字牌待ち | takuteiオフィシャルブログ「takuteiのほぼ麻雀」Powered by Ameba

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麻雀ロンのことや各種麻雀放送のことなど。

今回もカジサンマの話。

 

5巡目、チートイツでテンパイ。

 

が場に1枚切れなら単騎。これ以上のアガりやすい待ちはそんなにないし、ドラの待ちが良いわけでもない。だから即リーチでもいいだろう。ただし、がション牌ならヤミテンで様子をみたい。他家がトイツ以上で持っているかもしれないからだ。カジサンマの場合、アガりに向かう手段として「役牌ポン」がかなり重要、かつ基本的に放銃でもツモでも支払いがほぼ同じだからオリが極めて少ない。リーチをかけても、四麻に比べ(リーチに対して回ったりして)役牌のトイツ落としをしてくれるケースがほとんどないのである。

 

なので、序盤で字牌がバラ切りされ、数牌が出だしたら「相手が字牌の整理が終わった」という段階で、が捨てられる可能性がかなり下がる。もちろん単に手にないこともある。が、相手がトイツ・暗刻で持っていて出にくくなるのである。しばらく待ちのヤミテンに構え、適当なところで良さそうな待ちに変えるのがお勧めだ。ヤミテンを推奨する理由はこのためである。

 

もう1つのケース。

 

4巡目テンパイでが場に1枚切れ。先ほどのチートイツの構え方からすれば即リーチもありだが、この手牌の場合、引きなどで待ちが増える可能性も十分ある。カジサンマはツモればアガリ点が倍になるので、ツモりやすい待ちに変えることが大切。だからこのテンパイも打単騎のヤミテンを推奨する。単騎リーチでもそこそこアガれるし、ヤミテンだと他家からロンできずにアガリを逃すデメリットもあるが、それ以上に待ち変えからのツモアガリのメリットを重くみたほうが良いと思う。