■最近、何となくモチベーションが上がらず、作りたい衝動に駆られるようなキットが無く、
さて、どうしたものかと悶々とした日々を過ごしています。
でも、これじゃあダメだなと言う事で、一旦休憩してリハビリで1/144を作ろうと思います。
そこでキットは何にするか迷ったのですが、割と好きだけどあまり作りたくない機体にしました。
それはSEDD系の・・・・・・
■HGCEのストフリです。
旧のHGストフリに比べたら格段にプロポーションが良くなっていて、ほぼ修正する所が無い感じです。
ただこのキットで個人的に一つ気になるのは、背部のウイングユニットです。
本体に比べてみて、もう少しスリム化するとバランスが良いように思います。
あと重量があり自立が難しいので、サポート無しで立てるように出来たらと思います。
■そこで背部のウイングユニットはプラ板で全て作り直し、ついでに軽量化を図っていきたいと思います。
■正直これ、リハビリというより修行になるのかなぁ~・・・かなり前ですが、MGのストフリ作った時に、羽根の改修で心が折れそうになりました。以後ストフリはもう作らないだろうなと思っていましたが、
こんな形でまた作るとは、、、しかもフルスクラッチ・・・・我ながら正気の沙汰とは思えない感じです。(笑)
■さて、まず手始めに軽く図案っぽいのを描いて、大まかにイメージしていきます。
■細かなディテールは後から考える事にして、形状としてはこんな感じかな?
羽根が少し延長になっています。
■では、手始めにEQFU-3Xスパードラグーンを作っていきます。
羽根の青い部分で、SEEDを知らない方に言い換えるとすればドラグーンとは、フィンファンネルと同じ機能です。
■ドラグーンの原型となる部分を0.5mmのプラ板で片側4基×2面で8枚、更に反対側も同じで
合計16枚切り抜きました。(汗)
■次に、1枚1枚に厚みと形状をだす工作をしていこうと思います。
■厚みと形状をだす方法としては、積層(積層とは、プラ板を貼り合わせてヤスって形を出す方法です)とパテ盛り・箱組があります。今回は難易度は高く面倒な方法ですが、軽量化する為には箱組という選択肢しかないので、覚悟を決めて箱組の地獄ルートを選択しました(泣)
また、素材は軽くするために0.5mmをチョイスです。
組んだ後にヤスリで整えるので、結局0.3mmくらいの厚さになる計算です。
■プラ板にパネル割の形状をシャープペンで書き込んで・・・・。
■パーツ形状を転写します。
プラ板にシャープペンで書いた部分はマスキングを貼って剥がすだけで転写できますが、
それ以外の部分は形状を書き込んでおきます。
■マスキングを剥がして、プラ板に貼るとこのようにパーツの形が出るので、切り抜いていきましょう。
■パーツが出来ました。
因みにコレも同じ物を16枚作る事になります。(笑)
■箱組にする為に、山の形に加工した骨となる物を入れます。
厚みは最大部分で1mmになります。
■さきほど作っておいたパーツを瞬接で貼っちゃいます。
■次に手前部分を貼ります。プラ板をシャープペンで書き込んだラインの形状に切って貼り付けます。
アウトラインの方は長めに出しておいて貼り付け後にカットしちゃいます。
■反対側も同じく加工します。
■これで立体的な箱組の羽根が出来ました。
あとは合わせ目やエンドラインに瞬間接着剤を盛って、ヤスって整えていきます。
■完成!
■これを2枚一組にしてウイングのドラグーンを8基作っていきます。
■あー・・・コレを精度を出しつつ全部で18枚作るのか・・・・・キツイなぁ~
取り敢えず片側の4基分8枚とユニット先に作ってしまいたいと思います。
■ではまた、後ほど続きをお知らせします。