今回は、暫くぶりに製作の『ゐ・ろ・は』をUPしたいと思います。
製作の『ゐ・ろ・は』とは、基本的な製作のやり方を私なりの解釈を基にビギナーの方にガンプラ ライフをより一層楽しんで頂こう!という企画です。
ビギナー向けの基本的な内容なので中級・上級者の方々には退屈な内容かもしれませんがご容赦願います。
ディテールでランクUP!!の巻
■単にディテールと言っても、なかなか難しく困った経験が誰しもあると思います、「俺はセンスがないからダメだ・・・」と半ば諦め気味に・・・・。
確かにディテールはセンスが重要だという事は否めません、しかし基本的な事を理解すると其れなりなディテールが出来るようになり、後は多くのものを見て学んでセンスを磨くとよいかと思います。今回は、その基本的な事に重点を置いて説明したいと思います。
■では、まず画像をご覧ください。
■これは、只今製作中のナイチンゲールのリアアーマーのバインダーですが、これを基本に説明していきたいと思います。
■一番間違えやすいディテールは、この上にただ単にㇷ゚ラ材をペタペタと貼ってしまうという事で、こういった場合、如何にもという感じになってしまします。
■リアルなディテール作りの基本としては「プラス」のディテールと「マイナス」のディテールを上手く組み合わせ活用するという事です。
■「プラス」と「マイナス」のディテールとはキットの表面を基準として出っ張るディテールを「プラス」・低くなるディテールを「マイナス」と言います。つまりディテールの基本とは、このプラスとマイナスを上手く組み合わせて作るという事です。
■加工途中なので切り刻んでいますが、上の画像のリアのバインダーです。
■まずは、開口してマイナスのディテの基盤を作ります、もう一方でエポパテでプラスの形状を製作します。
■先ほどの開口の裏に0.5㎜のㇷ゚ラ板を張って段落ちのマイナス面を作ります。
■更にエポパテで盛り上げたプラスのベースを使い、マイナスとプラスの要素を持ったフィンを製作しました。
■➡ ・・・・ ―(青)はプラスのディテールです。
■プラスとマイナスのディテールに絡めてスジ彫りを加えていきます。スジ彫りは出来れば何種類か太さを変えた方が効果的です。
■こういったモール等を付ける場合は、ただ単に貼り付けるだけだととって付けた感が否めないので、モールを張る部分にマイナスの面を作ってひと手間かけると見栄えが良くなります。
また、画像のように更にもう一段マイナス面を加えるとGood!
■これで一応出来上がりですが、全体の感じが分かりやすいようにサフを吹いてみましたので、ご覧くださいませ。
■如何でしょうか?こんな感じで、のぺ~~っとしたカマキリのケツみたいなナイチンゲールのリアアーマーを攻撃的な感じに改修をしています。
■これは、一つの例として捉えて頂き、今回の「プラス」と「マイナス」を取り入れ、より良い自分好みのディテールを開拓していって下さい。
それでは次回、いつになるか分かりませんが不定期にて製作の「ゐ・ろ・は」をブチ込んでいこうと思います。(^~^)