茨木市って地価が高めなのに駅周辺がちょっとトホホ | Takuyaki's Blog

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 茨木市(大阪府)は利便性のよい北摂の中都市で地価は高め          …じゃが 主要駅の周辺がトホホな状況で まったくイケてない

リクルート社なんかから定期刊行されている不動産関係の冊子では,時々「関西圏の地価マップ」が掲載されます。関西の主要駅界隈の土地の価格(標準的な取引価格)が,鉄道路線図をベースにして表示されて通覧できるようになっています。

多くの人が,「あそこは高いやろう」とすぐに思ってしまうような所の価格は,やはり相当に高額になっています。

大阪市の北区・福島区・西区や,西宮市・芦屋市・神戸市東灘区にある阪急の各駅,京都市の中京区・左京区なんかが,それに該当します。

そうそう,大阪府豊中市にある「千里中央」駅あたりも高くなっていますね。

アタクシが個人的に「へぇ~~~」と思うのが,大阪府茨木市の主要駅であるJR「茨木」駅と阪急「茨木市」駅あたりの価格が,かなり高くなっていることです。

まぁ茨木市であれば,大阪市内や京都市内,隣にある高槻市や吹田市に出向きやすいし,京阪沿線である「枚方市」駅方面にも比較的簡単に行き着くことがでけます。

…なので,通勤・通学・都市部でのショッピング等がしやすく,ベッドタウンとして打ってつけのロケーションだと言うことができそうです。

1970年に開催された大阪万博の記念公園へのアクセスも良好になっています。

そうであるからして,茨木市の主要駅の土地価格が高めになっても不思議ではないはずなのに,アタクシ自身は「へぇ~ そうなんだぁ あの街がね~…」という感想を持ったのです。

それは何故か⁉

 

四半世紀以上の期間,茨木市に住んだことがあるアタクシは,同市における主要駅の一つである阪急「茨木市」駅の周辺について,

「駅周辺の道路がゆったりとはしておらず,へんにウネウネと曲がっていて渋滞も多い。駅に近接して建っている複数の商業ビルは,老朽化・衰退化が激しくかつ狂おしく,大阪万博が開催された1970年当時はイケイケの施設であったのかもしれないが,いまではシャッター降りまくりで,幽霊館っぽくなっちまっている。茨木市はよい所にあるはずで,恰好のベッドタウンだと言えそうなのに,茨木市駅から一歩外へ出ると,残念な気分にさせられちまう。この状況,どないかならんのかっ!」

…という感想を持っている者です。

実際,この駅の東部をはしっているバス道(京阪バスの路線)などは,駅に近付くにしたがって,道幅が狭くなっていき,阪急電車の高架下をくぐる直前にある交差点の手前地点においては,歩道というものがなく,信号待ちでそこに停滞している自動車の横を歩行者がすり抜けようとする場合,かなり難儀な感じになります。バスが信号待ちしていた時は,もっともっと窮屈になります。

この駅の西側にあるロータリ―の周辺をはしっている道も整然とはしておらず,朝夕のラッシュ時は勿論のこと,それ以外の日中の時間帯であっても,多くの車がギュウギュウに詰まってノロノロとしか動くことができない状況になることが,頻繁にあります。

ロータリ―内にある停留所でバス待ちをしている時に,目の前の道路の状況を目にして,「なんだかなぁ~,イケてないなぁ~」という思いを持ったことは,星の数ほどありました。

また,ロータリーのすぐ近くには,上に述べました幽霊館といってもよさそうな商業ビルが複数建っており,そのことも駅周辺の景観にとっての✕要因になっています。

阪急茨木市駅界隈の交通状況や商業地としての趣きを知ってしまうと,茨木市が誇ってもよい「利便性に恵まれているロケーション」も台無し…。

そう感じるのは,きっとアタクシだけではないはず…,

言い方を変えると,茨木市には,まだまだ「魅力度を高める伸びしろ」があるということです。

 

茨木市の元住民として,その伸びしろをフルに活かして,街全体の整然化が積極的に推進されることを切に願っています。

阪急「茨木市」駅から茨木神社がある所まで,そして,茨木神社から茨木市役所がある所ぐらいまでが,再開発されて,いまのJR「伊丹」駅の西側で実現されているような風情(=和のテイスト)のある街並み・景観になってくれればエエのになぁ~と,個人的には思っています。

頑張ろう 茨木市!

頑張ってくれぃ 茨木市!