治療家として知っておきたい「衣食住」のこと | 自己治癒力向上大作戦

自己治癒力向上大作戦

Body~Mind~Spirit~Soul~3rd-dimension~5th-dimension
このつながりこそがwellness~Happiness~LOVE


タイトルのテーマで来月ひと講座やることになりました



クライアントさんが来られる目的はいろいろあります


ひと時のリラックス、癒しタイムを満喫できればそれでいいという方

ともかく痛みが無くなれば良いという方から

根本的に解決したいという方



自然療法を行っている治療家として

そばでお手伝いできるのは

お会いしているホンの数十分に過ぎません


流れをせき止めている「何か」のロックを外して

流れの再開を促すこと

それがクラニオでできる「治癒力アップ」のためのお手伝い


そのセッションの直後、しばらくあとは

流れが維持されて改善が保てていても

またロックがかかってしまうことは珍しくありません



染みついた心や体のクセを手放して

より心地よい状態にカラダが馴染むまでお付き合いが必要で

徐々に良い状態を維持できる時間は長くなります



ところが、すぐ元通りになってしまったり

しばらくするとぶり返したりすることがあります


それは「暮らし」の中に

症状や病気につながる「習慣」があるから



いろんな「習慣」が治癒を妨げていたり

症状や病気につながっています


いわゆる「生活習慣病」で注目される

食生活や運動不足意外にも、油断ならないものは

山ほどあるのが今の世の中





それを知って、適切なアドバイスにつなげましょう

というお話をするのがこの講座のテーマ




でもって、今その内容を考えているのですが

悩ましいのが「薬害」



わたし自身も経験していることだし

ステロイドのリバウンドにもたくさんお付き合いさせてもらってきました



「薬害」とは

治してくれるはずの薬で健康が損なわれた状態

をいいます


副作用に苦しんでいる状態も入れていいかもしれません




本人が「薬が原因でそうなった」ことを自覚できるならば

まだいいほうで

「まさか薬がその症状の原因になっていようとは思ってもみない」場合が

たくさんあるのが悩ましいところなのです



ステロイドの害のようにある程度認識されているものだったり

抗がん剤のように副作用と天秤にかけて使われるものならわかりやすいのですが

使用されているお薬の副作用はほとんどがマイルドなもの


なので「直ちに健康に影響はない」のですが

じわじわと影響していることが多いのです


その代表例として「鎮痛剤」



わたしもたくさんたくさん使いました


ケロリンの大箱をじゃんじゃん消費し

ボルタレン、ロキソニンなど、当時処方薬だった鎮痛剤は

風邪のときなどに余分にもらっておいて

頭痛に使ったりしていました



そしてどうなったかというと…



低体温 34度台

頭痛  ほぼ毎日頭痛

寝つきが悪い 寝起きも悪い

肩こり

目の疲れ

胃弱



という情けない状態


ほかにもいろんな薬を使っていたので

もちろん鎮痛剤だけが原因とは言いません


でも、血行の悪さ、体温の低さが

「消炎鎮痛剤の濫用」と関連しているのは

ほぼ間違いがないと思っています



交感神経を刺激して炎症を抑える

=血液循環を妨げる


ね、同義なんです





結果、老廃物の代謝も滞りますよね



「痛み」とはそもそも

<具合の悪いことが起きてるよ!>

という警報ベルのようなもの


安易に鎮痛剤を濫用することは

原因をなおざりにして

警報ベルを叩き壊しているのと同じことなのです





鎮痛剤は痛みという苦痛から救ってくれるありがたい薬です

でも、濫用すると思わぬツケを払わされることにもなりかねない



このバランス感覚がね

上手く伝わらないんですね




良いものか、ダメなモノか

そんな簡単に白黒つけられるものは

世の中そんなに無いんですよ




濫用しない方が良い=ダメなモノ

でもないし


代わりになるモノがあるよ

たとえばホメオパシーのレメディやお手当て=使っちゃ絶対ダメ

でもない




要は、ほどよい距離感で依存しないことが大事





何をどんな使い方をしているのか

どんな影響が出ているのか

そこをよ~く観察して

バランスを取り戻せるようなアドバイスが求められているんだと思います




食べ物でも一緒

牛乳はカルシウムの供給源としてふさわしくありませんが

乳製品すべてを排除するのは難しいですよね


アレルギーが無いのなら

嗜好品としてたまにケーキについてる生クリームくらいいいじゃん

ピッツアに乗ってるチーズは美味しいよね




悪さをさせない体づくりができていれば

少々のものは入ってきても受け流せる

そういうことなんです




悪さをさせない体を取り戻すためのお手伝いには

けっこうな知恵と

頓智も必要




あ~


どうやって伝えようか






ひろの拝