■さてさて、まだ塗装前なのですが、脚の改修が出来上がりました。
何時もだと、「脚のディテ改修は御覧の通りです」で終わってしまうのですが、
今回は珍しく100%解説してみたいと思います。
では、まず全体の出来上がりから・・・・・
■最終的に、こんな感じで収まりました。
■では、各部のパーツごとに簡単な解説をしていきたいと思います。
■太腿は全体の比率的に短く感じたので4.5mmほど延長し、のっぺりとした印象を払拭する為に、
ヤスリでエッジをたてて、プラ板ディテで変化を付けて、パネルラインやスリット系のディテで情報量を
増やしています。
■裏側もエッジを立てて、サイドからパネルラインを軽くいれています。
■膝もかなり、のっぺりとして面白くない感じだったので、メカディテやモールなどを配して段を設け、
情報量を上げて、それらしくしてみました。
■膝下サイドのスラスターユニットもモールやパネルラインで、情報量を上げて、スリット的な露出メカ
をポイントとしてみました。
■スラスターユニットの正面部分には、スリットを設けてフレームメカを露出させて、露出したメカが前面に浮き出るように、それらしく手を加えてみました。
カラーラインとは、パネルラインで囲った部分の色調を微妙に変えて露出メカを強調するためのラインです。
■膝下内側のスラスターユニットですが、情報量を上げつつ、小さめのダクト等を
点在させる事により、うるさくならない様にまとめてみました。
先程からあるSマーカーやSサインと言うのは、仕上げにレッド・ブルー・グリーン等の所謂サイン系の光を反射して光って見える塗装仕上げのチップを差し込みます。(詳しくは少し前のこの製作記を参照。)
■膝下の脚が短く感じましたが、フレームは延長せずにアーマーのみを5mm延長して視覚的に調整しています。
ここも、のっぺりとしていたのでエッジ出しやディテ等でカバーしています。
アーマーの表面に凹と凸を組み合わせて、足し算と引き算で情報量を調節しています。
■脹脛と言いますか膝裏のアーマーですが放熱用のダクトを設けています。
メタル製のエネルギーホースがキットの付属となっていますが隠れてしまうので、チラ見えになる様にスリット開口しました。
■この辺もディテやラインで全体調整し、アンクルガードは脛アーマーの延長に伴い5mm延長しています。ここの延長は、ただの接着では強度が確保できないので、特殊な方法で接合しています。
(この製作記の前章を参照)
■踵の部分もこんな感じでディテをいれています。
■以上、こんな感じで手を加えています。
どうだったでしょうか?見た目より手を加えていると感じたでしょうか?それとも全然甘いなぁ~と感じたでしょうか?私的には、もう一皮剥けたいなと思い悩む今日この頃でした。ε- (´ー`*)フッ