出産後はすみやかに
私とちびたまの処置・観察がありました。
産後はお腹をグリグリ押して
中のモノを出すと思ってたけど…
優しくて丁寧な処置に感じました。
とりあえず私は縫合。
「…先生?私は赤ちゃんの時から
生まれつきの便秘だったらしく
ず~っと気張って生きてきたんです(笑)
あぁ…全てはこの日のための
練習だったんだ~と思いました(*´ェ`*)」
とドクターに話すと
「そうだったんですね
便秘はちゃんとお薬使って
コントロールした方がいいですよ(^_^;)」
苦笑いされました。
陣痛も痛かったけど
生理痛って、このための訓練なんだ
と納得しました。
痛がり、怖がり、注射嫌い!
そんなたみさんでも
「この子のため!」と思えば
無敵モードになれる!
お産の痛みは、耐えられる!
お産って、不思議です。
(●´ω`●)
・・・・・・・・・・
ちびたまは小児科ドクターが
処置をしていました。
遠くから眺めていましたが
割と長い時間、吸引されているようでした。
あとから思えばですが
大きくて元気な泣き声が響いていた~!!
…ってヤツでは、なかったなと。
「呼吸の様子を見たいので
NICUにお連れしますね。」
ちびたまとは、保育器に乗る直前
握手だけして別れました。
「かわいい… (*´ー`)人(-ω-)
よろしくお願いします!」
抱っこできたのは、丸1日後。
このお話は、また後日。
・・・・・・・・・・
産科の職員さん達が
ひととおり片付け終えたあと
取り上げてくれた助産師さんが
最後まで残って
清掃・整頓作業をしていました。
静かになった分娩室で
ユキさんと3人でイロイロ話しました。
「とても楽しいお産でした!
本当にありがとうございました!」
「いえいえ!
そんな風に言ってもらえるなんて
メチャクチャ嬉しいです。
『冷静な産婦さん、上手なお産だった』と
ドクターも感心してましたよ。
吸引も1回で成功したし。
パニックで取り乱したり、叫んだり…
こちらの指示が全く入らない産婦さんも
少なくないので…(^_^;)」
「うん…この人すごく冷静だなって
隣で見てて感心した(´∀`;)」
「そう?ありがとう♪
ちなみに吸引分娩って
何回くらい引っ張るんですか?」
「ガイドライン的には5回ですが
ウチでは安全面を考慮して3回です。
3回やって難しかったら
帝王切開を提案してます。」
聞いた?ちびたま!
一発で決めた私達!!
すっごく偉かったんだぞ!
「たみさん、スタミナもあって
さすが介護士さんだ~と思いました。
介護の仕事、絶対ハードですもん!」
「いやいや、恐れ入ります(^_^;)
助産師さん達のお仕事に触れて
こちらこそリスペクトですよ!」
「たみさんご夫婦は介護士さんで
私達と近い職種だからイロイロ分かるし
逆にイロイロ分かって頂けてるし…
こちらもありがたかったです。
奥様が入院した日も
『これから夜勤に行く』
とご主人はおっしゃって…
シフト勤務だし立ち会えるかな?
と心配してました。
叶って本当によかったです(≧ω≦)」
・・・・・・・・・・
本当にいい助産師さんでした。
助産師さんって
産前は、検診で様子を聞かれたり
両親学級の指導くらいでしか
お世話にならないけど…
助産師さん=お産のバディ!
お産で本領を発揮する
助産師さんの
安心感、冷静さ、優しさ…
マジですごいです!
本当に尊いから!
このあと見る母子手帳には
彼女の名前が記されていたわけで…
《幸運の女神》の名前が刻まれたこと
感謝と感動でいっぱいになりました。
゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
私は3日間、陣痛と戦ったので
日勤→夜勤と途中交代もあり
複数の助産師さんのお世話になりました。
どの方も本当にお優しくて
助産師さんのプロフェッショナルを
間近で感じられたからこそ
本当に尊敬します!!
・・・・・・・・・・
「最後に胎盤、見てみますか?」
「…うん!せっかくだし
見てみようかな!」
私は意外と見れました。
ユキさんも、大丈夫でした。
「たみさんの胎盤はちょっと珍しくて
離れ小島みたいなのがくっついてるんです」
「あ、町の産婦人科の先生が
そんなこと言ってた気がする!
初期の頃、エコーで
変わった胎盤だ、小さいのがある…って」
とつきとおか、よく頑張ってくれました。
意外と大きな塊で驚きました。
ありがとう!胎盤!
「出血は700ccくらいありました。
起き上がり、ふらつきに気をつけて下さい」
「ありがとうございます」
このあと部屋に戻って食べた晩御飯が
進んだこと!進んだこと!
お腹を気にせず眠ったのは
本っ当~に久しぶりだったと思う。
お腹がぺたんこで
もうここにはいないんだ…って
寂しさもあったけど
疲労困憊だったのか
気づいたら朝を迎えてました。
お産、楽しかったです!
ちびたま!
産まれてきてくれて
本当にありがとう!