いよいよオープン戦初戦を迎えるということになるのだが
最近では練習試合が活発に行われていて、あまりオープン戦との差異を感じない
どちらかというと、キャンプを終わって東京に戻ってからが
本当のオープン戦という感じにはなるのだろう
１（中）西川、２（右）青木、３（左）サンタナ、４（指）村上、５（一）オスナ
６（捕）中村、７（遊）長岡、８（三）北村（恵）、９（二）武岡、（投）石川
ただ、そうは言っても先発がベテラン石川ということになると
何かこのオープン戦初戦が特別なものという印象も感じてしまう
一方で、主力の名前が並ぶ中に山田の名前が無く、昨日の練習試合でも
先発したが１度打席に立っただけで４回の守備から交代した山田が
どこか痛めてしまっているのか、調整の遅れが心配ではある
石川は２イニングを投げて打者６人をわずか２２球で完ぺきに抑えて
順調すぎるぐらい順調な実戦初登板
狙ったところを外れる球はほとんど無く、三振も２つ奪ってみせた
石川に引っ張られるように、ベテラン勢も元気なところを見せて
初回、１番に入った移籍組の西川と青木おじさんが連打で作ったチャンスから先制
青木は守備でもライト前のハーフライナーをダイビングキャッチ
慣れないポジションだが、特に問題は無さそうだ
昨日のＤｅＮＡとの練習試合で１８安打１０失点の投手陣も石川の好投に触発されたのか
石川の後、木澤、石山、宮川、清水、嘉弥真とつないで
打たれたヒットはわずか１本の完封勝利
移籍組の宮川は２イニングを投げて、チーム唯一の被安打を浴びてしまったが
走者を置いても乱れること無く後続を断って、これといった不安材料が見当たらない
前回は１イニングだったが、今日２イニングを投げさせたということは
ロングリリーフや先発での起用も視野に入れているのだろう
同じ移籍組の嘉弥真は最終回の１イニング
あえて左打者が並ぶところにぶつけたのかどうかはわからないが
近本、中野の１，２番を含む左打者が３人続く場面で登板
２死から中野に四球を出してしまったが、こちらも全く不安を感じさせない投球内容
終盤の重要な場面で左キラーとして働いてくれそうだ
前回の登板で、対左打者に課題を残した木澤だが
今日の試合では左打者の内角をストレートやスライダーでしっかりと攻めることができて
左打者３人に、センターフライ、四球、三振とまずまずの結果
ただ、勝ち試合で清水の前の７回を任せてもらうためには
何球か見られた抜け球を減らすなど、もう一段階高いレベルの投球を目指して欲しい