八幡坂



坂の多い函館で最も有名な坂の1つです。映画などで使用された事もあり、観光客の写真撮影スポットになっています。



坂を上りきると元町エリアになります。

元町周辺は北海道で唯一、国の選定を受けた『重要伝統的建造物群保存地区』となっています。函館特有の上下和洋折衷様式の異国情緒溢れる街並みを楽しめます。



旧函館区公会堂(国の重要文化財)

明治40年(1907)8月の大火は函館区の約半数の12,000戸余りを焼失しました。

この大火で区民の集会所であった町会所も失ったため『公会堂建設協議会』が組織され、建設資金として区民からの浄財を募りましたが、大火後のため思うように集まりませんでした。

当時、函館の豪商と言われた相馬哲平氏は自分の店舗など多くを焼失したにもかかわらず5万円の大金を寄付したため、これを元に明治43年(1910)現在の公会堂が完成しました。

(現地説明文より抜粋)



旧北海道庁函館支庁庁舎

明治42年(1909)に建てられました。1階は元町観光案内所となっています。



開拓史函館支庁書籍庫

旧イギリス領事館

イギリス領事館は安政6年(1859)に函館ではアメリカ、ロシアに次いで設置されました。この建物は大正2年(1903)に竣工したそうです。



函館ハリストス正教会





安政6年(1859)にロシア領事館の附属聖堂として建立されたそうです。



カトリック元町教会

元町教会は安政6年(1859)フランスの宣教師メルメ・ドゥ・カションが仮聖堂を建てたのに始まるもので、キリスト教宣教再開の先駆として横浜の山手、長崎の大浦と共に最も古い歴史をもつ教会です。

(現地説明文より抜粋)

現在の大聖堂は3代目だそうです。



チャチャ登り坂

チャチャとはおじいさんの意味だそうです。坂があまりにも急なので誰が登っても腰を曲げて登ることから名付けられたそうです。


函館聖ヨハネ教会

現在、世界聖公会のうちの日本聖公会に属する。明治7年(1874)英国聖公会海外伝道教会の宣教師W.デニングが函館に来て伝道を開始したのが日本聖公会の北海道伝道の始まりで、同派の道内における宣教活動の根拠地であった。

(現地説明文より抜粋)

現在の建物は昭和54年に完成したものだそうです。



真宗 大谷派 函館別院