『お願いメシ神さま』・最終回 | なにわの司法書士の徒然草

なにわの司法書士の徒然草

つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

毎日放送(TBSテレビ系列)木曜24時59分のドラマ『お願いメシ神さま』

 

 

そうか、たった2話で終わったこの作品

 

これなら「第1話」「第2話」とするのではなく、「前編、後編」でよかったわけで

 

そうすればこちらも、連続ドラマだと期待する必要も無かったのに、と思う反面

 

先週、今作が放送された時には年末年始をまたぐものだと思っていたので

 

連続ドラマは年末年始をまたぐべきではない

 

という点では、きちんと年末に合わせて終わってくれたという評価すべき点もある

 

 

ストーリーの方は、漫画家の麻倉ももがアイデアに行き詰ったときに

 

1人で街に出て行って、メシ神さまに導かれるままに入った店で食事をするというもの

 

麻倉ももの心の声を中心に展開していく様子は『孤独のグルメ』のようだが

 

食事をしている時に料理の声が聞こえてくるというのが今作の特徴であり面白さ

 

そしてその声によって、漫画のヒントを得て筆が進むという展開になっている

 

 

その料理の声も麻倉ももが担当しているわけだが、いくら声優だとしても

 

声の使い分けというのは難しいようで、刺し身の3点盛りが出てくると

 

魚ごとに声を使い分け、さらに刺し身のつままでがしゃべり出すし

 

パフェでもフルーツごとに声を使い分けようとはしているのだが

 

ここに麻倉もも本人の心の声が加わってくるので

 

聞こえてくるのが心の声なのか食材なのか、聞き分けづらくなってくる

 

しかも、パフェを食べに行ったときには、もともと大人の女性を演じようとして

 

心の声自体が、普段の麻倉ももの声とは違う色っぽい声も使おうとしたせいで

 

それがフルーツの声なのか、麻倉ももが大人になろうとした声なのか

 

明確には聞き分けることができなかった

 

もう少しシンプルにしてもよかったのではないだろうか

 

 

設定自体は面白かったので、使い分ける声はもう少しシンプルにしたうえで

 

きちんと8~10話の連続ドラマにすれば話題になりそうな気がするがいかがだろう