スワローズ2024(3・2)6-3中日(オープン戦) | なにわの司法書士の徒然草

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キャンプが終わっていったん帰京

 

まだ肌寒い神宮を避けて、例年どおり今日からのオープン戦前半は遠征シリーズ

 

恒例となった福岡、大阪に加えて今季は名古屋にも行っての7試合

 

ここが終わって東京に戻れば、ようやくひと息ついて落ち着けるだろう

 

 

1(右)西川、2(二)山田、3(中)塩見、4(三)村上、5(左)サンタナ

6(指)青木、7(一)オスナ、8(捕)中村、9(遊)長岡、(投)小川

 

 

例年キャンプが終わってのオープン戦初戦はベストメンバーを組むことが多い

 

今日も、このスタメンが開幕にそのまま並んでもおかしくないラインナップ

 

注目は1~3番の並び

 

山田を3番ではなく2番に入れたのは、昨季不振だった山田を気楽に打たせようというところ

 

昨季もこの考え方はあったが、3番にサンタナやオスナを入れると下位打線が弱くなり

 

かと言って他に3番の適任がいなかったという事情もあった

 

1番に西川や並木が使えれば、3番塩見というのは十分あり

 

まだオープン戦を通じて試行錯誤するだろうが、このオーダーは楽しみ

 

 

そして、先発投手は小川

 

順調にいけばここから中5日、中6日の登板を積み重ねて29日の開幕投手ということになる

 

高津監督のインタビューで「4人に絞った」という発言があったが

 

小川にアクシデントがない限りは小川が開幕戦の神宮のマウンドに上がることになるだろう

 

 

前回登板では2イニングで被安打8、6失点という結果だった小川だが

 

そこはベテランらしく、照準はあくまで3月29日、いろいろと試しながら仕上げている途中

 

今日もまだまだ甘い球もあったが、ストレートは左右両サイドに、変化球は低目に

 

チェンジアップをカウント球に使うなどの気持ちの余裕も持ちながらのピッチング

 

3回を被安打2で無四球無失点と、開幕戦でも対戦するであろう中日打線を抑え込んだ

 

 

2番手、3番手でも先発ローテーション候補の吉村と山野が3イニングずつ投げたが

 

明暗くっきりわかれた印象

 

吉村は、被安打2、与四球0、奪三振3で無失点

 

練習試合からの対外試合3試合の登板で8イニングを投げて被安打3、与四球1、奪三振8と

 

文句なしの投球内容を続けている

 

前回登板で気になった制球の甘さも修正されている

 

ただ、昨季もキャンプからオープン戦では素晴らしいピッチングを続けていたが

 

公式戦に入ってから結果が出なかったので、そこだけが心配

 

 

一方の山野は、7回、8回とイニングの先頭に四球を許し、特に8回はストレートの四球と

 

狙ったところにボールを投げ込めていない

 

実戦3試合で8イニングを投げて四死球は6つ

 

ストレートが速いわけではないのでコントロールは生命線

 

他の投手の怪我などがなければ開幕ローテーションの空きは1~2しかないが

 

今日の結果を受けた段階では吉村が2歩も3歩もリード

 

 

沖縄では対外試合に1打席しか立っていなかった山田だが

 

初回に神宮なら文句なしホームランのレフトフェンス直撃の二塁打を放つと

 

5回のチャンスでは、詰まり気味ながらもレフト前に2点タイムリー

 

こういう結果が出ると、しばらくは山田を2番で使う試合が続きそうだ

 

 

逆に3番に入った塩見は2三振を含み3打席ノーヒット

 

昨季までも、1番の時はよく打つのに、5番を打ったりすると全然打てなかったりと

 

なぜか打順によって成績が大きく違ってしまうのが塩見の特徴

 

だとするとやはり塩見は1番で起用したいところだが

 

このあたりはオープン戦を通じていろいろな組み合わせを試すことになりそうだ

 

 

バットの方では2試合連続ヒットと順調に仕上がっているように見える村上だが

 

2回の三遊間のゴロに楽々追いついていたのに、バウンドを合わせ損ねて

 

グラブに当てることもなくヒットにしてしまうミス

 

キャンプで毎日のように特守を受けて守備を重点的に鍛えていたはずなのだが

 

やはり1か月やそこらではそうそう上達するものではないのだろう

 

引き続きたくさんノックを受けて、今季はエラーの数をひと桁に減らして欲しいものだ