落ちてくるナイフを「空売り」でつかみにいく
「もっと下がる」ことを願うイベント投資法
今回ネタにするのも,
イベント投資に該当するものだと思っています。
企業の「決算発表」というイベントに絡めての
短期の投資手法であります。

2026年5月14日(木)
この日のターゲット銘柄は,フジクラ(5803)でした。
フジクラは,5月14日の14時に決算発表を行なうことに
なっていました。
人気のある銘柄は,決算発表直後の値動きが,
ヒジョ~にダイナミックになり,
次のようなパターンとなることが,しばしばです。
【決算発表内容が好感された場合】
発表があった直後にド~ん!と上がって,
その後にズド~んと下がっていく。
【決算発表内容が失望(嫌気)された場合】
発表があった直後にズド~んと下がって,
その後にド~んと反発する!
※反発局面となるのは,僅かな時間であることが多い。
※反発しないで,ストップ安になることも…。
フジクラ(5803)も,人気銘柄の一つですから,
予定時刻に決算発表が行なわれたならば,
14時以降に,株価は,
「ド~ん!」→「ズド~ん」パターンか,
「ズド~ん」→「ド~ん!」パターンに
なるのであろうな~と思っていました。
でも,発表直後の値動きが激烈になることが十分に予想され,
そうなれば,ついていくのが大変そうだと感じたため,
アタクシは,決算発表前の株価動向に着目して,
発表前に決着をつけられそうであれば,そうしてみようと
思うようになりました。
フジクラ(5803)の株価は,本年の2月頃以降,
急激に上昇してきました。
…ということは,比較的最近フジクラ株を保有した人の中に,
含み益でウハウハ状態になっているお方が
少なからずいるのでは…???
アタクシは,そう推測いたしました。

それで間違いない場合,含み益を有している株主としては,
決算発表の内容が嫌気されて,
株価が下がりまくる事態(含み益が吹っ飛ぶ事態)を
避けようとするのが普通だと思われるので,
発表がある前に,保有株の一部か全部を
手仕舞い(=売却して利益を確定)する
人が増えるのではなかろうか???
そう考えました。
決算発表が近づいてくると,株価が下落していく現象は,
よく見られます。
…で,5月14日の後場が開始されてからの
フジクラの株価をウォッチいたしました,
後場にはいってからのフジクラの株価は…,
7,800円から7,882円位にまで上がった後,
7,810円→7,791円→7,754円→7,721円→7,678円→7,625円
→7,602円→7,373円…と下がっていきました。
1時間15分程の間に,500円強の幅で落ちていったわけです。
株価が,明らかな下落基調に入ったのを見て,
「やっぱ,決算発表の内容を警戒しての利益確定売りが
嵩んできたんだな…」
という思いを強め,それとともに,
フジクラの株価が7,750円を下回ったところで,
空売りをしかけることにしました。
具体的には…,
7,746円で新規信用売り(=空売り)注文を出し,それが約定。
その後は,次のスタンスで,返済買い注文(決済注文)を
出していくことにしました。
○株価が7,765円を超えてきたら…,
⇒ 即ロスカットする(損切りの為の成行注文発注)。
○株価が下がっていく勢いが衰えたと感じるところまでは…,
⇒ ねばって,勢いが弱まった瞬間に,即利益確定の為の
成行注文を発注する。
ただし,タイムリミットは,14時(決算発表予定時刻)。

結果はと申しますと…,
空売りをした後も,フジクラの株価は,下げの方向性が続き,
7,700円のラインも順調?に割ってきました。
その後も,どんどん落ちていきます。
なので,ウォッチを継続。
…んで,あとちょっとで,
リミットの14時になるというタイミングで,
7,670円を指値とする返済買い注文を出して,
それが直ちに約定してくれました。
今回の取り引きの利ざやは,
76円(7,746円-7,670円)×○○○株(売買株数)
ネット証券の日計り信用取引であるため,
手数料等がかかりません。

根拠のある株価下落局面では,「空売り」という手を使って,
ある程度の自信をもって,落ちてくるナイフをつかみにいくことが
でけます。はい。




