12/13の県議会常任委員会開催日をもって、委員会での議論は年内、
そして今定例会最後となりました。
12/10の産業労働委員会にて議論をさせていただいたのですが、
主に「就職氷河期世代への支援について」をテーマに議論。
厚労省が今年、「就職氷河期世代活躍支援プラン」を打ち出しました。
私も当事者である世代であり、正直「今頃…!」という思いも本音としてはあります。…しかしこの世代が向き合ってきた課題に対して国・行政が動いた、というのは重要なことでもあります。
全国の30代後半~40代前半世代で、正規雇用を希望しながら非正規雇用で働いている方の数は約50万人。神奈川県では3万9千人。
また長期に渡り就労できていない方の数は全国約40万人、本県では2万7千人ほどと推計されているとのこと。
宝塚市では氷河期世代を対象に3名の職員募集を行ったところ、1600人の応募が殺到したのも話題になりました。
本県でもそうした募集を行うかはまだ未定とのことですが、県内職業訓練校において、来年4月に入校するうち、募集優先枠を設置するとのこと、計136人のうち、29人の優先枠を設定した、との答弁でした。
私からは、本県でも職員募集枠の検討を行ってほしい、と要望もしたところです。
…雇用は、生活の糧を得るのと同時に、社会とのつながりを作っていく、いわば生きていく上で極めて重要な意味を持っていると、実体験を踏まえ痛感しております。
だからこそ、対象になる方に寄り添った実効性のある支援を行う必要がある、
そのように最終日に意見発表・要望をした次第です。
まっとうな政治を鶴見から。ためや義隆