おべんと☆よろかじ日記

おべんと☆よろかじ日記

「自分用弁当」を作りながら多趣味によくばる好奇心旺盛アラフォー女子のよくばりブログ♪

出産の翌朝。


採血の結果、ヘモグロビンが

低めに出たとのこと。


疲労のせい?貧血のせい?

ぼ~っとするのは事実。(´・ω・`; )



「700cc出血してるし

自己血の300ccをお返しします(^-^)」 


そうドクターから説明があって

午前中はゆっくり輸血に専念…


これが体力回復に貢献したのは

間違いないです!!

役に立ってよかった!!



昼すぎの診察で

会陰切開の創部も良好!

入浴の許可がおりたので


★おっぱいの手入れと搾乳指導

★入浴(シャワー浴)

★ユキさんとちびたまの面会


午後から予定が目白押しに!



・・・・・・・・・・



おっぱいの指導にあたって

手動の搾乳器が貸し出されました。


本来なら、母子同室で過ごしたり

おっぱいを咥えてもらう所から

赤ちゃんとのケアを始めるけど


ちびたまはNICU。それが難しい。


マッサージと搾乳器で

おっぱいを刺激して準備しておこう!


授乳しているつもりで

3時間おきに刺激しよう!

できれば夜間も。


深夜、起きれるか不安なら

希望時間を伝えてもらえれば

夜勤ナースが起こしてくれる。


おっぱいが瓶に溜まるほど

出るようになったら

お乳をNICUに届けるから

飲ませてもらおう!


とのことでした。


《3時間おき》の時間設定を

自分なりに作って書き出してみたら


「あれ?午前1時と4時…

ちびたまがよく動いて起こされたり

トイレに起きてた時間と同じだ…

( 。゚Д゚。)」


妊娠後期の身体は

授乳モードへ移行してるって

本当だったんだーー!



夕方には、4日ぶりのシャワー。

破水すると

入浴やウォシュレットがNGになる。


お産でたくさん汗をかいたから

サッパリできました(* >ω<)



・・・・・・・・・・



晩御飯の前、

仕事終わりのユキさんが来て

一緒にちびたまに会いに行きました。


ユキさんが車イスを押しながら


「おばあさん、行きますよ~(^皿^)」

「ありがとう、おじいさ~ん(^3^)」


2人で笑いながら

老々介護のショートコント。




ピコピコ機械だらけのNICUを奥に進み…


あら!ちびたまちゃんハート

あら!かわいいハート


「抱っこしますか?(^-^)」

「え?できるんですか!?

+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚」


たくさん繋がったチューブや

機械の線を看護師さんが整えてくださり

初めて抱くことができました。


私の腕の中におさまると

不思議なことに一瞬で泣き止みました。


お母ちゃんの声が分かるのか

安心しているようでした。


こ・れ・は…たまらん❤❤❤❤

(*´∀`*)


約3000gのちびたまちゃん。

軽いような、重いような。


あぁ…お母さんになったんだと

幸せな気持ちになりました。

。:+((*´艸`))+:。


ユキさんは仕事終わりで

汗だくだからと

この日の抱っこは遠慮しました。



酸素マスクでお顔がつぶれて

ちゃんとは見れないけど…


なんとな~く

亡父に似てる気がする。


=たみ家の顔

=私似かもしれない(*^皿^*)❤


…と思ったのはユキさんには内緒です。



・・・・・・・・・・



さて


ちびたまを初めてだっこできた所で

一旦ブログを休憩します。

m(_ _)m


里帰り先の実家は

ネット環境にないので

病院のWi-Fiが使えるうちに…と


残したい記録、忘れたくない記憶を

鮮度の良いうちに書き上げて

予約投稿しました。(*´ェ`)σ📱



私は一足先に退院。

実家でちびたまが来る日に備えています。


ちびたまはNICUを抜けて

GCU(新生児回復室)に移り

退院準備を始めてます。


その回復力・適応力に、驚くばかり。

一緒に過ごせる日も近いでしょう♪



家族3人の新しい生活を

ご報告できる日まで…

しばらくおやすみなさい(^ー^)ノ♪

実は、ちびたま誕生から4時間後。


私とユキさんは

小児科ドクターに呼ばれて

病状説明を受けていました。



にんぷ検診のとき

「ふ~ん…ここか~…(・ω・)」

と何気なく眺めたNICUの扉の奥に

まさか自分が立ち入ることになろうとは。



・・・・・・・・・・



小児科ドクターの病状説明書は

とっても分かりやすく丁寧で

理解しやすかったです。



「産声はあげてくれたけど

呼吸が苦しそう、との事で伺いました。


何度か吸引しましたが

確かに苦しそうでした。 


くわしい検査の結果

あたま、心臓、お腹に、致命的な疾患はない。 

感染症を疑うものもない。


自然に治るとは思いますが

呼吸機能を整えるため、NICUに入院です。


入院は最短で6日。

状態次第では延びる可能性もあります。


鼻に酸素のマスク

口から栄養のチューブ

手に点滴のルートを通しますね。」 



自然に治りそうとのことで

とりあえずホッとしました。


病状説明承諾書に

サインを求められたユキさん。 


あまりに疲れてぼ~っとしてたから

初めて書く《続柄 : 父》

って漢字が出てこなくて

一瞬、時が止まったらしい(^_^;)))



2人ともクタクタだったので

たくさんある入院書類のサインは

後日としました。



・・・・・・・・・・



 NICUの病室に招かれて

2人でちびたまに会いに行きました。


先生のお話にあったとおり

たくさんの管やチューブに繋がれて

いくつものモニターに囲まれて

うつ伏せで眠ってました。 



「赤さんだぁ…(*´ェ`)σ(-ω-)zzz」

「よくがんばったねぇ…(*´-`)ノ(-ω-)zzz」 



この時だけ

私は一瞬揺らいでしまい…



「元気に産んであげられなくて…って

ほんのちびっとだけ

思ってしまうもんなんだね(´;ω;`)


でも、誰のせいでもないもんね。


3日も一緒に陣痛に耐えて

心拍数もほとんど低下せず


とにかく『元気!元気!』と

言われ続けてたんだから…

ちょっと頑張りすぎたんだよね。」



「タフな子だよ!

きっと自然によくなって

『産まれた直後、NICUに運ばれた…!』

ってのが嘘みたいに元気に育つはずさ!」 



両親はポジティブでした。



 ・・・・・・・・・・ 



「うちに来たい!」

と思ってくれるなら

どんなあなたでも

全力で迎えよう!


そう思ってたから

ショックや悲観は、ない。


たまごの頃から

ちびたまの生命力を信じて

私達はここまで来たんだもの!


前向きに考えれば


大きい病院だったからこそ

小児科ドクターがすぐ来てくれたし

そのままNICUにも入れた。



まちの産婦人科で産んだ友達は

出産直後、赤ちゃんが

救急車で大きい病院に運ばれて

しばらく離れ離れだった…って聞いた。

(その子は、今は何事もなく元気です) 



その点、私は同じ病院だから

入院中いつでも会いに行ける!


この子は持ってるのよ! 

たまごのときから!

もんっのすごい強運を!! 

(*´∇`)b



管が外れて元気になったら

3人で一緒にお家に帰ろうね!


今はゆっくり療養しよう(*´ー`*)


頑張り屋さんは、

少し頑張るのをやめましょう♪

(お前が言うなってwwww)


待ってるからね!

出産後はすみやかに

私とちびたまの処置・観察がありました。


産後はお腹をグリグリ押して

中のモノを出すと思ってたけど…

優しくて丁寧な処置に感じました。




とりあえず私は縫合。


「…先生?私は赤ちゃんの時から

生まれつきの便秘だったらしく

ず~っと気張って生きてきたんです(笑) 


あぁ…全てはこの日のための

練習だったんだ~と思いました(*´ェ`*)」


とドクターに話すと


「そうだったんですね

便秘はちゃんとお薬使って

コントロールした方がいいですよ(^_^;)」


苦笑いされました。



陣痛も痛かったけど

生理痛って、このための訓練なんだ

と納得しました。


痛がり、怖がり、注射嫌い!

そんなたみさんでも

「この子のため!」と思えば

無敵モードになれる!

お産の痛みは、耐えられる! 


お産って、不思議です。

(●´ω`●)



 ・・・・・・・・・・ 



ちびたまは小児科ドクターが

処置をしていました。


遠くから眺めていましたが

割と長い時間、吸引されているようでした。


あとから思えばですが

大きくて元気な泣き声が響いていた~!!

…ってヤツでは、なかったなと。



「呼吸の様子を見たいので

NICUにお連れしますね。」


ちびたまとは、保育器に乗る直前

握手だけして別れました。


「かわいい… (*´ー`)人(-ω-)

よろしくお願いします!」


抱っこできたのは、丸1日後。

このお話は、また後日。



 ・・・・・・・・・・



産科の職員さん達が

ひととおり片付け終えたあと


取り上げてくれた助産師さんが

最後まで残って

清掃・整頓作業をしていました。


静かになった分娩室で

ユキさんと3人でイロイロ話しました。



「とても楽しいお産でした! 

本当にありがとうございました!」 



「いえいえ!

そんな風に言ってもらえるなんて

メチャクチャ嬉しいです。


『冷静な産婦さん、上手なお産だった』と

ドクターも感心してましたよ。

吸引も1回で成功したし。 


パニックで取り乱したり、叫んだり…

こちらの指示が全く入らない産婦さんも

少なくないので…(^_^;)」



「うん…この人すごく冷静だなって

隣で見てて感心した(´∀`;)」



 「そう?ありがとう♪

 ちなみに吸引分娩って

 何回くらい引っ張るんですか?」 



「ガイドライン的には5回ですが

ウチでは安全面を考慮して3回です。

3回やって難しかったら

帝王切開を提案してます。」



聞いた?ちびたま!

一発で決めた私達!!

すっごく偉かったんだぞ! 



「たみさん、スタミナもあって

さすが介護士さんだ~と思いました。

介護の仕事、絶対ハードですもん!」  



 「いやいや、恐れ入ります(^_^;)

 助産師さん達のお仕事に触れて

こちらこそリスペクトですよ!」 



「たみさんご夫婦は介護士さんで

私達と近い職種だからイロイロ分かるし

逆にイロイロ分かって頂けてるし…

こちらもありがたかったです。


 奥様が入院した日も

『これから夜勤に行く』

とご主人はおっしゃって… 


シフト勤務だし立ち会えるかな?

と心配してました。

叶って本当によかったです(≧ω≦)」



 ・・・・・・・・・・



本当にいい助産師さんでした。


助産師さんって

産前は、検診で様子を聞かれたり

両親学級の指導くらいでしか 

お世話にならないけど…


助産師さん=お産のバディ!


お産で本領を発揮する

助産師さんの 

安心感、冷静さ、優しさ… 

マジですごいです! 

本当に尊いから!


このあと見る母子手帳には 

彼女の名前が記されていたわけで… 


《幸運の女神》の名前が刻まれたこと

感謝と感動でいっぱいになりました。

゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚



私は3日間、陣痛と戦ったので

日勤→夜勤と途中交代もあり

複数の助産師さんのお世話になりました。


どの方も本当にお優しくて

助産師さんのプロフェッショナルを

間近で感じられたからこそ

本当に尊敬します!!



 ・・・・・・・・・・ 



「最後に胎盤、見てみますか?」


「…うん!せっかくだし

見てみようかな!」


私は意外と見れました。

ユキさんも、大丈夫でした。


「たみさんの胎盤はちょっと珍しくて

 離れ小島みたいなのがくっついてるんです」


「あ、町の産婦人科の先生が

そんなこと言ってた気がする!

初期の頃、エコーで

変わった胎盤だ、小さいのがある…って」 



とつきとおか、よく頑張ってくれました。

意外と大きな塊で驚きました。

ありがとう!胎盤!



「出血は700ccくらいありました。

起き上がり、ふらつきに気をつけて下さい」


「ありがとうございます」 



このあと部屋に戻って食べた晩御飯が 

進んだこと!進んだこと! 


お腹を気にせず眠ったのは 

本っ当~に久しぶりだったと思う。


お腹がぺたんこで

もうここにはいないんだ…って

寂しさもあったけど

疲労困憊だったのか

気づいたら朝を迎えてました。 


お産、楽しかったです!

ちびたま!

産まれてきてくれて 

本当にありがとう!

いざ!分娩室に入室。


「ご主人には

どうしてもらいましょう?」


「あ~…ごめんけど

手を握ってとか、水分ちょうだいとか

お手伝いは要らない。

そこに居てくれるだけでいい。


むしろ、見るに耐えれん…とか

気分が悪くなるようなら

遠慮なく退室してね。


そうだ!産まれたら写真撮るから

私のスマホ持ってきて?」


と言えるくらい

気持ちに余裕がありました。


私が頑張らないと

ちびたまは出て来れない!

私とちびたまの戦い!


みたいな気持ちだったのです。


「うん、分かった。

ここから応援してる!」


ユキさんは枕元から少し離れた所で

陣痛の波の合間に

話し相手になってくれました♪


「(陣痛の波が)来ます!

気張っていいですか?」


「はい!分娩室に入ったら

遠慮なく気張ってください!


赤ちゃんは一気には出てきません。

広げては戻りを繰り返して

じわりじわり出てきますから。


そう!上手ですよ!」


また助産師さんに褒められた♪


分娩室で1時間くらい粘るけど

ちびたまは、なかなか出てこない…


心拍数は高く維持してて

「赤ちゃんはめちゃくちゃ元気ですよ!」

この言葉、助産師さんに

何度言われたか分からない。


ちびたまは強い!!タフな子だ!!

この子を信じよう!!



・・・・・・・・・・



ここで、夜勤助産師さんに交代。


外来で「遠慮なく電話してね」

と声をかけてくれたり

私の夜間入院を取ってくれた

あの助産師さん…!!


幸運の女神、降臨だよ!

絶大なる安心感!

゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚




それでも、ちびたまは出てこない。

ドクターが


膀胱が圧迫して出にくいのかな…?

導尿しよう!

ご主人…外してもらう?」


「いや…特別な処置じゃないし…

別に居てもらって構いません。

でしょ?ユキさん?」


「うん…いいなら、別に」


「??…ご職業は?」


「2人とも介護福祉士です。」


「なるほど」


処置のヘルプは何度かあるけど

実際やられるのは初体験の、導尿!

全然痛くなかったです!


「350cc採れました」

「なかなかの量あったね」

「そりゃ圧迫するわな~

よし!がんばります!」


あたし、陣痛中の妊婦だよ(笑)?

やっぱり冷静でした。


何度かいきんだけど

やっぱりちびたまは出てこない。



しばらくして

ドクターが判断を下しました。


「お母さん?頑張ってくれてるけど

赤ちゃんなかなか出てこないから

お手伝いをするね?


吸引分娩の準備をします。


それでも出てこない時は

ここまで頑張ったのに申し訳ないけど

手術室に移動して

緊急帝王切開になるかも。

…いいかな?」


「はい!お願いします!」



吸引分娩…

たしか帝王切開と同じように

生命保険の手術給付金、出るじゃん👍


とか考えてたくらい

私はメチャクチャ冷静でした(笑)



・・・・・・・・・・



日勤帯から夜勤帯に変わる

本当に~忙しい時間。。。


にも関わらず

分娩室内の職員さんが一気に増えて

手分けしてテキパキ動いてって

準備が慌ただしくなりました。


促進剤の点滴もおかわりを用意され

たくさんの味方が付きました!



ドクターから

呼吸といきみ方のアドバイスがあり

言われた通りにいきむと


「うん!すごく上手だ!」

また褒められました♪


陣痛の波の合間を見計らって

吸引分娩の機械が

すみやかにグッグッグッ!と挿入。




「吸引分娩って痛いですか…?」

と聞かれたならば…


ちびたまが

無事に産まれてくれるなら

どんなことでもする!


の気持ちが先に立って

痛みなんて気にならなかったです。

なるようになれ!

やっちゃってください!と。




(陣痛の波)来ます!」


と伝えると

吸引分娩の機械がオン!


引っ張るドクター、助産師さん。

お腹を押してくれるもう1人のドクター。


言われた通りにいきんで

ぐぅぅぅぅ~っと踏ん張る!

この時も私は冷静で


あ、メスが入ったな…

会陰切開で広げたのか…

そりゃこんな機械を挿入したんだから

広げなきゃ出てこれないよね~

そりゃ~そうよね~


とか考えてました。


吸引分娩!

1発で勝負キメてやる!


と強く思っていて

ぐ~~~っと最後に気張った瞬間


おとうさん!お願い!

チカラを貸して!


心の中で願うと

ついに出てきてくれました!


ふんぎゃあー!


元気な泣き声で

かわいい赤ちゃんが!!


ようこそ!ようこそ!


ユキさんの方を見ると

泣かない男が泣いていました(笑)


私、おかあさんになりました

d(*´∀`*)b

朝の診察で

子宮口6~7cmになっていました。


ちびたまは少しゆとりのある

子宮上部にいるらしく

これから陣痛の収縮で下りてくるらしい。


点滴の促進剤、2日目がスタート。




「子宮口、少し縮んだとしても

1回広がった筋肉だから

昨日より短い時間で広がるはずです」


助産師さんの見立て通り

前日より少し早く

昼前から陣痛が始まりました。


寄せては返す陣痛で

お昼ごはんが食べれない…


ここに来てニンニク風味の肉炒めは

受け付けないわ~。゚(゚´Д`゚)゚。

確かにスタミナつけなきゃだけど…

ごめん無理…


フルーツと

お茶漬けを1口だけ頬張りました。



「(陣痛の波が)来ます!!」


と伝えると

助産師さんが肛門を押して

チカラを逃してくれます。



昼過ぎ、助産師さんの診察。

ちびたまの向きが

まだ下りられる角度じゃない…と判明。


ビーズクッションに四つん這いになり


「たまちゃ~ん!

動け~!回れ~!」


陣痛の波に耐えて

深く深~~く息を吐きました。



・・・・・・・・・・



ユキさんは職場に勤務変更を願い出て

この日も休みを取っており

面会可能時間になってすぐ

駆けつけてくれました。


ビーズクッションに

四つん這いになっていた私は


「…ごめん。昨日と同じで

話せない時は、息吐いてるから!」


「おう!わかった。頑張れ!」


ユキさんはボールで肛門を押さえたり

タオルや水分を取ってくれました。


便意をもよおしたので、お手洗いへ。


「助産師さん…トイレ…

一緒に入ってくださいますか…?」


「よろしいんですか?」


これも職業病かな?

看護助手時代からトイレ介助には

たくさん関わってきたし

恥ずかしいとか全く感じず、むしろ


支えて欲しいこと、

必要な介助はお願いしよう!

不安な時は素直に甘えなきゃ!

プロに甘えていい!


の思いが先に立ちました。


陣痛の波を呼吸でかわして

助産師さんに腰をさすってもらい

陣痛の合間に気張るけど、便は出ない。


「助産師さん、ありがとう…

お通じ、出ないことが分かりました…


こっからは遠慮なく息を吐きますから

グッと肛門を押してやってください…


次、陣痛の波を1回送ったら…

ベッドまで一気に戻りますんで…」


「分かりました!」


この時陣痛の波は2~3分程度。

私はなぜこんなに冷静なのか…

自分でも不思議でした。


ベッドに戻り、

しばらくして再び助産師さんの内診。


「子宮口、全開です!

赤ちゃんの角度は…

すごい!!ちゃんと回ってる!」


ドクターもエコーで確認。


「お!赤ちゃん少し斜めだけど

この角度ならいける!

分娩室に行きましょう!」


夕方、いざ分娩室へ!


「次、陣痛の波を送ったら…

一気に移動します……お願いします!」


「今だ!!」「今だ!!」


この時も助産師さんに

タイミングの指示を伝えられるくらい

私はメチャクチャ冷静でした。


つづく