サッカー日本代表のW杯の軌跡
2014サッカーW杯日本代表の戦いについて
前回のW杯は、守備的な戦いでベスト16、今回はどんなチームに対しても自分たちが主導権をとって戦う攻撃的なチームでこの大会に臨んだ。。しかし、この戦い方は、アジアでは通用しても、世界では通用しなかった。それは、今大会で明らかになった。
強豪国は、何度も大舞台を経験し、成長し、自分たちのサッカースタイルを作り上げてきた。日本のサッカーの歴史はまだ浅く、日本のサッカースタイルは確立されていない。日本のサッカースタイルとはどの様なものがいいのだろうか。次のW杯に向けて模索は続く。
2014サッカーW杯日本代表初戦対コートジボアール
今、アメリカで売れている経済本
米国の場合、格差は産業革命 を機に拡大し、1910年は上位10%の富裕層が全体の富の80%を保有していた。2回の世界大戦を経て、その比率は60%に減るが、2010年には70%まで再び上昇した。相続税 制の抜け穴が利用されて、事実上の世襲 制が復活し、金融資本主義が政治と結びつくことで、経済成長率以上に資本家が富んだとしている。
アメリカで何故売れたのかというと、最高のタイミングで、最も話題となっているテーマを取り上げたからのようだ。格差の問題は特に米国で、少し前からホットな話題として急浮上していた。米国人はこれまで何年も格差に関してはあまり関心がなかったようだが、ここへきて突然、ウォール街 が過剰に富を得ていることに怒りが爆発、富裕層と富の再分配の在り方を問題にし始めたところだった。ピケティ氏は、富の集中は資本主義の本質であり、先進的解決策として、全世界で富に課税すべきだと説いている。
すき屋の大量閉店
すき屋を運営するゼンジョーHDは、人件費を極端に抑え利益率を高め成長してきた。しかし、人件費の削減は、社員やバイトに過度な負担を押し付けることになり、今回のような結果を生んだ。この事態を受け、社長は「現場とトップの距離を縮め、意思疎通を図っていきたい」と反省の弁を述べた。現場無視の経営の暴走が、今回の事態を生んだようだ。
すき屋は、弁護士による第三者委員会を設置し労働環境の改善をはかるという。また、ワタミは、26年度中に60店舗を閉鎖して1店舗当たりの従業員数を増やす施策を発表した。人材確保に向け、パートやアルバイトを正社員化する動きや、労働環境を改善する動きが他の外食企業にもででてきている。安く人を使い、利益を上げて来た一部の外食企業の成長モデルが、曲がり角に来ているのは間違いない。