024(4・14)9-0横浜DeNA | なにわの司法書士の徒然草

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つれづれなるままに日暮らし
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そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

1(中)塩見、2(三)村上、3(右)青木、4(左)サンタナ、5(一)オスナ

6(二)赤羽、7(遊)長岡、8(捕)中村、9(投)ヤフーレ

 

 

個人的な希望とは関係なく、村上の2番継続は想定内

 

青木とオスナの打順を入れ替えたのはちょっと意外だったが

 

それ以上に意外なのは赤羽の先発起用

 

ここまで相手先発が右投手の場合はセカンドの先発はほとんどが武岡で

 

赤羽が対右投手で先発出場するのは今季初めて

 

2試合連続ヒットの結果を買われての起用を意気に感じて活躍を見せて欲しい

 

 

この試合のクライマックスは初回早々に訪れる

 

今日も2番に入った村上、1死走者なしで打席に入ると

 

外寄りのストレートを捉えた打球は村上らしい角度で飛んでいき、バックスクリーン直撃

 

今季54打席目での第1号ホームランとなった

 

村上は第4打席でのヒットを放って2試合連続のマルチヒット

 

2番に入ったこの2試合で7打数4安打2四球で打率5割7分、出塁率6割7分

 

高津監督がこの村上の復調を「2番だから」と捉えるのか「4番でも維持できる」と思うのか

 

来週の中日戦のオーダーが気になるところだ

 

 

このオーダー変更の効果はもうひとつ

 

オスナとサンタナが並んだところからのチャンスメイクとポイントゲット

 

4回、6回、7回と2人が連打で、4回は1死2,3塁、6回は無死2,3塁とチャンスを作り

 

7回は連続タイムリーヒット

 

昨季は2人が5番、6番で並ぶことも多かったし、連覇したときには

 

間に中村悠平を挟んで2人が5番、7番に入る打順が機能していたわけで

 

攻撃力回復のキーは村上の打順ではなく、オスナ、サンタナの並べ方なのかもしれない

 

 

ちなみに、スタメンで期待をしていた赤羽は、内野ゴロで1打点を挙げるもノーヒット

 

オスナとサンタナで作った4回のチャンスに、内野が後ろに守っていた場面で

 

セカンドゴロで貴重な追加点を挙げたが、まだ初球だったわけで

 

もし狙って内野ゴロを打ったのだとしたらあまりにも消極的

 

パンチ力が魅力なのだから、外野まで運べる球を待ってヒット狙い、最低でも外野フライと

 

いう発想で臨んでいないとおかしい

 

6回の無死2,3塁でも、2球連続で甘めの球を見逃して追い込まれ、粘ったが結局三振

 

せっかくのスタメンのチャンスに消極的な姿勢が目立ってしまった

 

 

投手陣は、大差の付いた試合でも気を抜くこと無く、今季初の完封リレー

 

先発のヤフーレは6回被安打5無失点で開幕3連勝

 

スワローズの新外国人投手の開幕3連勝はブロス以来らしい、なんともなつかしい名前だ

 

全体的には制球が適度にばらついていたのが逆に功を奏したような印象で

 

初回から3回まで3イニング連続で先頭打者にヒットを許して、終始走者を背負ったが

 

内野安打や村上のエラーも含め、対戦した打者25人中内野ゴロが14個で

 

フライアウトは牧のセンターフライの1つだけ

 

カットボールやツーシーム、チェンジアップの変化球を徹底して低目に集めて打ち取った

 

 

村上のエラーは今季2つ目だが、どちらも一塁への悪送球

 

キャンプで尻を筋肉痛になるほど練習したサイドスローだったのに、どうにも無様

 

8回にもライト方向に送球が逸れ、オスナの好捕でアウトにはなったが

 

リクエストされてしまう際どいプレイに

 

一昨日の試合でも、サードライナーをキャッチしての一塁送球で

 

ボールを掴み損ねてとんでもない悪送球

 

たまに、難しい態勢ではいい送球ができるのに、万全な態勢だと暴投する選手がいるが

 

そんなイップスのようなものになっていないか、ちょっと心配

 

 

2回表のオスナの空振り三振の場面、捕手が投球をはじいてオスナが振り逃げで一塁に生きるも

 

主審はオスナが空振りしたバットが捕手に当たったとして守備妨害で打者アウトの判定

 

しかし、VTRを見るとバットと捕手は数十センチ離れていて全く当たっておらず

 

はじいたボールが肩に当たった捕手が肩を押さえたのをバットが当たったと勘違いしただけ

 

それでも、守備妨害の判定はリクエストの対象ではないとして判定は覆らず

 

 

確かに守備妨害や走塁妨害の判定は接触の有無に関係ない場合もあり

 

全てをリクエストの対象にするというのは難しいところではあるし

 

この場面でも、バットのフォロースイングが捕手の動きを妨害したというならまだわかる

 

しかい、場内での主審の説明では、はっきり「バットが捕手に当たったので」と言っており

 

ならばVTRで当たっていないことがあれば判定を覆すことも可能で

 

その限りでリクエストの対象にしても何の問題も無いはず

 

 

昨日の試合でも、無死1、3塁でのサードへのショートバウンドのゴロを

 

村上が捕球してセカンド、ファーストと転送したプレイがあったが

 

審判は村上がダイレクトキャッチしたと判定して一塁への転送でアピールアウトで併殺とした

 

ここでもDeNAの三浦監督の抗議は、審判よりも前で起こったプレーは対象外と

 

リクエストは認められなかった

 

内野で起こったプレーは4人の審判の目が見えているから、という理由かもしれないが

 

実際にこうして誤審が起こっているわけだし、内野のプレーを対象から外す根拠に欠ける

 

より正しい判定を下すためにリクエスト制度を導入しているのだから

 

こうした誤審を少しでも少なくするように、対象範囲を拡大するべきではないだろうか