相変わらず腹膜透析を続ける日々を送っていますが、ここに来て問題発生。


腹膜透析は透析液を体内に注入、留置、排出をひとサイクルとして、自分の場合は一晩に3サイクルをするのだけど、突然、排出が上手くいかなくなった。


排出が上手くいかないとどうなるかと言うと、透析の入れた液から、出した液を引いた総量が最後にデータ表示されるのだけど、この数値がおかしくなる。


本来、浸透圧を用いて余分な水分と毒素的なものを、引っ張り出す(これが一般的な尿ね)ものなのだけど、これが体内に残ってしまうのである。


全身が凄く浮腫んで、体重が突然増える。


さらに進行すると、全身に倦怠感が出て、さらに肺や心臓に水が溜まる様になり、やがて意識障害が起きる様になり、そして命に関わる状態に進行する。


大変な事なのだけど、とりあえず原因がわからなかったので、医療機器メーカーさんにTelしてみた。


しかも真夜中の一時の事である。


24時間365日対応とは書いてあるけど、まさか出るとは思っていなかったが、まさかの女性が出た。


状態を告げたら丁寧に対応してくれた。


まぁ、簡単に言うと「故障じゃ無いから、病院に行って」という事。


早速、次の朝一に職場から病院に電話したら「すぐ来てください」と言われて、早退してすぐ病院に向かった。


様々な検査を受けて、判明した症状はなんと「カテーテルの位置異常」でした。


本来カテーテルは腹膜(内臓入れてる袋)の底に向かって真っ直ぐ入れてあるものなのだが、どうやら中で曲がってあさっての方向向いてしまってるらしいとの事。


そのせいで、透析液を入れる時は入るけど、腹膜内に溜めた透析液を吸い出す時には上手く吸い出せないわけだ。


原因は分かったけど、じゃあどうやって治す?と聞いたら医師は難しい顔をした。


簡単なのは開腹手術で位置を治す事だけど…と言われて、それは嫌だ!と即断った。


前に受けた全身麻酔が切れて、意識あるまま開腹手術を受けた地獄を思い出したからだが、入院ももうしたくない。


そうしたら、下剤と利尿剤をガンガン飲んで胃腸を、バキバキに動かして、自然に元通りになる様仕向けてみようかという話になった。


あまり効果は無い様なのだけど、手術が嫌過ぎてとりあえずそれをやってみる事にした。 


そんなわけで今週末は家で下剤と利尿剤で腹がめちゃくちゃな状況で、のたうちまわりながら過ごしてます。


この状態で明日出勤出来るのか?


職場で床のたうちまわりながら仕事するのか?


それでカテーテルは元の位置に戻るのか?


光明が見えない日々を過ごしております…

青天の霹靂とはこの事か?


突然異動になった、しかも公示と異動が同時という荒技炸裂!


これって大概、何かやらかした奴がやられるやつだけど、俺何した扱い?


病気なって身体障がい者になったから問題児扱いですか?


とにかく、?が沢山出まくってる状態で新職場に行ってみたら、部長がとりあえずこれ…と、ヘッドセット渡された。


…なんと、この歳でテレアポデビューする事になりました。


人生って本当にわからないもんで、後定年まで少しというところで、初体験のお仕事に回されました。


そんなわけで今は毎日、お客様の電話対応をひたすらやっております。


これまで、お外で完全なるガテン系(懐かしい?)として長々とやってきたので、馴染まなくて毎日怒られっぱなしですが、後少しだと思って我慢してます。


やってみてわかったのだけど、電話だと結構めちゃくちゃ言ってくるのね。


多分実際本人目の前にしたら、そんな事言えないでしょ?言われた事ないし。


特に高圧的な高齢女性が恐ろしい…ネチネチとひたすら悪態ついてくるからさ。


普段どんな冷遇されてこんな捻じ曲がった精神になるのかと思うと、ちょっと恐ろしい。


まぁ、暑さも雨も関係無くなったのはありがたいと思わなくちゃいけないのかな?


とりあえずしばらくは苦しむ事になりそうです。



相変わらず、毎日腹膜透析頑張ってます。


そしてついに先日市役所より連絡あって「障がい者手帳」が交付されました。


これにより正式に障がい者として認定された感じになったわけなんですが、その際に市役所の担当者から丁寧に様々な補助について説明を受けました。


これが、ありがたい事ではあるのですが、たくさんあり過ぎてよく分からなくなる!


その中で都営交通と介護者補助で割引などあると言われたけど、使い方がよくわからないものがあった。


そこで、かみさんとネットでいろいろ調べてみたら、障がい者PASMOなるものがある事が分かって、1枚でいろいろ機能持たせる事が出来るならこれ良いんじゃね?と、早速作りに行ってみた。


とりあえず都営地下鉄の駅で、定期購入できる所と考えたら、一番近くは新宿なので向かってみた。


改札で聞いたら、何故か京王線の定期売り場を案内されて、そこで聞いたら確かに障がい者PASMOを作れるという事で作って貰った。


ついでに介助者PASMOも作る事にになり、新たに1000円取られてそちらも作ってみた…が、この時点であれ?なんか変だぞとは思っていたのだが…


都営交通の割引の事聞いたら、その機能は都営交通の定期券売り場に行けとか言われ、また都営線の定期券売り場探してウロウロ。


やっと歩き回って見つけ出してお願いしたら、そこで初めて感じていた疑問にいろいろ答えてもらえて理解したのだけど、障がい者PASMOは介護者PASMOと2人揃ってる時しか使えないもので、何でも機能を持たせると返って不便になるよとの事だった。


そうか!1人で移動する事も多い自分の場合、障がい者PASMOはあまり使い道無かったのか。


結局2枚PASMOを持つ事になり、1人移動用PASMOの方に都営交通の割引の機能を付けて貰った。


今回はかなり勇足的なミスになってしまったが、かみさんとちゃんと調べて知る事は、難しいけど大事だねと話した。


まだまだ、税金の事や保険の事などよく分かってない事は多い。


各種割引やら補助というものは各自治体によって内容はかなり違うので、いろんな情報を自分で調べてみると結構噂で聞いていたものとは違うことがあるので、注意が必要です。