生理に関する悩みや婦人病を抱える方の心強い味方になる、ピル。
そんなピルにも、ホルモン補充療法で使うホルモン剤と同様、様々な種類があります。
どう作用するかの個人差もあるため一概に言えないのですが、トリキュラー錠28という低容量ピルを服用していた私が、実際どう感じたかということを書いておきましょう。
*ピルのメリット
・生理が始まる日がはっきりわかった
・経血量が少しになり生理期間も短くなった
→失敗がなくなった
→無駄に少し前からナプキン付けなくてよくなった
→生理用品の消費が減ってお金も節約できた
→ナプキンかぶれが軽減した
・生理痛がなくなった
・ニキビが減った
・肌の水分量が増えてもち肌になった
*ピルのデメリット
・副作用が怖かった
・費用がかかった
・毎日飲むのが手間だった
・浮腫みやすくなり、太った
ここで根本的なお話ですが、ピルとは、女性ホルモンが配合された薬のこと。
そう、ピルを服用するということも、ある意味『ホルモン補充療法』なんです。
ピルには中用量ピルと低用量ピル、超低用量ピルとがあり、エストロゲンの量が50μg以下のものを低用量ピルと呼ぶそうで、一般的にピルと言えば低容量のものが選択されることが多いようですね。
それでも、更年期症状のホルモン補充療法で使われるホルモン剤と比較すると、ホルモンの量は約6倍!
だからピルの服用は、更年期のホルモン補充療法以上に、副作用に悩まされてしまう方が出てしまうのかもしれません。
もともとホルモン量が足りないわけではないですし。
でも、私の場合は、開始してほんの数日はちょっと気分が悪いような気がしたくらいで、他には体調不良は感じませんでした。
それよりもなによりも私にとっては、ずっっっと大きな悩みだったニキビがほとんどできなくなったことが、本っっっ当に嬉しかったのを覚えています。
もちろん生理に関係する全てが楽になったことも、本当にありがたかったんですけれど。
30歳頃に初めてピルを服用し、なんでもっと早くから飲んでおかなかったんだろうと、心から悔いた私でした。
……ま、わけあって2年半で止めっちゃったんですけどね。