6月8日、福島県南会津町南郷地区の「宮床湿原」(みやとこしつげん)です
湿原内では「ハッチョウトンボ」がたくさん飛びはじめていました
いつもの入口、門番も健在
湿原までの道中では
左)エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)、つぼみが増えました
右)ニガイチゴ(苦苺)
クルマバハグマ(車葉白熊)に花芽
左)タチシオデ(立牛尾菜)
右)ハナニガナ(花苦菜)
左)ギンリョウソウ(銀竜草)
右)フタリシズカ(二人静)
左)ハクウンボク(白雲木)
右)オオカメノキ(大亀の木)の花がまだ残っていました
湿原に出ました
ワタスゲは綿毛の崩壊がはじまっていて終盤でした
湿原内ではタマドリゼンマイの葉が展開してきて綺麗!
レンゲツツジ(蓮華躑躅)も終盤
ニッコウキスゲ(日光黄菅)が一輪咲いていました、数は激減して例年ほとんど咲かなくなっています
宮床湿原は、体長2cmほどの日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の一大生息地
毎年ものすごい数のハッチョウトンボを見ることができます
真っ赤な体のオスはとても目立ちます、たくさんいるのであちこちで縄張り争いをしています
これは羽化したばかりで身体が真っ赤になりきっていない未成熟のオス
茶褐色で目立たない「メス」、いつも見つけにくいメスですがここでは探さなくても大丈夫
眼の前にたくさん飛んできてくれます
メスはメスだけで固まってみられるので、オスとメスは棲み分けができていますね
色は地味ですがとっても素敵なデザインです
ハッチョウトンボは7月いっぱいくらいまで見られると思います
最後に相思相愛の樹、白いほうはブナでもう片方はハリギリです
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