一般質問に立ちました③ー県民への防災情報発信・空き家の予防ー | ためや通信

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日々徒然

9月24日(火)に行った一般質問の報告、3回目(最終回)です。

 

ちなみに前の2回はこちらから

一般質問に立ちました①ーこどもホスピス、不登校児童への支援ー

一般質問に立ちました②ードローン前提社会の実現、FSVの普及ー

 

最後のテーマは、県民への防災情報発信と空き家の予防について。

空き家の予防については、神奈川新聞と読売新聞に取り上げていただきました!

 

 2 先進技術の活用と県政諸課題について

(3) 県民への防災情報発信に 県民への防災情報発信に 県民への防災情報発信について

先般の台風15号、そして台風19号は県内にも大きな爪痕をのこしました。

犠牲になられた方々とそのご家族・ご関係者には改めて心からお悔やみ申し上げますとともに、

被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。

皆様が一日も早く安心して安全に暮らせるよう力を尽くしてまいります。

 

さて、災害時、正しい情報が皆様にどれだけ届くかといことは極めて重要です。

自治体によっては防災アプリを導入したり、様々な取り組みで、市民県民の命を守るために情報を発信しています。

 

神奈川県は、というとホームページのトップバナーから、神奈川県災害情報ポータルというサイト等で情報提供をしています。

ですが、県民の皆さんに広く知られていないのが現状です。

より効果的な情報発信に取り組む必要があるのではないでしょうか。

 

知事答弁によると、本ポータルサイトには、

気象警報や避難情報などがリアルタイムで反映されており、

さらにその情報が放送事業者や民間アプリ事業者に自動配信されているとのこと。

そこから県民の皆様に広く情報提供されています。

 

他方で、民間のアプリなどでは、どうしても継続性の課題があります。

そこで、県としても防災アプリなどを展開すべきではないかと指摘したところ、

LINE公式アカウント「未病オンライン」で自分の位置情報から近くの避難所が表示されるとのこと。

防災ポータルとあわせて、周知していくことが重要です。

 

(4) 空き家の予防について

日本全国にある空き家の戸数は約850万戸(平成30年住宅土地統計調査)となっており、

大きな課題となっております。

 

神奈川県内でも約48万戸あり、さらに持ち家に住む75歳以上の単身世帯が約12万世帯に上り、

今後空き家が増加することが懸念されています。

 

 

空き家を放置すると、景観、防災、防犯などの面で、周辺に悪影響を及ぼし、

問題化する可能性があります。

空き家予防のためには、適正な管理について、持ち家の高齢の方にわかりやすく啓発等を行うことが重要です。

 

県からは、県・市町村・司法書士会等で構成する神奈川県居住支援協議会において、

空き家の予防に重点を置いたエンディングノートを今年度作成することが答弁されました。

管理不全の空き家とならないよう、将来の利活用や売却等について、

ご自身の想いをあらかじめ書き留めてもらうもので、

参考となる相続登記の必要性や手続きの進め方などの情報も示されてるとのこと。

 

この質問は神奈川新聞などでも取り上げていただいたところですが、

対象となる方に確実に行き渡り、活用してもらえるように工夫していく必要があります。

 

さて、これで一般質問の報告は終わりです!皆様からもぜひご意見をいただければ幸いです。

ちなみに、当日の議論は録画でもご覧いだけます。

https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1567

 

ともに生きる社会、推進してまいりましょう!

 

まっとうな政治を鶴見から。 ためや義隆


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