頭蓋仙骨療法セミナー
先週の土曜に沖縄から戻り、ようやく一息つきました
「終わった~」という安ど感と
「始まるぞー」という高揚感を
発酵玄米と共にかみしめております
突然ですが「発酵玄米」
長岡式酵素玄米との出会いは、もう5年以上も前になるのですが
お道具の置き場所が無いとか
手間がかかるとか
なんだかんだで見送っておりましたが
幸いにも置き場所に困らない家に移ることができたうえ
お道具一式を5月の首都圏出張の折に友人から譲り受け
沖縄ツアーの時には行った先々で発酵玄米が出され
いよいよ期が熟した感がありましたので
戻ったその日にヘロヘロだったにもかかわらず
玄米からモミ米をより分けて炊きました
これは2度目に炊いたものを追加したときの写真
旨いです
名古屋ではまさに想定外のハプニングから始まり
チビリそうになるくらいビビりながらのセミナーとなりましたが
心強いアシスタントさんの協力と
巧みなフォローで素晴らしい会にすることができました。
この日にデビューをはたした骸骨君「よっちゃん」も
なんだか幸せそうです
この日のセミナーには整体師さんとしてすでにご活躍の方
理学療法士さん、作業療法士さんなど
カラダのことではすでにプロフェッショナルな方が多くお見えになりましたが
「心を置き去りにして治癒は起こりえない」というホリスティックな視点で
このセミナーにたどり着いたという方ばかりで
終始とても和やかな雰囲気にが漂っていました
翌日は念願かなって、ついにホームタウン和歌山の
「たまゆら堂」にてセミナー
近くは自転車の距離、遠くは北九州、ルクセンブルクからの一時帰国の方も集まり
それぞれに印象深いエピソードを頂戴いたしました
あたらしい土地で あたらしいことを始め あたらしいつながりを持つことに
たくさんの心配の声を頂いていましたが
むしろ「ゼロから始めるおもしろさ」を大切にしたいと
改めて感じた次第です
それもこれも
プライベートのパートナー
仕事のパートナー
出会いに恵まれたからこそ
感謝感謝は尽きません
そして、6月になり札幌!
「触れ方ひとつで感じ方はこんなに違う」
ということを確認しあっている場面です
わたしが治してあげる!という手
恐る恐る触れる手
優しく包み込んで安心感を届けることのできる手
かつて、産婆さん(いまは助産師)の学校では
小銭入れに入れた数個のコインにポケットの上から触れて
いくら入っているかわかるような
「手」のトレーニングがされていたと聞きました
その「手」で触れればへその緒がどんなふうに巻いてるのか
赤ちゃんの準備はどこまで整っているのか
ママのお腹での赤ちゃんの居心地はどうなのか
全てわかったといいます
エコーではわからないママの不安もわかったことでしょう
ここ20~30年の間に
そういった「感覚」をそだてることは
「非科学的」なこととして医療の教育現場からも
医療の現場からもどんどん排除されてきました
私たちが行いたいこと、伝えたいことは
治療でも医療でももちろんありません
その人にある「癒える力」にその人自身がアクセスできるよう
サポートするための「癒術(healing-art)」です
クラニオはその一つのメソッドとして
おおいに役に立つこと請け合いです
そして、札幌からもどり週が明けたらこんどは沖縄!
沖縄で訪問したゆいクリニック
先生のヴィジョンも素晴らしいし
助産師さんたちのサポートも素晴らしいし
こだわりぬいたその空間は
遠方からでも産みに行く価値があると感じるほど
ワンダフルでした
何年も前に産科医療関連の雑誌に掲載された
わが心友まきちゃんが書いた記事
「こんな待合室だったらいいのに」に基づいた設えになっているのです
どこもかしこも、隅々まで
量産品の冷たさが全くないその空間に迎えられる赤ちゃん
なんと幸せなことかと思いました
医療機関の建物の壁が漆喰だったら
あの消毒薬のニオイなど全部吸収分解してくれるし
じゃんじゃん消毒薬使わなくてもいいし
命が守られている安心感があるのに…
と、漆喰の部屋を体験してからずっと思っていましたが
この「ゆいクリニック」はすべての壁が漆喰塗り
しかも、沖縄の月桃の茎が練り込まれているのです
藍を練り込んだ発想に通じる感性を持った方がおられることも
とっても力づけられた思いがしました
平和、命、つながり、豊かさ、優しさ、愛について
沖縄はとってもディープなテーマを今も持っています
そんなことも教わりつつのツアーで開催したセミナーは
なんとも和やかで、じんわりとした感動に溢れるものとなりました
これは、今帰仁会場にご参加のOT(作業療法士)さん
午前のレクチャーとランチが終わって
午後のワークに備えテーブルを片付けているあいだ
BGMを流してくださっています
那覇会場には東京からの自主避難の妊婦さん
福島から避難してこられた親子も来てくださり
安心・安全を日々実感することの大切さ、ありがたさを確認しあいました
助産師さんたちからは「寄り添う」こと
相手のことを自分のこととして「感じること」
の大切さ、心地よさを再認識させていただけました
日々出あいの中で
たくさんの学びを頂けることに感謝です
ひろの拝