経済、社会を考える -4ページ目

2014年の主な政治・経済日程

1月  米大統領一般教書演説
     IMF・世銀の世界経済見通し
    日本の経済・物価情勢の展望の中間評価
2月  G20財務相・中央銀行総裁会議
    米連邦債務上限き上げ期限
    イエレンFRB議長就任
3月  中国全国人民代表大会
4月  IMF・世銀Spring Meetig
    日本の消費税の8%への引き上げ
    日本の経済・物価情勢の展望の中間評価
5月   欧州議会選挙
     OECD世界経済見通し
6月  G8首脳会議
    世界銀行  世界経済見通し発表
7月  日本の経済・物価情勢の展望の中間評価
8月  イギリス スコットランド  独立住民投票
9月  G20財務相・中央銀行総裁会議
10月  APEC  
     IMF・世銀総会
     イギリス スコットランド  独立住民投票
     日本の経済・物価情勢の展望の中間評価
     ECB、EBA(欧州銀行 監督機構) ストレステスト結果発表
11月  米中間選挙
     G20サミット
     OECD世界経済見通し
     スペイン  カタルーニャ自治州  独立住民投票
12月  2015年10月の消費税 増税の判断

今年の日経平均

 今年ももう終わろうとしている。今年の日本経済に関しては、アベノミクス中心の一年だった。日経平均は、1月4日の10604円に始まり、1月9日に年初来安値10398円をつけ、そこから徐々に上昇し3月21日に12650円。その後、4月2日に11805円まで下落。しかし、日銀の異次元の金融緩和決定を受け、4月4日に大幅上昇し、その後も上下しつつも上昇トレンドを維持。5月23日に、今現在の年初来高値15942円をつける。しかし、バーナンキFRB議長の金融緩和のペースを落とすとの発言から急落し、その後も大きく上下し荒い動きとなり、6月13日に12415円まで下落。その後は、持ち合いながらも下値を切り上げ、ここ最近は、米国の金融緩和の縮小時期の思惑で動いていたが、米経済の好調や円安進行もあり、年初来の高値に近づいている。約5000円ぐらい上昇した。約1.5倍になったわけだ。
 ドル円も1月2日の安値約86.5円から、ぼぼ日経平均と同じ動きをし、現在は、約104.1円。約20円近くの上昇だ。日経平均やドル円のここまでの上昇を予想した人は、昨年の段階ではあまりいなかった。この大幅な上昇の理由は、アベノミクスに象徴される日銀の異次元の金融緩和、米経済の回復、欧州金融危機の鎮静化などがある。さて、来年はどんな年になるのだろうか。良いお年を。

二重価格

 楽天市場で、楽天優勝セールに便乗し、大幅割引のように見せかけて、通常の値段で販売していた店が見つかった。ある店などは、割引価格前の値段がシュークリーム12個で1万2千円と明らかにおかしい価格だった。今回に限らず、割引前の価格を高くし、多く割り引いているように見せかける二重価格などはよく見られる。

騙されないためには、割引率より価格に敏感になることが必要だ。そしてその物の相場の価格を知っておく。そうすることにより、適正な価格を知ることができ、良い買い物ができる。

「自責」で物を考える

 成功している人の物の考え方に、「自責」がある。これは、自分に起こるすべての結果は自分の責任であり、他人のせいにはしないという考え方だ。この考え方を続けると、たとえ困難に出会っても、それを乗り越えるために自分で考え努力し、成長につながる。「自責」で物を考える習慣を心がけたい。

宮崎駿監督、お疲れ様でした

 宮崎駿監督が引退を発表した。彼の多くの作品は日本だけではなく、世界中で愛された。宮崎アニメいうジャンルさえできたほど。手塚治虫氏に次ぐ日本アニメの巨匠は、後人に後を託し、現場から去って行った。本当にお疲れ様でした。