「骨盤」最近ブームです
おおむね「骨盤ダイエット」
「骨盤矯正」みたいな使われ方ですが
ホントよく目にします
クッションだったり、ベルトだったり
骨盤を整えるグッズも安価なモノから高価なモノまで
たくさん出回っています
整体やいろんなセラピーでも注目度の高い部位のようです
骨盤を整えれば
痩せられる、腰痛も治る、便秘も治るなどなど
いろんな効果も謳われています
ところで、骨盤はざっくりと３つの骨でできてること
（こまかくいうと７つ）
ご存知ですか？
しかも、この骨盤
開いたり閉じたりゆがんだり案外簡単にしちゃうこと
ご存知でした？
特にお産の前後はそれはもう動きやすい状態にあります
なぜなら、赤ちゃんが通過するため
そういう風にできてるんです
実際、予定日超過などで赤ちゃんが予想を超えて大きいと
エコーで見たお医者さんは
「こりゃデカすぎて通りそうにないから帝王切開にしましょう」
とおっしゃいますが
そもそも予定日とは２週刊前後の誤差など当たり前
赤ちゃんの準備が整ったときにお出ましになるのを
サポートするのが本来の産科のあり方だと思うのね
それを大人の都合で取り出すってどうなんだろう…
という話はさておき
骨盤です
うちにも
「大きいから通らないかもって言われました」
と半泣き、恐怖にひきつった表情で来られる妊婦さんいます
まず、この「恐怖」や恐れという緊張状態
これは骨盤を硬くします
「骨格が小さくても、緩やかに動けば出てこられるようにできてるのよ～♪」
とご説明して、まずは安心してもらい
緊張をときほぐせるようお話をします
そしてお手当て
赤ちゃんとママのペース、リズムがぴったり合ったお産の
素晴らしさ、キモチよさをお伝えしながらお手当てします
もともとオペの予定が決まっていた方をのぞき
実際にびっくりするほど大きくても
ゆるゆるだったり
するりだったりの、心地よいお産を迎えられています
そんな時期だからこそ気をつけてもらいたいのが姿勢
歪んだ座り方
ねじれが生じるような寝方
これは後々いろんなトラブルの種になってきます
横座りはもってのほか
胡坐ならまだまし
足を組みたくなるのは
その時点で歪みが染みついているからです
大の字になって寝ると腰が痛いのは
骨盤だけでなく、腰椎、頸椎にも歪みがあるから
いずれにせよ、染みついた歪みを手放すには
ゴリゴリ力をかけて戻したり
ベルトで整えたりするのではなく
染みついた歪みの元＝筋肉や靭帯のこわばりを
手放すことが肝心
あとはカラダが自分で本来の心地よい姿に戻っていくことができるのです
それが生命力の神秘
先日、セミナーのために訪れた沖縄では
この時期の骨盤を整えるためにはやっぱり
『正座』にかぎる！
という話で盛り上がりました
横座りはよろしくない
胡坐だと開きっぱなしのクセがついて痩せにくくなる
坐骨を意識しながらの正座で
膝にクッションを置いて抱っこで授乳するのがいちばん！
その話、知恵、アイディア、アドバイスを持ち帰りできたのがこれ
天板に無垢の檜を使った「正座椅子」です
グラウンディングに大切なベースチャクラと触れるものですもの
素材にも気を配りました
たまゆら堂初のオリジナル商品となる日もそう遠くはないはずです
販売体制が整いましたら
あらためてご案内いたします
膝を痛めて座るのがしんどくなった方
腰痛があるかた
茶道や書道、三味線などのおけいこでの長時間の正座が不慣れでしんどい方
どなたにでもお使いいただけます
お役にたてますように
ひろの拝