皆さんこんばんは。
たまです。

LoveLive!Sunshine!!
AZALEA 1st LoveLive!
In The Dark
/*秘密の物語*/

 

参加レポート Vol.2 です。

いよいよライブが始まります。

 

その①

その③

その④

 

 

 

OPは、We'll get the next dream!!!のREMIX。
ユニットライブのOPで持ち曲のREMIXが流れるのも、お馴染みになりつつありますね。
一昨年のファンミから始まった演出ですが、現在に至るまでファンの間では
一貫して高評価を受けている印象。もちろん私も大好きです。
今回の We'll get the next dream!!!の REMIX も凄く良かった!
低音が心を揺さぶるように響いて、開演に向けてテンションを上げてくれました。
この音源もいつか欲しいな。。。

暗転したステージの上段に、小宮有紗さんおすわがリフトアップされて登場。
スクリーンに投影されたライブロゴが逆行になってシルエットだけ浮かび上がり、
AZALEA ここにあり」を観客に強く訴えかけます。
やっぱりライブのOPはこうじゃなければ!!!

1曲目は、アルバムの表題曲「We'll get the next dream!!!」。
イントロのおすわの台詞を聴いた瞬間、ライブに来た実感が沸いて、
内心でテンションが急上昇。ライブの1曲目はいつも、こんな感じで現実から
非日常の境界線を破壊してくれます。
ただ、いつも1曲目はテンションに任せてロクに感想を覚えていないのですが、
この曲はかなり厳重に記憶に焼き付けられていて、今でもよく覚えています。
まず、メンバーカラーを取り入れながらも黒をベースにシックな雰囲気に
仕上がっている衣装が、おすわも小宮有紗さんも滅茶苦茶似合っていました。
衣装を見て感激したのは、かなり久しぶりのような気がします。
そんな二人が、AZALEA の中では比較的クールな曲を、これまたクールな
歌声で歌唱するという贅沢。ダンスもかなりキレのある振り付けになっていて、
AZALEA の曲の中ではかつてないほど引き締められた気分になりました。
観客を一人残らず魅了し、視線を釘付けにするパフォーマンス。
最高のライブのスタートです。

1曲目が終わり、会場が暗転。
暗くなったステージ上で、炎が燃え盛り始めました
妖艶な雰囲気の中で始まった2曲目は、「PHOENIX DANCE」です。
こちらもアルバムで新規収録された曲で、大人っぽい雰囲気に仕上がっています。
ジャンルとしては「トロピカルハウス」というらしいですね。
音源でも凄く良かったのですが、この曲は完全に現地で聴いてナンボの曲でした。
歌声が凄く綺麗に響くという点もさることながら、2人のダンスが綺麗すぎました。
軽やかにステップを踏みながら腕を回したり突き上げたりする様子は圧巻の一言。
加えて、二人のダンスのシンクロが凄まじかったですね。。。
現地で贔屓目はあったと思いますが、本当に寸分違わず踊っているように見えました。
それぞれの振り付けも簡単ではないのに、タイミングまで完璧に合わせてくるとは、
いったいどれだけ練習をしたのでしょう。魅了され、楽しみながらも、
ここに至るまでに費やしたであろう時間に想いを馳せ、威圧感さえ覚えました。
こういう部分は、AZALEA・・・というか、Aqours 特有だと思います。
何度でも思い出したいと思う、至福の時間でした。

3曲目は、「INNOCENT BIRD」です。
2017年にリリースされた GHaS のカップリング曲で、AZALEA の中では既に
お馴染みの曲なのですが、なんと私は生で聴くのはこれが初でした
リリースから4年間、足を運んだライブやFMTでは披露されず、逆に私が行っていない
ライブやFMTでは披露されるというニアミスを続けてきたのです。
こういう感じでの回収は、もはや私にとっては珍しい機会になってしまいました。
あとはせいぜい夢で夜空を照らしたいかAqours Heroes くらい。
思えば膨大な曲数を拝見させて頂いたものです。。。
話をライブに戻しましょう。この曲の見所は、なんといっても小道具を使った
ライブ独自のパフォーマンス。ハンドマイクの末端に紐がついていて、
その紐をグルグル回したり両手で張ったりしながらコミカルに動いてくれます。
2人も慣れているおかげか、この曲のパフォーマンス中は少し余裕がありそうで、
年季の入り具合を伺わせてくれました。見られてよかった~。

3曲目が終わったところで最初のMC。
おすわも小宮有紗さんもトークはローテンションなので、先ほどまでの観客を
圧倒するパフォーマンスとは一変して緩やかな雰囲気でトークが展開されました。
きんちゃんがいない分、小宮有紗さんがトークを展開していたのが新鮮でしたね。
おすわが相槌メインなのはいつも通り。。。w
衣装について、オススメポイントまで含めてじっくりと見せてくれたのが印象的。
シースルーになっていたり、スリットになっていたりと、施されている工夫を
聴いていると、いつもながら細部へのこだわりに感心します。

MCの途中で、2人がタオルを持ち出してきました。
タオルの回し方についてのレクチャーが始まります。
小宮有紗さんが、ダメな例として「えいっ」と言いながらおすわをタオルで
ぺちっと叩いたら、おすわが「えいってしないで」とのんびり答えていたのが
面白かったですね。ゆるゆるで可愛い。。。

さて、Aqours でタオル曲とくれば、次の曲はこれで決まり。
2年前のAqours Club のテーマソング、「Jump up HIGH!!」です。
比較的年季が入っている曲なのですが、過去に参加したライブを思い返して
みたところ私自身が生で聴いたことがあるのが Guilty Kiss バージョンだけでした。
AZALEA、というかギルキス以外ではここがお初。
こういう拾い損ねが今でもあるので、Aqours のライブは常に行きたいんですよね。
今のところ公式のタオル曲がこれだけなので、現地で聴くとすごく楽しいです。
私もタオルを持ち込んでいたので、サビでグルグルと回しました。
もちろん、他人に迷惑をかけないよう自分のスペースだけで。
やっぱり身体を動かせた方がテンションが上がるな~、と改めて実感。

ひとしきりテンションが上がり、さあ次の曲はなにかとwktkしていたら、
なにやらどこかで聴いたことがあるイントロが。。。
認識できた瞬間にビックリ、5曲目は「SKY JOURNEY」です。
個人的に9人のイメージが凄く強い曲だったので、始まった瞬間はドキドキしましたが、
始まってみたらおすわと小宮有紗さんの力強い歌声が凄く綺麗に響いていたので
違う意味でドキドキしました。トークタイムとのメリハリが強すぎる。。。
あと凄く良かったのが、間奏中の二人のダンス!
ステージ上のレーザーがスポットライトのようにおすわと小宮有紗さんを照らし、
軽やかなダンスに合わせて縦横無尽に動いていました。
その様子がまるで、二人がレーザーの光を操っているかのように見えて
滅茶苦茶カッコ良かったです。ここばかりは完全に見蕩れてしまいました。
この演出は、過去のどのライブでも見られなかったもの。
もう何度も現地で聴いている曲なのに、改めて魅力を知りました。
SKY JOURNEY ってこんなに凄かったんだ。。。

カッコ良さで魅了する時間は終わりません。
続く6曲目、「メイズセカイ」は個人的に今回のライブのハイライトの1つです。
曲がまず凄く良くて、音源で聴いていた時からジワジワと興奮に誘うような感覚に
すっかりと虜になっていました。それが生で拝見したら、さらに魅了してくる
ものですから驚異的です。SKY JOURNEY と同様、力強さで圧倒する歌声は最高。
今すぐどこかに飛び出していって走り出したくなるような疾走感は、
ライブで聴くと音源で聴いた時の何倍もダイレクトに感情を揺さぶってきます。
あと、この曲もダンスが凄く良かったですね。キレのある動きの中にも華麗さあり。
落ちサビの、脚を爪先から撫でるようなところがとても良く映りました。
その場でターンした時に衣装の裾がフッと舞い上がる様子も美しかったです。
この曲も現地でナンボ、生で化けた曲になりました。最高でした!

ただ、私以上にテンション突破していたのが隣のまるすけ
飛び跳ねないように我慢しながらもその場でスクワットをしながら、
両腕のブレードをこれでもかとブンブン。曲が終わった後にはくたびれた様子もなく
やばい、楽しい」と呟いていました。
たぶん、この場にいたトリコビトの大半がこうだったのかもしれませんね。
それくらいの興奮で会場が包まれました。

ここでライブは小休止、スクリーンにて幕間ドラマのAパートが流れました。
今回の幕間ドラマは、Aqours の通例に倣って悪ふざけの限り。
先日の虹学3rdライブの幕間ドラマが悪ふざけなしの真っ当なシナリオだったので、
その対比はかなりのものですが、私はどちらかというと悪ふざけの方に慣れているので、
ああこれだよ!」という実家のような安心感を覚えました。。。(笑)

幕間ドラマが終了し、ライブが再開。
7曲目は、小宮有紗さんによるダイヤさんソロ曲「Perfect SEKAI」です。
幕間の最中に衣装と髪型が変わり、曲のイメージ通りの和装になっていました。
これがもう滅茶苦茶綺麗で、腰を抜かすかと。。
本物の和服を使用したという衣装は、イメージカラーの赤とシックな花柄が
絶妙な大人らしさを引き立てていて、重厚ながら裾が軽やかに舞い上がる袴と
合わせて、ライブというよりは歌劇の衣装のように見えるほど。
髪型はポニーテールと大きなリボン、大きな編み上げ靴が、
明治~大正期の女学生のような印象を演出しています。
小宮有紗さんはもう女学生という年齢ではありませんが、これらの衣装が
滅茶苦茶似合っていました。もうこの衣装だけで眼福の極みです。
そんな衣装を身に纏って披露したパフォーマンスも圧巻。
高音が多く歌うのが大変だったと思うのですが、日本刀を使った演舞など
難しい振りをこなしながら歌唱も完璧に完遂していました。
一体どれほど練習すればこんなことが可能になるのでしょうか。
凄みすら感じさせられました。

8曲目は、果南ちゃんのソロ曲「もっとね!」。
こちらもお色直しをしてきたおすわが披露してくれました。
この曲では、まさかのトロッコが登場!メットライフドームのような広い会場なら
まだしも、ゼビオアリーナくらいの会場では感染症予防の観点から
トロッコは使わないだろうと思っていました。ちょうど自分の座席がトロッコを
間近で見られるポジションだったので、出てきた瞬間すごく嬉しかったですね。
トロッコに乗るおすわの服装は、白いワンピースに麦藁帽子。
まさに夏休みを満喫する女の子といった感じです。
トロッコの上なのでステップは踏んでいませんでしたが、客席に手を振って
アピールをしているおすわは凄く可愛くて、不躾ながらかなり凝視しました。
トロッコで一番近くに来てくれた時は、残念ながら反対方向を向いていたので
後姿しか見えませんでしたが、それでも可愛いと思うくらいに可愛かったです。
なお、余談ですがライブ後にアーカイブ配信を見たら、この曲の最中に
スタンドでブレードを振っている自分とまるすけの姿を特定できました(笑)
けっこうな回数ライブに参加していますが、特定できるほどに鮮明に映っているのは
かなり珍しいです。その点でも、良い思い出になりました。

ソロ曲を披露した後に、2回目のMC。
それぞれの衣装をじっくり見せてくれました。
トークの中で小宮有紗さんの衣装へのこだわりを改めて感じられて、
そのいつも通りな感じにもはや安心感さえ覚えました。
おすわの衣装は、スカートに生地を20mも使っていると聞いてビックリ。
ラブライブのライブは、衣装も見所のひとつですよね。

MC明けは、ソロ衣装のままで「"MY LIST" to you!」。
まったく予想していなかったので、凄くビックリしました。
生で聴くのはいつぶりでしょうか、思い出せないくらい久しぶりの気がします。
いつもはしゅかから始まる歌い出しを小宮有紗さんが歌われていて、
AZALEA のライブであることの固有性を感じました。
この曲の最中、小宮有紗さんがペンギン、おすわがイルカのぬいぐるみをそれぞれ
抱えてキュートなダンスを披露。その様子が可愛すぎて変な声が出そうでした。
Bメロからは2人がそれぞれトロッコに乗車。再びおすわが目の前に来てくれた
のですが、この時も背中だけのご拝見になりました。残念。。。
反対サイドで小宮有紗さんが「この中に私の恋人候補の方はいらっしゃるのかしら」と
スタンドを見渡しながら言っていて、この時ばかりは「俺だー!」と叫びたかったです(笑)

ライブの折り返しとなった10曲目は、トロッコに乗りながらの
Landing Action Yeah!!」でした。
これもあんまり聴いてないなと思っていたのですが、確認してみたところ
コロナ禍前最後にして声が出せた最後のライブ、CYaRon 1st@小倉 で
CYaRon Ver. を拝聴していました。あれももう1年半前なんだよなぁ。。。
初代 Aqours Club のテーマソングということで年季も入っている曲なのですが、
いつどこで何度聴いてもこの曲は何だか楽しい気持ちになってきます。
一緒にジャンプ!」のところはジャンプを我慢するのが大変でした。。。
ただ、トロッコでこちらサイドに来てくれた小宮有紗さんがガッツリこちらを見ていて、
しかも完璧に目が合ったので滅茶苦茶嬉しかった!!!
私のことは認識されなくても、少なくとも視界に入って1秒や2秒でも目が合っただけで
恐悦至極に存じ奉り。ライブではやっぱり一瞬でもキャストに接近する瞬間がほしいです。
あとは、我ながら振り付けをけっこう覚えていたことに自分で感心しました。
私は振りコピする方ではないのでちゃんと踊ることは意識していないのですが、
サビで自然と手が動きました。染み付いてますなぁ。

ランアクの後、キャストが退場して幕間ドラマのBパートが上映されました。
シナリオはいつも通りのカオスだったのですが、今回はパロディでなんと
コードギアスのネタを持ち出してきました。これにはビックリ、思わず
やりやがったぁ」と小さく声に出してしまいました。
ギルキス 1st でガンダムをパロディしたことはありましたが、今度はまさかの
コードギアス・・・しかも果南ちゃんで。カレンではないけど。
サンライズやりたい放題ですなw

幕間ドラマが終わり、ライブが再開。
ステージに登場した小宮有紗さんは、「GALAXY HidE and SeeK」の衣装を着用していました。
披露する曲はもちろんGHaS。ギャラハイとか銀閣とか呼ばれたりもしますね。
この曲はAメロがすべてダイヤさんソロという特異な構成になっていて、
ライブでは長時間に渡って小宮有紗さんの単独パフォーマンスを楽しめます。
見慣れたピンクの衣装で歌って踊る小宮有紗さんはやっぱり可愛いの極み。
サビからはおすわも登場、2人の歌唱とダンスを胸に焼付けさせてもらいました。
きんちゃんも含めた3人でのパフォーマンスに慣れ親しんだ曲ですが、
この日に関しては2人であっても違和感や物足りなさは一切感じませんでしたね。
恐らく二人用として細部に渡って変化を加えたのだろうと思います。
こういう部分に想いを馳せると、その熱意に頭が下がりますね。。。
曲のキュートなイメージに反し、強烈さに圧倒されるような想いでした。

続く12曲目は、「メタモルフィズム」。
これが、私が選ぶハイライト2つ目です。もともとアルバムに新規収録された
3曲の中では私はこの曲が一番好きで、買ってから高頻度で聴いていました。
理由はよくわからないのですが、"Amazing Travel DNA" で新たに確立した
AZALEA らしさが、それまでにあった可憐なイメージとマッチしていて、
いろんな意味で AZALEA だけの魅力が詰まっていると感じたのだと思います。
当然、ライブで聴くのが凄く楽しみだったので、イントロの段階ですぐに
この曲だと認識することができました。
待ち望んだ時間は、ただでさえ高かった期待を上回るほど素晴らしかったです。
生で拝聴する歌唱は、音源で聴くそれよりもずっと深く淡く、それでいて
凄く甘く響きました。この甘さこそがこの曲の魅力なのだと思います。
あとはダンスがあまりにも可愛すぎました。身体を揺らしながらステップを踏む
サビの振り付けが特に可愛かったです
この曲を、序盤のクールな衣装ではなく GHas のキュートな衣装で披露するあたりが
良いですよね。曲や振り付けのイメージに合った衣装で魅せてくれると、
感じる魅力は何倍にもなります。その観点でも、最高の見せ方でした。
これは本当にもう一度見たいです。。。

13曲目は、これまた私が大好きな曲「待ってて愛のうた」でした。
先ほどのメタモルフィズムに続き、この曲もこのライブのハイライト
この曲を生で聴くのは Aqours 4th 以来3年ぶりで、久々ということもあってか
聴いていて感激してしまい、不覚にも涙が流れそうになりました。
今回のライブで涙腺が緩んだのは、この曲の時だけ。それ程に感動しました。
もともとこの曲が人より好きだという自覚はあったのですが、
たぶんもはやその域に収まらず、私にとってのキラーチューンといっても
過言ではないのだと思います。いや、だってこの曲凄くいいじゃん。。。
アニソンという枠を越えてメジャーシーンに押し出しても十分に通用するバラードでしょう。
響く歌声が凄く綺麗。小宮有紗さんもおすわも必死に練習して辿り着いている
境地なのだとは思いますが、先天性がなければ無理だろうと感じます。
最大級の褒め言葉として、「天才」という表現を使わせて頂きたいです。
凄く好きな、Bメロの「誰に聞いてみたらわかる 聞いてわかるものじゃないよね」
というフレーズを小宮有紗さんがソロで綺麗に歌っているのを聞けたのは
光栄という他ありません。心底に、この場に来られてよかったと思いました。

ここでMCその3。
キャストの2人がたくさんお話をしてくれていたのですが、リアタイ時は
直前の待て愛の余韻が凄すぎて、トークがあまり頭に入っていませんでした(笑)
それはあまりにもったいないので、後にディレイ配信で見られて良かったです。
後で見てみたら、衣装や曲の話をしていましたが、けっこうあっさり
トークパートを終わらせていました。開演が遅れた都合上、巻いていたのかもしれませんね。

14曲目は AZALEA お馴染みの曲、「ときめき分類学」。
今まで何度も披露されていますが、今回のライブでは初となる試みが。
テーブルと椅子、ティーセットとレターセットの小道具がステージ上に運び込まれ
Aメロで小宮有紗さんがそれらを使った小芝居をしながら歌唱してくれました。
こういうちょっとした変化をつけてきてくれるのも嬉しいですね。
ただ、今まで慣れ親しんだ分、きんちゃんの不在をこの日最も強く感じました。
小宮有紗さんとおすわの2人だけでは物足りなかったとかではないのですが、
知っているが故に「本来ならここはきんちゃんが。。。」と思う瞬間が
多かったんですよね。その中でも魅力を落とすことなく演じきった2人は
やはり凄かったと思うのですが、いつかまた3人でのこの曲を見たいと思いました。

続く15曲目は、アメトラのカップリング「空中恋愛論」です。
この曲も凄く良かった・・・。これも問答無用でハイライト入り
私はもともと、アメトラの収録曲の中でこれが一番好きでした。
DJ小宮有紗や AZALEA 特別配信でのDJダイヤで聴くだけでも楽しくて、
今回のライブに際してもっとも聴きたいと願っていたと思います。
実際にそれが叶った感想は、想像以上。ライブでさらに化けてしまいました。
ロックな曲ではないのに疾走感があって、曲に合わせてブレードを振っているだけで
意外なほどに楽しいんですよね。開幕の、仁王立ちで点を指さす様子も
こちらのテンションを煽ります。それに加えて、キュートでポップな振り付けも
観客の視線を釘付けにして離しません。おすわがこの日一番と言ってもいい
くらいのキレで可憐に舞っていたのが印象的でした。切れ味鋭くキメていても
可愛いって、一体何事なんでしょうか。。。
落ちサビの振り付けが個人的にメガヒット。片足で交互にステップを踏むあのダンス、

小宮有紗さんとおすわがやると可愛すぎます
あの振りだけでもずっと見ていたい気分でした。なんて素晴らしい振り付けを
開発してくれたのでしょう。発案者には感謝してもしきれません。
惜しみなく拍手を贈れる、最高のパフォーマンスでした。

ライブはいよいよ終盤、16曲目の「卒業ですね」で一区切りを迎えました。
この曲はサビの振り付けが凄く特徴的で、まるすけは初めて見た Aqours 5th ライブで
すっかり虜になってしまったとのこと。思えばこの曲を生で見るのもその Aqours 5th
以来2年ぶり
です。ステージ上部からさらにリフトアップされていく2人の姿を見て、
より強く Aqours 5th ライブを思い出しました。
この曲は確かサンシャイン2期の全巻連動購入の特典だったので、アルバムがリリース
されるまで音源を所有している人があまりいなかったんですよね。
最近ではすっかり知名度も上がり、私も今回のライブで聴くのが楽しみでした。
曲のイメージに反してキレがよく決まる振り付けを、2人でしっかりとシンクロして
踊りきってみせる小宮有紗さんとおすわはさすがの一言。
Cサビのフラッシュは心臓に響くようで、凄くカッコ良かったです。
Aqours 5th に続いて今回も終盤に持ってこられたので、なんとなくライブ終盤の
印象がついたような気がします。タイトルや曲調含めてノスタルジックかも。。。

この曲でライブはいったん終了。アンコールに入ります。
手拍子でのアンコールの後、スクリーンで幕間映像が流れました。
内容は、AZALEA 3人による Club Report 番外編。
キャンディショップで飴作りに挑戦するというレポートでした
メンバー3人それぞれ作ったり、AZALEAのロゴ入りキャンディを作ったりと、
楽しそうな雰囲気が伝わってきて見応えがありましたね。
後で知ったのですが、逢田さんきゃんがtwitterで「私この飴持ってる♪」という
マウントをラブライバーに対して行っていたようです(笑)
くっそー!!

幕間番組が終わり、アンコールに応えて2人が再びステージに出てきてくれました。
衣装はライブTシャツとドレススカートに変更。
披露してくれた曲は、「トリコリコPLEASE!!」でした。
この曲は AZALEA 1st シングルのA面で、AZALEA といえばこの曲と考える人も
多いであろうという象徴的なもの。そんな曲を、遠く仙台の地まで追いかけて
聴けるなんて、ファンとしてはそれだけで感無量です。
今までのライブで何度か聴いた事はありましたが、今回改めて良いなと思いました。
歌い方、というか声?ですかね、後の AZALEA と少し違う気がして、
王道アイドルを突っ走っているかのようなキュートな歌声に感じます。
性格も喋り方もクールな2人、そんな小宮有紗さんとおすわだからこそギャップを
感じられて、妙に聞き入ってしまいました。ダンスも華やか。
また、この曲の最中はスクスタのゲーム内で AZALEA の3人が踊っている映像が
スクリーンで流れていたのですが、その映像を見ていて気付きました。
花丸ちゃんのパートを、2人で合唱している・・・!
今回のライブではそういうカバーリングが数多くあったのだと思いますが、
すべての曲のパートを覚えているわけではないので、この曲でやっと気付きました。
あぁ、AZALEA のこういうところ、本当に好きですわ。。。

曲が終わってアンコールMC。
トークは確か、トリコリコPlease!!の小道具、トリコリコステッキのお話。
幕間番組でトリコリコステッキをモチーフにしたキャンディを作っていたので
その話を含めてのトークが展開されていました。2人も楽しかったようです。

最後のMCでは、小宮有紗さんとおすわがそれぞれ想いを話してくれました。
小宮有紗さんがきんちゃんについて言及していて、その内容が印象に残りましたね。
きんちゃんがライブに出演できなくなり、いろんな選択肢があったそうです。
その中には、きんちゃんの復帰を待つために今回はライブを中止するという
選択肢もあったとのこと。ただ、おすわも小宮有紗さんもそれを選びませんでした。
曰く、進み続けていつでも合流できるようにしていけばいい。
止まってしまったらもっと先がわからなくなってしまう。
走り続けていれば、いつでも合流できる。


この考え方は、とても素敵だと思います。
Aqours として、AZALEA として蜜月の日々を重ねたから出せる答えなのでしょう。
外から見ている人では紡げない言葉。
その言葉には、確かな決意と熱意が篭っていました。
AZALEA のこのスタンスを私は心から支持したいと思いますし、
これからも応援をし続けたいと、改めて強く感じました。
おすわも小宮有紗さんも、最高です。

MCが終わり、ライブはいよいよ本当にクライマックス。
アンコール2曲目は、「LONELY TUNING」。
この曲は、私が初めて "AZALEA" を見た Aqours 2nd 埼玉公演 Day.1 で
披露された曲で、私にとっては AZALEA の原点ともいえる曲です。
あれ以降もFMTやラブライブフェスで披露の場に立ち会ってきていますが、
何度でも特別な感慨を抱かせてくれます。聞く人を元気付けるような
エールのようなエネルギッシュな歌詞を、キュートな歌声と振り付けで
より強く心に響かせてくれる特別なパフォーマンス。
どれほどの活力を、この曲から貰ったことでしょうか。
また、Cメロで2人の号令に合わせて観客がブレードを一斉に AZALEA カラーの
ピンク色に変更。会場が一色に染まった光景は、凄く綺麗でした。
満席じゃなくても、このブレード芸は美しいですよね。
その光の一角でありながら、言いようもなく感動してしまいました。
しかもこの曲では、この日最後のトロッコも出動。またまた近くに来てくれました
小宮有紗さんはやっぱりため息が出るほど美しくておすわもこの曲の時は
こちらを向いていてくれました
。おすわさんめっちゃ可愛かった。。。

2人がメインステージに戻り、ライブも終わりかぁと思っていたら、
アウトロにかぶせるように曲がスタート。
この日のオーラス、18曲目は「Amazing Travel DNA」でした。
この曲が始まる直前まで「あれ?アメトラやったっけ?俺忘れたかな」と
疑問符が浮かんでいたので、曲が始まった瞬間に「ここできたか!!!」て感じで
声にならない歓声を頭の中であげていました。
遠く仙台の地までAZALEAを追いかけてきたからこそ、この曲はに心に響きます。
思えば1年半前、CYaRon 1st で小倉までCYaRonを追いかけた時に
ライブ遠征は滅茶苦茶楽しい!」と気付かされました。
あれこそが私にとって文字通りの Amazing Travel DNA が目覚めた瞬間であり、
そこから1年半に渡りそのDNAを抑制され続けてきたのです。
時間がかかってもその本能を行使できたことを含めて、ここまでの出来事に
思いを馳せて、ライブの最後とは思えないほどに晴れやかな気持ちになりました。
言うまでもなく、ステージ上の AZALEA のパフォーマンスは極上。
疾走感のあるハイテンポな曲に乗せて、可愛くて楽しげな歌声が響き渡ります。
ハードロックでなくても心を揺さぶるパフォーマンスは、確かにそこにありました。
最後の最後まで、一縷の隙もない素晴らしい曲でした!!

以上18曲を以ってライブは終了。Day.1 は終幕となりました。
退場していく2人を見て、いつもは喪失感を感じるところなのですが、
今回はそれはまったく感じませんでしたね。
最後のアメトラの余韻が凄すぎた、というのもあったと思いますが、
それ以上に翌日も現地で見られるという事実が、気持ちに余裕を与えました。
やっぱりライブは両日だな!と思いながら2人をお見送り。
ライブ終わりとは思えないくらい晴れやかな気持ちでした。

ちらっと時計を見たら、時刻は20時15分あたり。
開演が17時半だったので、公演時間はなんと2時間45分に達しました。
キャスト2人でこの公演時間は驚愕ですね。。。お疲れ様でした。

 

 

その①

その③

その④