9月4日、栃木市出流町の「出流山満願寺」(いづるさんまんがんじ)です
出流川沿いや奥之院周辺の「シュウカイドウ」(秋海棠)の群生が見頃でした
翼果も出来始めていたのでもう後半だったのかも
山門(仁王門:1735年建立)
足元にはタマスダレが咲いていました
奥へ進んでいくと出流川の両岸が真っ赤に染まっていました
鐘楼周りもシュウカイドウが見頃
本堂(大御堂):1764年建立(再建)
本堂周辺に沢沿いにもシュウカイドウが群生
本堂右手奥から奥之院へ進みます(要入山料300円)
出流川沿いの参道両脇にシュウカイドウが群生しています
その他の花たち
左)マツカゼソウ(松風草)
右)ヌスビトハギ(盗人萩)
左)タマアジサイ(玉紫陽花)は終盤
右)アオカラムシ(青苧麻)
左)ハグロソウ(葉黒草)
右)ガンクビソウ(雁首草)
左)ヤマトウバナ(山塔花)
右)ミズヒキ(水引)
ノブキ(野蕗)
奥之院参道のシュウカイドウは一昨年工事のため刈払いされてしまいましたが、2年経ってかなり戻ってきました
また道の両側から押し寄せてくるような大群生になる日も近いかな^^
奥之院下の広場に到着
120mの絶壁の40m付近に建つ奥之院です
広場もシュウカイドウの群生
広場奥にあるのが「大悲の滝」
落差は8m、滝行が行われることで有名で予約すれば一般の方も滝行を行えます
古ぼけた階段で奥之院へ登ります
上までは100段ほど、道中もシュウカイドウだらけです
最上部が奥之院拝殿
拝殿の奥が鍾乳洞 「大悲霊窟」、そこに鍾乳石で自然に出来た「十一面観世音菩薩の後ろ姿の像」が祀られています
黄色いポンポンの付いた雄花
その後ろに2つぶら下がっているのが雌花
開花した雌花
中央の黄色いのが雌しべ
大きな2枚の萼と、その横に小さな花弁が1枚あります
2年ぶりでしたけど刈られたシュウカイドウもだいぶ戻ってきていました
以前のような大群生になるのも間近のようです
奥之院下では余計な木が成長しちゃってたんだけど、どうするのかな(^_^;)
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