PHASE-03 マイナス工作でスケール感を出す。 | G-Remodeling

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主にガンプラの改造・改修の過程等を掲載します。

■やっと厳しい冬の季節が終わり、ポカポカと温かい春が到来!休みの日は午後の温かい日差しを浴びながら 製作の途中でまったりとしてしまいます。う~ん至福のひと時です。桜

皆さま如何お過ごしでしょうか。。。

 

■さて、お待たせ致しましたライジングフリーダムの改修です。今回は私自身気になっていた腰のレールガンの改修です。このキットではレールガンの減幅工作が必須でした。(個人的に)

このライフりのキットは秀悦で良くできているキットかと思いますが、私は更に上の「スケール感」を求めています。スケール感というのは分かり易く言うとHGのキットなのにもう一つ上のMGキットに見えるように改修すると言う事です。たまにそういう完成品を見る事があるかと思いますが、そこには画像の見え方というのもあるのですが間違いなく改修による完成度の高さクオリティーの高さが求められるかと思います。なのでこのキットをMGの様に見せる為には「頭部を小さく見せる為のスタイル改修」と「腰のレールガンの減幅工作」が必須でした。

 

■最初はレールガンのフルスクラッチも考えていたのですが、製作時間もあまり取れない状況なので

キットでの改修を軸として工作しました。

 

 

                

■やはりこのレールガンは全体で見るとゴロッとしていて太く感じます。後方から先端まで同じ太さのキットに対し劇中だとレールガンはもっとシャープな感じで、私の中では先端が少し細くなるイメージです。

その事を踏まえて改修をしていきたいと思います。

 

■このキットのレールガンを細くするには各パーツを半割にして内側から削って再接着をするという方法でレールガン全体を細く縮小していこうと思います。

 

 

 

▲キットの厚みを測ったところ厚みが4.5mmありました。

 

 

 

▲半割にして3mmの厚さにして再接着しました。その際に合わせ目のを消す作業も並行して行いました。結果はキットより1.5mm薄くなりました。(4.5mm⇒3mmに)

 

 

▲半割にして裏側を削るのに注意する事は削りすぎないと言う事です。その為にプラ材の端切れを使って簡単な治具を作ってやりました。参考までに・・・・;因みに治具は瞬間接着剤の点付けで仮固定しています。

 

 

▲ここもキットの厚みが4.5mmあります。

 

 

このパーツは一体化になっているパーツですがエッチングソーなどを使って半分に切断して1mmほど削って再接着します。(4.5mm⇒3.5mmに)

 

 

▲後方のセパレート部分ですがこれはキットの物の厚みで3mmあります。

 

 

▲これは0・5mm弱削って約2.3㎜くらいに調整してあります。

 

 

■これで全てのパーツの厚み調整が出来ました。では比較と共に見ていきましょう。

 

 

▲上から見た厚みの比較です。下がキットの物で上が薄くしたものです。

 

 

 

▲画像を見て右が改修品です。キットでの先っぽの赤い部分はプラ板で新規製作しています。

因みにフレームも合わせて薄く加工しています。

 

 

■次に全体の比較になります。

 

 

■画像で見比べて頂くと分かると思いますがキットより薄くなったのが分かると思います。また先端に行くほど細くなり長さを少し短く調整しています。

 

■それでは今までの改修も含め改めて全体像をご覧下さい。

 

 

■如何でしょうか?冒頭で言ってましたスケール感というやつが出たように見えるでしょうか?

 

■他に腰のフロントアーマーを少々延長するとか各所の可動部分の改修や最終的なディテール追加等まだする事がてんこ盛りですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

■追伸、ナイチンゲール改修ですが現在サイドアーマーの改修が少しづつですが進んでおります。

形状の変更はほぼ出来ているもののディテールで少々つまづいている所であります。

次回はナイチンゲールの記事をUP出来るように頑張りたいと思っていますのでナイチンゲール推しの読者様にはもう少々お待ちください。。。