【松下幸之助、創業者、名経営者、政治家に学ぶ】           -7ページ目

第346回【謎の松下電器の本を発見】

今までに、ズルをせずに最初から最後まで読んだ松下幸之助関連の本は852冊になります

 

 

これは近所にある神奈川県立川崎図書館のお陰です

 

 

松下幸之助本人の著書が100冊ほどありますが

 

 

もちろん100冊全部読んでおります

 

 

他にも絶版になったものや非売品の松下幸之助関連の本の多くを

 

 

この図書館経由で入手し読むことができました

 

 

「松下電器50年の略史」「松下電器産業株式会社創業35年史」

「社史資料」というのが15冊あり、これらの社史類もすべて神奈川県立川崎図書館経由で手に入れ読むことができました

 

 

じつは神奈川県立川崎図書館は社史のコレクションをしており2万2千冊の社史を保有

 

 

世界一社史をもっている図書館です

 

 

この図書館で謎の社史を発見しました!

 

 

『社員読本三 松下電器の歴史』

 

 

という社史なのですが

 

 

なんと発刊年が不明となっています

 

 

852冊読んで発刊年不明の本は初めてです    

 

 

ドラッカーの『プロフェッショナルの条件』に

 

 

「無人の山中で木が倒れたとき、音はするか」

 

 

との問いがある

 

 

答えはノーである

 

 

私はこのことを「誰も聞いていなければ音はしなかったと同じ」と解釈する

 

 

ビジネスでいえばどんなにいい製品を作っても、誰も知らなければその製品は存在しないのと同じである

 

 

本も同じことがいえる

 

 

誰も読まないだろう本に、その本にしか書かれていない事実やエピソードがあれば第一発見者になれる

 

 

この謎の発刊年不明の『社員読本三 松下電器の歴史』は399ページもある

 

 

この本にしか書かれていない事実を見つければ私が第一発見者になれる

 

 

松下幸之助さんの新事実を発見できたら真っ先にこのブログでお知らせします(^^)/

 

 

 

第345回【珍しい社史を発見】

「社員に夢や希望を与えられない経営者は失格である」松下幸之助

 

 

戦後の焼け野原のなかで創業された企業が昭和30年に社史『創立7周年記念』を発刊している

 

 

設立7年で社史を編纂(へんさん)するのは珍しいといえよう

 

 

紙もボロボロで2ページほど破れてなくなっている社史である

 

 

この社史の【はじめに】に書かれている総務部次長の文章に吸い込まれた。当時の様子がありありと伝わってくる

 

 

【はじめに】

「社長が要望している、所謂安価に良品を造る、と云うことには全員一致している訳である。2500人の全員が、その考えを一致させているということは、誠に力強いことで、他に幾多の不一致の点が沢山あっても、この良品を安価に生産し、世に歓迎される商品を出して世界一のメーカーになることに一致協力して、日に月に励みあっている姿こそ吾が社の特色である」

 

 

この社長というのはホンダの創業者、本田宗一郎です

 

 

設立して数年にして世界一のメーカーになることを宣言し

 

 

それに向けて2500人の社員が一丸となって働いている様子が浮かんできます

 

 

社員がこの社長のもとであれば世界一になれると本気で信じ

 

 

活気にあふれ、やりがいを持って働いている様子が伝わってきます

 

 

ホンダの人でもないのにこんな社史を読むのは私ぐらいかもしれませんが

 

 

松下さんの経営哲学は他に成功した経営者にもあてはまることが分かります

 

 

※ホンダの社史「創立7周年記念」

 

 

※経営者研究所にあるホンダ関連の本

第344回【Google マップ40万閲覧突破!】

本日4月27日は35年前に松下幸之助翁が94歳で逝去した日です

 

 

年々松下幸之助翁の名前を知らない人が増えています

 

 

しかし、2021年11月にGoogleマップに登録された私設松下幸之助資料館が40万回閲覧されたと連絡がきました!

 

 

本、資料も2516点になりました

 

 

フェイスブックや講演、セミナー、ラジオなどで松下幸之助翁の「経営哲学」や「人生哲学」、「人としての在り方」を情報発信してきて分かったことがあります

 

 

松下幸之助はもう古いのではないかと考える人が結構おられることです

 

 

ドラッカーは「変化はコントロールできない。できるのは変化の先頭に立つことだけである」

 

 

と言いましたが

 

 

まさに時代に合わせ、変化の先頭に立ち続けたのが松下翁です

 

 

松下電器の副社長が90歳近くの松下翁に挨拶に行った時に言われたことが

 

 

「松下を一度白紙に戻してそこから思いきって画を描いてくれ。そうでないと新しい時代にふさわしい松下は生まれぬ』

 

 

です。

 

 

常に変化、進化し続けるのが松下翁の考えです。古いということはありません      

 

 

また、今お手本となる人が少なく

 

 

松下翁からしか学べないものがあります。人徳、人間力、人間大事の実践です

 

 

もう一つ多いと感じるのは

 

 

「それは松下幸之助だからできたんでしょ」

「松下さんの時代はそれで良かった」

 

 

と考えられる方がおられることです

 

 

このように考える方には

 

 

松下幸之助翁と他に成功した経営者の共通点をお伝えしています

 

 

例えば、松下翁の成功の第一条件は「熱意」、そして「誠実さ」です

 

 

100年以上存続している企業の創業者を調べると例外なく「熱意と誠実さ」をもっています

 

 

さらに松下幸之助翁から学び、それを活かして成功した経営者も大勢います

 

 

彼ら経営者は松下幸之助翁の何を学び、それをどう活かして成功したかをお伝えしております

 

 

なぜそういうことが分かるかと言いますと(^^♪

 

 

私設松下幸之助資料館のとなりが経営者研究所になっており

 

 

明治、大正、昭和、平成の創業者、経営者に関する本、資料が電子資料も含めて6712点あります

 

 

松下幸之助翁以外の経営者も研究しているからです

 

 

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします