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TO RIGHT, THE RIGHT w/Aloha Ke Aloha

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コヅカの森の整備に伺った日のこと。

崩れてしまった階段に土を入れるのに同じ山の別の場所から 

流れにくい土を選んでそこに運ぶ作業がありました。

じぶんで鍬をつかって土を削っているときにふと

山砂採取がこの延長にある、、、山砂採取をした気持ちがわかってしまいました。

しばし 立ちすくみ。。。


みんな 良かれ と思っていた。(山砂にかぎらず)

いろんな思惑が途中から入ってきて、止められなくなり 

その立場になってしまった人たちの気持ちに 初めて立ったような気がしました。


ベクトルを変えたことを創造したい。


何のフィルターも通さない真理が自然の中にあるように思います。

ありとあらゆる時間を海や山や森で過ごすことや空を眺めることに費やしたいと

のうてんきに思っていました。


良い と とても良い という判断しかない世界が

この宇宙のどこかにはあるのだそうです。

そしてそれは自由自在に どこにでも存在できるのだそうです。



自然エネルギーって わかりますか?

太陽の光や熱、風の力、水が流れる勢い などを利用した循環しやすいエネルギーのこと。

20年前くらいまでは えそらごと、絵に描いた餅気味だったことも

今はヨーロッパ各地で実用化されて 日本でもできるんじゃないの?

ってことになってる。

いや実は日本でも実用化されている地域もあるの。

今は国任せのエネルギー供給を 地域に取り戻そう~って機運もおこりつつあり。

ご飯とエネルギーって日常的消費財が地域で地産地消できれば

過疎化も解決するって主張する国会議員さんもいます。


ローカリゼーション 地域回帰

友達に話すとめちゃくちゃ 嬉しそうに聞いてます。


ローカリゼーションをわかりやすく描いた映画

「幸せの経済学」 

わくわく彗星まちがいないです。

千葉では5月22日に佐倉で上映予定!(非公式情報)


それでもって その自然エネルギーで地域全部をエネルギー自給させちゃおうっていうのが

前の記事に書いた 祝島(いわいしま)-山口県

日本の自然エネルギー研究の精鋭が がんくび揃えてこれに関わっています。

祝島自然エネルギー100%プロジェクト


戦後60年以上かけて 今の近代日本ができあがっているのだから

それを動かしてきたエネルギーのことだって あ~よかったね!ってなるには

おんなじ以上はかかってあたりまえなんじゃないかと。


でももう未来への縁(よすが)が見えてきているんだよ。


祝島は今 埋め立てられそうな海を目の前に耐えています。

六ヶ所が同じような状況の時 全然しらなかったことを思うと、

今は知っているということを地球人としてよかったと思います。


ぜんぶ 海のおかげなんだよね。


映画「幸せの経済学」



映画「ミツバチの羽音と地球の回転」



「隼」 shing02
全体を俯瞰してみる目が今みんなに必要なんじゃないかと思ったとライブで言うてました。





2008年7月27日に掲載した記事でご紹介します。

フリーライター・樹木ジャーナリスト
林 将之 さん
http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/

がBe-palという雑誌に掲載された文章でした。
∞:∞:∞:∞:∞:∞



工事着手前 原発立地側(田ノ浦)から見た祝島(2008年7月)↓




上は今年(2008年)2月 建設地のボーリング調査をしている時の写真だそうです。


海の中に 調査台船 というのが並んでいます。


今は 全部撤去されて 下の美しい写真のようになっています。


埋め立て工事の着手は2009年初めを予定されているそうです。


以下は フリーライターの林将之さんの書かれたものです。


「ビーパル メールマガジン」 に掲載されたものを編集しなおしてくれました。


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あなたの故郷に原発ができたらどうします?



ある冬の日、


私はずっと気になっていたその場所に、初めて足を踏み入れた。


瀬戸内海に浮かぶ美しい港町、山口県上関町に計画中の


上関原子力発電所の建設予定地である。


小さな入り江にボーリング調査の台船 が建ち並び、


海岸には沈砂池が造られ、クレーンなどの重機が待機する。


着工に向けての調査中と聞いていたが、既にそこは建設現場のようであり、


今更ながら本当に原発ができようとしていることを実感した。



 白波の向こうには、今も根強く反対運動を続ける祝島の集落が見え、

そのあまりの真正面さに言葉を失った。


そしてこの14km先には、私が生まれ育った故郷があり、


素潜りや釣りを楽しんできた海がある。



 上関原発の計画が浮上したのは1981年。


以来25年余り、推進か反対かで上関町は揺れてきた


(写真集『中電さん、さようなら』 http://item.rakuten.co.jp/book/5120641/
に詳しい)


が、町長選挙で は推進派候補者が毎回約6割の票を得て当選し続けている。


漁業補償などに関する裁判が現在も係争中だが、


事業者の中国電力(本社・広島市)は、2010年の着工、2015年の運転開始を目指し、

2009年初めには埋立て工事を始めようとしている。


現在日本に計画中の原発のうち、いちばん最後の新規立地である。



 私が上関原発のことを知ったのは小学生の頃。


この地方では広島原爆の教訓を聞かされる機会も多く、


無知ながらも「できなければいいのに」と思っていた。


大学進学で上京してからは、たまに上関原発の ニュースを耳にすることはあったけど、


「何とかなるだろう」ぐらいにしか思っていなかった。



30歳を過ぎ、仕事も軌道に乗り、生涯の定住地を決める年齢になった今、


ようやく現地を訪れて気づいたことがある。


「ここに原発ができたら、故郷に戻るという選択肢はなくなるかもしれない」。


万一の大事故におびえつつ、子育てができるか。


放射能漏れはないという神話を信じて、この海の海産物を食べ続けられるか。


貯まり続ける放射性廃棄物の行く末を気遣いながら、暮らしていけるか。


私はそのリスクに真正面から向き合い、故郷を天秤にかけなければならない。



 県内最少人口の自治体である上関町(計画浮上時は約7000人、現在は約3500人)には、


原発誘致によってこれまでに約40億円の電源三法交付金がおり、


着工すればさらに200億円前後の交付金がおりるとみられ、


操業開始後は固定資産税の収入も格段に増える。


それを見越してか、既に新しい公共施設が次々とでき、


有名人を招いた大きなイベントが開かれ、周辺市町村との合併も早々と断った。


近隣の漁業協同組合(祝島漁協を除く)は、中国電力と約125億円の漁業補償契約を交わし、漁師1人当たり5000万円ともいわれる金額の半分を既に受け取っている。



 上関町が期待を寄せる「地域の活性化」という思惑通り、町は潤ったかにも見える。


しかしその潤いは、故郷を離れて暮らす人々を呼び戻す魅力があるだろうか。


これから故郷を離れる若者たちは、また戻ってきてくれるだろうか。



 既に多くの発電所を有する山口県では、電力は不足していない。


上関原発は、大阪圏や広島に電力を供給するための発電所といわれている。

計画通りに進めば、10年後には広島市にも多くの原子力の電力が供給されるのは確実で、


核兵器廃絶を訴える都市・ヒロシマが、一方では


原子力エネルギーに頼って暮らしてくことになる。


この矛盾を、多くの広島県民は認識していないのが現実だろう。


世界唯一の被爆国である私たちの進む道は、もっと他にあるはずではなかろうか。




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