『花咲舞が黙ってない』 | なにわの司法書士の徒然草

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日本テレビ土曜21時のドラマ『花咲舞が黙ってない』

 

 

3月まで櫻井翔がMCを務める『SHOWチャンネル』が放送されていた枠で

 

新たに連ドラがスタート

 

数年前に21時台のドラマと22時台の『嵐にしやがれ』の枠を交換していたので

 

再びバラエティ番組と入れ替わったのかと思ったが、新番組が集まったバラエティ番組を見ると

 

どうやら土曜日22時のドラマ枠はそのままで、水曜22時のドラマ枠が

 

この枠に移動してきたようだ

 

そう聞かされると、その最初の作品が女性主演の職業ドラマというのも納得

 

 

『花咲舞が黙ってない』は、杏が主演して2シリーズ放送された連続ドラマ

 

杏がヒロインを務めた朝ドラ『ごちそうさん』の放送終了直後に始まったことをよく覚えている

 

『白い巨塔』だったり『日本沈没』だったり、前作から数十年の時が経ったリメイクでは

 

キャストが変わるのは当然として、10年程度で同じ作品を制作するのに

 

同じシリーズとするのではなく、キャストを一新するのも珍しい

 

ここ30年ほどでは、第1作が堀北真希、第2作が前田敦子主演で数年間隔でリメイクされた

 

『花ざかりの君たちへ』と『GTO』ぐらいではないだろうか

 

 

一方で、今田美桜としては、数年前に主演した日本テレビの『悪女(わる)』もリメイク作品

 

『悪女(わる)』は石田ひかりさんの主演作から30年程度の時が経っていたが

 

まだ杏の印象の残る今作でどのように自分の色に染めていくだろうか

 

また、来年4月スタートの朝ドラのヒロインが決まっている今田美桜としては

 

もしかすると朝ドラ前最後の連ドラかもしれない

 

朝ドラ直後に主演した杏、朝ドラ直前に主演する今田美桜

 

何か因縁のようなものを感じる部分もある

 

 

作品の方は、杏主演で放送された当時に「女半沢直樹」なんて宣伝文句があった作品で

 

もちろん原作は池井戸潤氏

 

ただ、池井戸作品らいく銀行を舞台にしてはいるが、日曜劇場が映像化した作品とは違って

 

コミカルな雰囲気の強い作品になっている

 

そこに『悪女(わる)』で見せたような今田美桜の真っ直ぐな明るさが加われば

 

軽快なタッチで、土曜日にふさわしい娯楽作品になるのではないだろうか

 

 

第1話を見て驚いたのは、今田美桜の世話をする叔父役が上川隆也さんだということ

 

杏主演のシリーズで、臨店班の上司を演じていたのが上川隆也さん

 

今田美桜主演の『悪女(わる)』では、上司の1人として石田ひかりさんが出演したので

 

今作でも杏の出演があるのではと思ったが、まさか上川隆也さんの方だったとはいえ

 

レギュラー出演することになるとは、しかも身内の役だとは思わなかった

 

 

キャストは代わったが、上川隆也さんに代わって臨店班の上司を演じる山本耕史が

 

ガイドブック片手に臨店先のグルメを楽しみにしているやる気の無さや

 

『花咲舞』が決め台詞の「お言葉を返すようですが」を繰り出して

 

弱きを助け強きをくじく勧善懲悪ストーリーは変わりない

 

 

最近、反町隆史版の『GTO』がスペシャルドラマとして復活して

 

『GTO』といえばAKIRAではなく反町隆史、という印象をさらに強くさせた

 

10年後、20年後に『花咲舞が黙ってない』を話題にしたとき、頭に思い浮かぶのは

 

杏と今田美桜、どちらだろうか