過日、金沢区にある「フードバンクかながわ」さんを視察。
まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品の多さが問題となり、フードロス、という言葉も生まれる昨今。
ここは、企業や行政、個人等から賞味期限の残りのある食品の寄贈を受け、必要とする団体などに分配する取り組みを行っています。
具体的には、こども食堂などの「食の支援」を行っている非営利団体や行政機関などが対象となります。
様々な食品がありますから、その分別・仕分け・管理を行う作業も重要。
地域の方などボランティアの方々がそうした作業を行い、支えているとのことでした。
企業から寄贈されたお米の管理も徹底しており、古くなったお米は極力味を保つよう、精米を行っているとのこと。
精米機も数台設置されておりました。
「食をツールに、できることを色々考えてみましょう」
そんな言葉が印象に残りました。
こども食堂も各地で行われていますが、高齢の方にもこうした「食の問題」が出てくるといえます。
食べる事ができない人も当然出てくるはずで、いかにそうした方を支えていくことができるか…
そうした考えもフードバンクかながわ設立の際にあったとのことです。
改めて、食について思いを巡らせる契機となりました。
まっとうな政治を鶴見から。ためや義隆