5月16日、栃木県下野市東根の「トウサワトラノオ保全地」です
トウサワトラノオの花は見頃、ただ今年は生育不良気味だったでしょうか
「トウサワトラノオ」(唐沢虎の尾)
休耕田や湿地など、水分が十分ある場所に群生するサクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、30センチ前後の茎に1センチ程の小さな白い花を咲かせます
環境省のレッドデータブックでも絶滅危惧ⅠB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されています
国内の群生地はここと愛知県の2か所しかないとても希少な植物です
白いところがトウサワトラノオの花、いつもならもっと目立つけど今年は緑に埋もれ気味です
元来繁殖力旺盛で丈夫な花なんだけど、他の草の成長が早くて飲み込まれ気味です
トウサワトラノオの花
タネツケバナやナズナに似てますが、トウサワトラノオの花弁は5枚です
貴重な植物です、いつまでも見られますように
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