4月4日、埼玉県加須市の「浮野の里(うきやのさと)」です
「ノウルシ」がほぼ見頃となって黄色いジュータンが出現していました
「ノウルシ」(野漆)は湿地に生えるトウダイクサ科の多年草、埼玉県のレッドデータブックで絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)に指定されている貴少な植物です
春に茎の先端付近の葉が黄色く色づいて、花が咲いたように見えとても綺麗です
今年はうっかりヨシ焼きを見に行くの忘れちゃったんだけど、現地見たらよく焼けたようでした
来年は忘れないようにしなければ^^
少し早い感じだったけど、鮮やかな黄色の群生が綺麗です!
黄色く色づいているのは花弁ではなくて苞葉です、ノウルシには花弁は無いんですね
オレンジ色の小さな部分が花(雄花)、左側には雄花の先から飛び出してきた雌花が見えます
大きなノウルシ群生地の北側、こちらは年々ノウルシの面積が増えてるような気がしますね
保全活動の賜物でしょうか^^
その他の花たち
菖蒲田のほうで地面を埋め尽くしているのは「タネツケバナ」(種漬花)です
シロバナタンポポ(白花蒲公英)も群生
左)カントウタンポポ(関東蒲公英)
右)トウダイグサ(灯台草)
左)ナズナ(薺)も大群生
右)オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
左)ホトケノザ(仏の座)
右)ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
左)ヘビイチゴ(蛇苺)
右)カラスノエンドウ(烏の豌豆)
左)キツネノボタン(狐の牡丹)
右)コオニタビラコ(小鬼田平子)
左)コハコベ(小繁縷)
右)オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)
ツボスミレ(坪菫)は咲き始め
気持ちの良いクヌギ並木
足元にはタチツボスミレ(立坪菫)、トウグミ(唐茱萸)も咲きだしていました
4月8日に見頃宣言、今年は長持ちしていて15日付けでまだ見頃継続中のようです
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