スワローズ2024(2・23)6-10横浜DeNA(練習試合) | なにわの司法書士の徒然草

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つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

1(中)並木、2(指)西川、3(右)濱田、4(三)村上、5(左)サンタナ

6(二)山田、7(一)オスナ、8(捕)中村、9(遊)長岡、(投)小川

 

 

これまで一軍キャンプ参加野手で唯一実戦出場の無かった山田がスタメン出場

 

前の試合では指名打者での出場だった村上もサードの守備につき

 

明日のオープン戦初戦を前に、陣容が揃った感じ

 

 

少し気になるのは山田の打順が6番だということ

 

練習試合とはいえ見慣れない6番山田

 

これまで3番が定位置だった山田だが、昨季は打率2割3分台と低調

 

村上の前にいかに走者をためるかという点を考えると、山田が昨季のようであれば

 

こうして6番あたりに置くことも高津監督の構想にあるということなのだろう

 

ただ、そうなると3番にサンタナかオスナが入ることになると思うのだが

 

サンタナやオスナでは、村上に長打が出ても一塁から一気にホームインは望めず

 

個人的には3番山田に期待したいところではある

 

 

これまでの練習試合では、若手投手と新戦力中心の投手起用だったが

 

今日の先発は開幕投手最有力の小川

 

2回を投げてホームランを含む被安打8、与四球1で6失点と散々な内容だったが

 

小川の場合は、若手投手とは違って調整段階だし、初回はボールの質、制球共悪くはなかった

 

右打者へのツーシームを意識的に多く投げていたように感じて

 

そのツーシームが甘く入ったところをスタンドに運ばれただけで、これは試験の範囲内だろう

 

2回になってチェンジアップも混ぜ始めたが、このチェンジアップの制球が全くダメで

 

そのうちストレートや他の変化球も制球できなくなってしまったが

 

このあたりの修正方法はしっかりわかっているはずで、次回登板では立て直してくれるだろう

 

 

一方で、2番手の山野のボールが暴れまくっていたのは心配なところ

 

抜けたり引っかかったり狙ったところにはほとんど投げ込めず、2四球1死球を与えてしまった

 

丁寧にコントロールで勝負するタイプだけに、今日のようなコントロールの悪さでは

 

先発の6~7枚の中に入るのは難しくなりそう

 

もう一度しっかりとフォームを固めていく必要がありそうだ

 

 

3番手ではロドリゲス、4番手にはエスパーダと2人の外国人投手が登板

 

ロドリゲスは最初の打者5人を抑えながら、2イニング目の2死から3連打を浴びて失点

 

長い腕でしなって投げるのでストレートには球速以上の伸びを感じるし

 

走者がいないときには制球もよく2つの三振も奪ったが

 

あとは変化球の精度と、昨季からの課題の走者を出してからのピッチングだ

 

 

エスパーダの方は、最初の打者を持ち味のパワーカーブで三振に取ったものの

 

直後の打者にストレートの四球を与えてしまうように制球がかなりアバウトな投手

 

クイックが苦手なのか、走者1,3塁の場面でも足を高く上げて投げるので

 

簡単に走られてしまった点も含めて修正点はかなり多そうな印象

 

この時期の外国人投手を簡単に評価するわけにはいかないが

 

ちょっと昨季のケラを思い出してしまって嫌な予感はしてしまう

 

 

思い出すと言えば、サンタナのレフト守備、レフトオーバーの打球の処理で

 

とにかく全力で山なりの送球を二塁に投げる姿を見ていると、バレンティンを思い出してしまう

 

レフト前の飛球性の打球にバウンドを合わせられずに後逸したあたりも

 

何度もバレンティンで見たシーン

 

このあたりはライトで後逸されるよりはましというところだろうし

 

スワローズファンとしては慣れたところでもある

 

そのぶんバットで、バレンティンぐらい打ってもらえれば文句も出ないだろう

 

 

打線は、5安打に終わった楽天戦に続いて今日も8回までわずか4安打と低調

 

そんな中でひときわ目立ったのが、最終回に代打で登場した宮本丈

 

オープン戦でもない練習試合、すでに7点ビハインドの9回2死1,3塁

 

とりわけアピールの必要な若手というわけでもない

 

それでもファールで12球粘って最後は右中間を抜くタイムリー二塁打

 

超のつく真面目な性格の宮本らしい、こういう1打席も無駄にしない姿勢は

 

是非とも全ての若手に見習ってもらいたい