5月26日、栃木県下野市東根の「トウサワトラノオ保全地」です
トウサワトラノオの花は終盤でした
「トウサワトラノオ」(唐沢虎の尾)
休耕田や湿地など、水分が十分ある場所に群生するサクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、30センチ前後の茎に1センチ程の小さな白い花を咲かせます
環境省のレッドデータブックでも絶滅危惧ⅠB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されています
国内の群生地はここと愛知県の2か所しかないとても希少な植物です
トウサワトラノオ保全地
草が伸びてしまってトウサワトラノオはどこへやら状態です(^_^;)
かろうじて草に埋もれながら咲いていましたが、今年は生育不良だったのか…あまり数ありませんでした
花も一番上まで咲き上がって終了間近
あまり咲いていなかった保全地ですが、1つ南側のいつもは畑になっているところでトウサワトラノオがビッシリ咲いていました
保全地がダメだったので咲いていたこちらを耕さずに残してくれたのでしょうか
白っぽく見えるのがトウサワトラノオの花です、元来繁殖力旺盛で丈夫な花なので環境さえ合えば爆発的に咲きます^^
もちろんこちらもてっぺんまで咲いていて花は終盤です
もう少し早く来なきゃいけなかったですね(^_^;)
トウサワトラノオの花
タネツケバナやナズナに似てますが、トウサワトラノオの花弁は5枚です
貴重な植物です、いつまでも見られると良いですね
関連記事
2017.05.16 トウサワトラノオ保全地