4月3日、埼玉県加須市の「浮野の里(うきやのさと)」です
「ノウルシ」が満開見頃となって黄色いジュータンが出現していました
「ノウルシ」(野漆)は湿地に生えるトウダイクサ科の多年草
埼玉県のレッドデータブックで絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)に指定されている貴少な植物です
一面のノウルシ、鮮やかな黄色の群生が綺麗です!
黄色く色づいているのは花弁ではなくて苞葉です、ノウルシには花弁はありません
オレンジ色の小さな部分の内側に見えているのが雄しべ(雄花)
丸い子房の付いたものが雌しべ(雌花)、5本の雄しべの中央から飛び出しています
保全活動の賜物かノウルシは毎年増えてるように見えます^^
その他の花たち
タネツケバナ(種漬花)、菖蒲田を埋め尽くしています
ヘビイチゴ(蛇苺)も群生
左)レンゲソウ(蓮華草)、花は崩壊してました^^
右)キツネノボタン(狐の牡丹)
左)オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)
右)サギゴケ(鷺苔):ムラサキサギゴケ
ツボスミレ(坪菫)、今年は花が少なかったです
左)タチツボスミレ(立坪菫)
右)タンポポ(蒲公英)はセイヨウタンポポとニホンタンポポが混在してました
左)ツクシ(土筆)とスギナ(杉菜)
右)カラスノエンドウ(烏野豌豆)
左)シロバナタンポポ(白花蒲公英)
右)トウダイグサ(灯台草)は伸び切っていて終盤の装いでした
土手の上は気持ちの良いクヌギ並木
土手からは群生地を見下ろせます
今年はもう見頃を過ぎた頃かと思います
また来年ですね
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