“お洒落する”
ということ。
そういえば、
上京するまでは、
お洒落するということは
わたしにとってつまり、
“気張る”ことだった。
時間をかけて化粧して、
クローゼットとにらめっこ。
あれにしよう、
いや、
こっちのが…
悩ましくて、だけど
楽しくて高揚するキモチ。
今はあの頃よりもずっと
ラフで身近に感じられる。
毎日にそっと寄り添う、
そんな感覚。
そしてずっと変わらないもの。
鏡の中の自分に感じる
前向きなキモチ。
だいすきな一着に
袖を通したときのトキメキ。
まるで
恋人の仕草を見たときに
感じてしまうように、
ディテールに感じる
愛おしいキモチ。
わたしはやっぱり、
服がすきなんだというキモチ。
変わらない。
帰省中のバスの中で、
あの頃隣にいた友だちが
今も隣にいる小さな幸せ。
成人式前夜に。
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