「この地域に大雨洪水警報が発令されました…」
ときたもんです
原発事故関連のあつまりから戻るときにも
水の壁と化した雨のなか
３歩で足元はずぶ濡れ…という豪雨で
中には冠水していた道路もあったそうです
ともあれ、この地域は大過なく朝を迎えることができました
やれやれ
これは昨日仕込んだ
発酵玄米の甘酒と、梅の酵素
発酵玄米の甘酒、噂通りみりん並みに甘いです
さて、昨夜は友人の呼びかけで
秋にも始まる勢いの大阪の瓦礫償却について考えるつどい
に行ってきました
福島第一原発の現状
汚染地域の現状
汚染がもたらしている健康被害と思われる例
避難生活している人たちの苦労
瓦礫をめぐるややこしい話
取り残された動物たちの悲惨な状況
再稼働に関する胡散臭い金の流れ
今回の未曾有の事故をめぐっては
などなど、関心のツボもひとそれぞれです
でもね、思うんです
もうひとつひとつポイントをいじくってる場合ではない、と
根っこは全部一緒
「無関心」のツケです
どうしてこんなことになったのかといえば
「偉い人の言うことに従っておくのが〇」
というニッポンの学校教育で
自分自身の感性や価値観をすっかり明け渡してしまったから
騙された、とか
だれも教えてくれなかった、とか
そういう話では無く
抵抗することもせず明け渡した大勢の人がいるからです
要するに自分のものではない、誰かの価値観に
「Occupy」されてる、占領されてるから
昨年末に世界中ではじまった「Occupy」のムーブメントの中で起きた
今回の原発事故
言い方はヘンですが、実にタイムリーだったと思います
金融、エネルギー、製薬、食品という
だれもがお世話になるものを扱う企業に
価値観や感性を「占領」されてたけど
奴隷でいることはもうやめだ！
それを宣言して
周りとつながり
自分自身の感性と価値観で生きられる世の中を作ろう
それが「Occupy」のムーブメント
日本ではイマイチ盛り上がりませんね
再稼働のことに関しても
いまだに一部の人の利益にしかならない
＜「経済的発展」とやらのためにはいたしかたない＞
なんて思ってる人も少なからずいるようです
関心をもったところでムダ
そう感じているのか
どう思っているのかなんにも表現しない人も
わんさかいます
２４００年前のギリシアの歴史家ヘロドトスが言っています
「知恵、知識を持つことこそが善。
無関心は悪である。」と
自分自身の感性に従って得た知識は
あなたと、あなたにつながるひと、これから生まれてくる子どもたちを
守る力があります
あなたを占領している価値観は
一部の人の財産を膨らませる力を持っています
さて、どちらを選びますか？
読んでくださってありがとう＾＾
ひろの拝